【まず型番を確認】mC-Print2がスマレジに繋がらない時の対処法

スマレジとmC-Print2の初期設定を済ませたのにプリンターがつながらない、という状況は開業前の準備中に多く寄せられる問い合わせのひとつです。実はmC-Print2には型番によってBluetooth対応の有無が異なるという見落としやすいポイントがあり、原因の切り分けはまずそこから始まります。この記事では原因別の対処手順と、開業後の故障リスクに備える保証の活用方法をまとめています。

状況別の結論

まず型番を確認

本体底面のシールで確認してください。「MCP20」(末尾Bなし)のみBluetooth非対応、それ以外(MCP20B・MCP21LB・MCP21LBNH)は対応です(詳しくは本文で解説)。

Bluetooth接続でつながらない場合

iPadの「設定」アプリでBluetooth欄に「mC-Print2-XXXX」が表示・接続済みになっているか確認。スマレジアプリ内のペアリング操作は不要で、OS側のペアリングのみで動作します。

Ethernet(LAN)接続でつながらない場合

レジ端末とmC-Print2が同じネットワークに接続されているか、IPアドレスが固定されているかを確認してください。

設定は合っているはずなのにつながらない場合

Bluetoothの登録を解除して再ペアリングする、または本体を再起動すると解消するケースがあります。

Bluetoothランプ(LED)が光らない場合

故障とは限りません。下記「Bluetoothランプが光らない場合の確認ポイント」をご覧ください。

Bluetooth・LAN以外の印刷トラブル(用紙づまり・印字がかすれる等)でお困りの場合はこちらのトラブル解決記事もあわせてご確認ください。

mC-Print2 スマレジ 初期設定 Bluetooth LAN接続
iPadレジプリンター mC-Print2(STORE STOREで仕様を確認する)

スマレジでmC-Print2がつながらない?初期設定で失敗する原因を接続方式別に解説

ポイント:まず型番、次にBluetooth・LAN・USBのどの方式かを確認します

mC-Print2にはMCP20(末尾にBがつかないモデル・Bluetooth非対応)と、MCP20B(旧型・2020年6月販売終了)・MCP21LB/MCP21LBNH(現行型)というBluetooth対応モデルがあり、Bluetoothで接続しようとしているのにそもそも非対応モデルだった、というケースが起こり得ます。特に居抜き物件や中古で入手した機体は「MCP20」と「MCP20B」を見間違えやすいため、本体底面のシールで型番の末尾1文字まで確認してから、以下の接続方式別の確認に進んでください。

Bluetooth接続の場合

スマレジアプリ内にペアリングボタンは存在しません。iPad本体の「設定」→「Bluetooth」からmC-Print2(表示名は「mC-Print2-XXXX」)を選択してOSレベルでペアリングを完了させてから、スマレジアプリの「設定>プリンター設定>使用プリンタ」で「mC-Print2(Bluetooth/USB)」を選ぶ順番が正しい手順です。この順番が逆になっているケースが当店への問い合わせでは多く見られます。

Ethernet(LAN)接続の場合

mC-Print2をEthernet接続で使う場合、あらかじめ固定IPアドレスの設定が必要です。加えて、iPadの「設定>アプリ>スマレジ」で「ローカルネットワーク」がON(緑色)になっているかも確認してください。レジ端末が接続しているWi-Fiとプリンターが異なるネットワークの場合、印刷は行えません

USB(Lightning)接続の場合

スマレジはUSB接続のmC-Print2にも対応しています。プリンター背面の「iPad」と記載されたUSB端子とiPad本体をLightningケーブル1本で直結するシンプルな接続方式です。なお、USB接続を使う場合はあらかじめmC-Print2とiPadのBluetooth接続を解除してください。Bluetoothが接続された状態ではUSB接続が正常に動作しない場合があります。また、Lightning端子を搭載していないiPad(USB Type-C搭載の新しいiPadなど)では、この接続方式自体が利用できません。

設定が合っているはずなのに繋がらない時は「Bluetoothの登録解除」を試す

接続方式を何度も確認したのにmC-Print2がスマレジに認識されない場合は、iPadとmC-Print2のBluetooth登録を一度解除してから再ペアリングすることでエラーが解消するケースが多々あります。

手順は、iPadの「設定」アプリ→「Bluetooth」を開き、「mC-Print2-XXXX」の右側にある「i」アイコンをタッチ→「このデバイスの登録を解除」を選択します。登録解除後、プリンター本体前面の電源ボタンを1秒以上長押しし、Power LED(青)が消灯するまで押して一度電源を切ってから、再度電源を入れて最初からペアリングをやり直してください。

