レジまわりスッキリ!レジカウンターをシンプルにするアイディア

BUYER SELECTION
2014.06.05

レジまわりスッキリ!レジカウンターをシンプルにするアイディア

メモ用紙やボールペンなどの筆記用具、セロテープにホッチキス...

レジカウンターはスタッフのメイン作業エリアなので、いろんなモノが置かれて煩雑になりがち。でもお客さまが気持ちよくお買い物できるよう、シンプルでスッキリと整理整頓させておきたいですよね。

ではそんなあなたの為に、今からでも遅くない!レジまわりをスッキリさせるアイディアを実例とともにご紹介しましょう。

大きくて高さのあるレジは、カウンターに置かない

一般的にレジの背面には「カスタマーディスプレイ」という、金額表示の液晶がついています。ですから、レジカウンターにどーんと配置するのが基本です。

しかしレジは大きくて高さがありますから、可能であればレジカウンターに置かない。または、レジカウンター自体の形状を工夫します。よく、レジを置く場所だけ天板が少し低くなっているレジカウンターを見かけますよね。これらには、”現金” の収納場所を、お客さまから見えない位置や手の届かない位置に配置し防犯に努めるという意味もあります。

しかしやはりレジカウンターにレジを置かないと、お客さんと向き合いながらのレジ打ちができなくなるので、場合によってはとても不便になるかも知れません。

スマホやタブレットのレジが効果的

ストア・ストアでご紹介している、スマレジやAirレジなどのタブレットPOSなら、レジと金庫、プリンターがバラバラなのでレイアウトの自由度がとても高くなります。

定番はタブレットだけをカウンター上に置き、プリンターや金庫は棚下に収納する方式です。

これで、お客さまと向き合いながらレジ操作が可能。そして金庫はお客さまから見えない位置に置くことができました。

タブレットではなくスマホのレジなら、さらにスッキリします。

ここまでくれば、このスッキリ加減に好感が持て、スタッフも「文房具や事務用品を机の上に放置しない!」といったルールを守りたくなるでしょう。

iPhone でおなじみのアップルストアさんではフロアのどこにいてもお会計ができるように商品陳列テーブルの下にくっつけちゃってます。

もうレジカウンターすらありませんから、スタッフは店内フロアに積極的に出てゆくことになりますね。

お見事!完全に店内に溶け込んだレジ

また、こんな感じでプリンターやキャッシュドロワーを隠してしまってるお店を大阪で発見しました。「ストア・ストア」としては、お話を聞かない訳にはいかない!ということで、取材させて頂きました。

どうです?レジなんてどこにもないと思うくらいスッキリしてますよね。

トレイの上に置いてあるPOSレジ端末と連動していて、お会計の時は、レシートが出力され、キャッシュドロワーが開きます。

店内も、スッキリ見やすいレイアウトです。

このとってもお洒落なお店 Delight. のオーナーである Spread inc. 代表取締役 飯田さんにレジまわりをスッキリさせる秘訣を伺ってみました。

ストア・ストア
- すごくスッキリしてますね!はじめはレジがないと思いました(笑)オープン時からこのような感じなのでしょうか?

飯田さん
- はい(笑)オープン時からこんな感じです。お客さんにも不思議がられます。

ストア・ストア
- 何故、こんな感じにしようと思ったのですか?

飯田さん
- もともとレジが見えなかったりカウンターの無いすっきりとしたお店を作ってみたくオープン時よりこんな仕様になってます。

記者
- タブレットPOSの存在は以前から知っていたのですか?(スマレジを採用されていました)

飯田さん
- ちょうどこの「DELIGHT.」をオープンする前により効率よく店の運営が出来ないものかと思い調べてたらタブレットPOSの存在を知りました。

記者
- 使ってみてどうでしたか?

飯田さん
- お客さんから「何ですかこれ???」「最新ですね~」「かっこいいっ」と初めて見たお客さんはすごく驚いてましたね。ビジュアル的にも最高です!!

記者
- 棚卸しにも利用されているんですよね。以前はハンディーターミナルで棚卸しされていたそうですが、実際のところどうなんですか?スッキリしました?(笑)

飯田さん
- めちゃくちゃ短縮化しました!!導入以前にスタッフ達が今までやっていた業務がスマレジ自体を導入した事で棚卸しはもちろん、その他データ共有や店の運営、すべてにおいて時間短縮に繋がったと思います。

記者
- どうもありがとうございました。

こちらのお店で利用されているキャッシュドロアやレシートプリンターなどの周辺機器は、コンパクトにまとめやすいものがチョイスされていました。

※ 新店舗では、scan jacket(iPod Touch用)ではなく、ARK-5000Xを導入されているそうです。

いかがでしたか?あなたのお店のレジまわりをスッキリさせるヒントになれば幸いです。

取材協力: DELIGHT. (Spread inc.
〒550-0015 大阪府大阪市西区南堀江1-19-3
地下鉄四ツ橋線 四ツ橋駅 5番出口 より徒歩4分

撮影: Sugarl 佐藤学ぶ

バイヤーセレクション

ストア・ストアのバイヤーがオススメする、こだわりの商品をご紹介。商品の比較や利用シーンコラムなど、店舗運営に役立つ記事を掲載していきます。

ストア・ストアが厳選する
おすすめ商品