Bluetoothランプが光らない場合の確認ポイント

「Bluetoothランプが光らない=故障」とは限りません。mC-Print2のBluetooth LEDは常時点灯するものではなく、Bluetooth接続による印刷実行時やステータス取得時のみ点灯する仕様です(スター精密公式サポートで確認)。常時点灯すると思い込んでいると「光らない」と感じてしまいますが、実際は仕様どおりの動作である可能性があります。

確認すべきは、まずPower LED(電源ランプ)の状態です。mC-Print2はバッテリーを内蔵しておらず、ACアダプターからの給電が常に必要な機種です。Power LEDも含めて点灯しない場合は、以下を確認してください。

  • ▪️ACアダプターのケーブルが本体・コンセント双方にしっかり差し込まれているか
  • ▪️使用しているコンセント自体が通電しているか(他の機器で確認)
  • ▪️プリンターカバーがしっかり閉じられているか(カバーが浮いているとPower LEDが赤点灯し、印刷できません)

上記を確認してもPower LEDが点灯しない場合は、本体またはACアダプターの故障が疑われます。STORE STOREで購入した場合は、下記の先出しセンドバック保証の対象となります。

mC-Print2 接続方式別 初期設定チェックの流れ(スマレジの場合)

Bluetooth型番がBluetooth対応(MCP21LB系/MCP20B)か確認 → iPad設定でmC-Print2を確認 → OSでペアリング → スマレジ側でBluetoothを選択
LAN固定IPを設定 → ローカルネットワーク権限をON → 同一ネットワークか確認 → スマレジ設定にIPを入力
USB対応iPadか確認 → Bluetooth接続を事前に解除 → Lightningケーブルで直結 → スマレジ側でUSBを選択

※ LAN接続はIPアドレス固定を忘れると再起動後に接続が切れやすくなるため要注意です。

ここまでの手順を試しても直らない場合、次に確認してほしいのが接続方式ごとのPOS対応状況です。他のPOSサービスへの乗り換えを考えている方は特にチェックしてみてください。

スマレジ以外のPOSでもmC-Print2を使う予定がある場合の接続方式の選び方

ポイント:4サービス共通で使える接続方式は存在しません

開業後にPOSサービスを変更したり、複数のPOSを併用したりする可能性がある場合、接続方式の選択が後から効いてきます。mC-Print2の主要POS別の対応状況は以下のとおりです。

POSサービス Bluetooth LAN USB
スマレジ
Airレジ ◯※1 ×
Square △※2 ◯※3
STORESレジ ×※4 ×※4 ×※4

※1 Airレジの動作確認対象はMCP21LBのみです。
※2 SquareのBluetooth接続はiOS端末のみ対応、Androidは非対応です。
※3 Android端末の場合はUSB OTGアダプタ経由での接続になります。
※4 STORESレジ公式ヘルプの「対応している周辺機器」ページ(2026年8月時点の最新版)にmC-Print2は掲載されていません。兄弟機種のmC-Print3(MCP31LB)は同ページに明記されていますが、mC-Print2は現時点でSTORESレジの公式サポート対象外です。

また、Bluetooth(無線)とUSB(有線)の同時利用はできず、どちらか一方を選択する必要があります。導入前に必ず公式ヘルプページで最新の対応状況をご確認ください。

将来的にPOSの変更や複数POS併用を想定している場合、4サービスすべてに共通して使える接続方式は存在しません。スマレジ・Airレジ・Square・STORESレジのどれに乗り換える可能性があるかによって最適な接続方式が変わるため、候補となるPOSの対応表を個別に確認してください。

※ 上記の対応状況は当店が各社公式情報をもとに確認したものです。製品のファームウェアアップデートやPOSサービスの仕様変更により対応状況が変わる場合があります。

ご購入前に各サービスの公式ヘルプページでの最新情報をご確認ください。
スマレジ: help.smaregi.jp / Airレジ: faq.airregi.jp / Square: squareup.com/jp/ja/compatibility / STORESレジ: regi-faq.stores.jp

比較軸 Bluetooth LAN(有線) USB
設置手間 配線不要 配線工事が必要な場合あり 配線不要
距離の制約 iPadとの距離が離れると不安定 ルーター経由で広い範囲もOK ケーブル長に依存
通信安定性 電波干渉を受けやすい 安定 最も安定
対応表の確認、お疲れさまでした。続いては、設定を見直しても改善しない場合に頼れる保証制度をご紹介します。

それでもつながらないときにSTORE STOREの1年間先出しセンドバック保証を活用する

ポイント:故障の疑いがある場合は先出し保証で店舗を止めずに対応できます

設定手順を確認してもmC-Print2がスマレジにつながらない場合、プリンター本体の初期不良や故障が原因である可能性があります。STORE STOREで購入したmC-Print2には1年間の先出しセンドバック保証が付帯しています。

先出しセンドバック保証とは、障害通知を受けてから3営業日以内に代替機を発送することを原則とした保証です。故障品の返送を待ってから対応するのではなく、先に代替機が届く仕組みのため、開業直後の稼働中に不具合が発生した場合でも店舗を止めずに対応できる体制を整えています。

なお、STORE STOREはスマレジの直営ECサイトであり、スマレジ公式ヘルプページ(help.smaregi.jp)に対応機器として掲載されている機種を販売しています。設定方法の疑問が生じた際も、スマレジ公式情報との照合がしやすい環境にあります。

  • 保証対象:mC-Print2・mC-Print3・TM-m30シリーズ・mPOP全モデル・SocketScan S700 / S720 / S740 ほか
  • 保証期間:発送日より1年間(シリアル番号が必要)
  • 保証対象外:キャッシュドロア単体・ラベルプリンター・レシート用紙

詳細・最新の対象商品はSTORE STORE規約ページをご確認ください(store-store.jp/service/hardware-kitei)。

開業前に確認しておきたいmC-Print2の機器構成と消耗品

ポイント:ドロア・バーコードリーダー・用紙は事前にまとめて確認しておくと安心です

mC-Print2はスマレジでBluetooth・LAN・USBのいずれでも使える汎用性の高いプリンターですが、開業前に機器構成全体を確認しておくと設定時の手戻りを減らせます。

キャッシュドロアが必要な場合は、同じスター精密製のmJ-Drawerと組み合わせるのが基本です。バーコードリーダーを合わせて揃えるなら、mC-Print2・mPOP対応のBCR-POPが接続できます。

mC-Print2で使用するレシートロール紙は58mm幅ですが、同じ58mm幅でもmC-Print3・TM-m30系とは巻径が異なるため、ロール紙は共用できません。開業後に在庫切れで営業が止まらないよう、mC-Print2・mPOP対応の専用ロール紙をまとめて手配しておくことをお勧めします。

レシートロール紙(58x50x12)mPOP・mC-Print2対応
レシートロール紙(58x50x12)mPOP・mC-Print2対応(STORE STOREで仕様を確認する)

よくある質問

Q. 型番によってBluetoothが使えないと聞きましたが、本当ですか?

はい。mC-Print2には末尾にBがつかない「MCP20」(Bluetooth非対応)と、「MCP20B」(旧型・2020年6月販売終了)・「MCP21LB/MCP21LBNH」(現行型)というBluetooth対応モデルがあります(スター精密公式マニュアルで確認)。STORE STOREで販売しているのはBluetooth対応の現行型MCP21LBです。中古品や居抜き物件で機種を引き継いだ場合は、本体底面のシールで型番の末尾1文字まで確認してください。

Q. Bluetoothのランプが光らないのですが、故障ですか?

mC-Print2のBluetooth LEDは、常時点灯するものではなく印刷実行時やステータス取得時のみ点灯する仕様です(スター精密公式サポートで確認)。常時点灯すると思って「光らない」と感じている場合は、仕様どおりの可能性があります。まずは電源自体が入っているか(Power LEDの色)を確認してください。

Q. スマレジとmC-Print2のBluetooth接続が、使用中に突然切れることがあります。原因は何ですか?

他のiPadと重複してペアリングされている、またはオートコネクション機能がOFFになっているケースが多い原因です。iPadの「設定」→「Bluetooth」でmC-Print2の「i」ボタンから一度登録を解除してから再ペアリングし、あわせてオートコネクション機能がONになっているかもご確認ください。

Q. Ethernet(LAN)接続でレシートが印刷されません。

レジ端末とmC-Print2が同じネットワークに接続されているかをまず確認してください。異なるネットワーク(別のWi-Fi)に接続していると印刷できません。また、iPadの「設定>アプリ>スマレジ」で「ローカルネットワーク」がONになっているかもご確認ください。

Q. USB(Lightning)接続で使えないのですが。

Lightning端子非搭載のiPad(USB Type-C搭載の新しいiPad)では、Lightningケーブルを使ったUSB接続は利用できません。また、Bluetooth接続が残ったままだとUSB接続が正常に動作しない場合があるため、事前にBluetooth接続を解除してください。

Q. 先出しセンドバック保証は使えますか?

mC-Print2はSTORE STOREの先出しセンドバック保証の対象機種です。障害通知から原則3営業日以内に代替機を発送します。詳細はstore-store.jp/service/hardware-kiteiでご確認ください。

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mC-Print2はスマレジ・Airレジ・Square・STORESレジのいずれでも使えるため、開業後のPOS変更にも対応しやすいプリンターです。

型番と接続方式を確認してから手配しておくと、開業当日の設定トラブルを大幅に減らせます。STORE STOREでは対応機種・保証内容を商品ページで確認できます。

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▶︎この記事を書いた人

STORESTORE編集部
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