結論:窓口の使い方で選ぶ機種は変わります
→ 窓口カウンター1〜2台で、繁忙期の会計待ちを減らしたい → 据え置き型レシートプリンター『mC-Print3』
→ 旅行フェア出展・出張相談会など、窓口を外に持ち出す機会がある → モバイルプリンター『SM-S210i』
→ 新規出店や複数店舗展開で、機種をそろえて管理を楽にしたい → レシートプリンター『TM-m30 III-H』
目次
旅行代理店の窓口でPOS周辺機器が必要になる場面
結論:旅行代金を受け取ったときの領収書・レシート発行が、POS周辺機器の主な出番です。
旅行代理店は小売店のように商品をレジでスキャンする場面が多いわけではありません。とはいえ、窓口でお客様から旅行代金を現金やカードで受け取ったあと、領収書やレシートを発行する場面は日常的に発生します。特にゴールデンウィークやお盆、年末年始といった繁忙期は窓口が混み合いやすく、会計処理に時間がかかると窓口全体の回転が悪くなり、待たせてしまうお客様も増えます。ここで役立つのが、POSレジと連携するレシートプリンターや、必要に応じたキャッシュドロアといった周辺機器です。
正直なところ、旅行代理店向けにPOS周辺機器の選び方をまとめた情報はまだ多くなく、飲食店や小売店向けの情報をそのまま参考にしているケースも見かけます。ただ、旅行代理店の窓口は「大量の商品を次々スキャンする」わけではないので、選ぶ基準も少し違ってきます。契約内容の確認や見積書の作成そのものはPOS周辺機器の役割ではなく、あくまで会計時の受領書発行・金額表示が中心になる、という前提で機種を見ていきます。
窓口の会計を止めない据え置き型プリンターの選び方
結論:窓口を固定して使うなら、電源の確保と接続方式の相性を先に確認しておきます。
据え置き型として候補に挙がるのが、レシートプリンター『mC-Print3』です。バッテリーは内蔵しておらず、ACアダプターでの電源供給が前提の機種のため、電源を確保できる窓口カウンターでの利用に向いています(電源が取りにくい仮設ブースのような場所には不向きです)。接続方式はBluetooth・LAN・USBに対応しています。Airレジでご利用の場合は、Bluetooth接続と有線USBケーブル接続の案内は用意されていますが、LAN(Ethernet)接続の案内はない点に注意してください。スマレジであれば接続方式の選択肢は広く、店舗のネットワーク環境に合わせて選べます。
出張相談・展示会など窓口を外に持ち出す場面のモバイル機器
結論:店舗の外で会計する機会があるなら、バッテリー内蔵のモバイルプリンターを選びます。
旅行フェアへの出展や、法人向けの出張相談会など、店舗のカウンター以外で会計を行う旅行代理店も少なくありません。こうした場面では電源を確保できないことが多く、ACアダプターが前提のmC-Print3では対応しづらくなります。候補になるのが、スター精密製のモバイルプリンター『SM-S210i』です。バッテリーを内蔵しており、Bluetooth・USB接続に対応しています。スマレジのほか、Airレジの公式対応プリンター一覧にも含まれている機種です。ロール紙の巻径は40mmで、持ち運びを前提にしたコンパクトなボディが特徴です。
新規出店・複数店舗展開時の機種統一
結論:店舗を増やすなら、消耗品と保守を揃えやすい機種で統一しておくと後が楽になります。
複数店舗を展開する旅行代理店では、店舗ごとに違う機種を使っていると、レシート用紙などの消耗品の管理や、故障時の問い合わせ窓口がバラバラになりやすくなります。新規出店のタイミングで機種を統一しておくと、本部側での在庫管理や問い合わせ対応がシンプルになります。候補になるのが、エプソン製の『TM-m30 III-H』です。USB Type-C(USB PD)での給電・通信に対応しており、設置に必要な上部の余白も最小2mmと省スペースです。有線LAN接続にも対応しているため、店内のWi-Fi環境が不安定な場合でも安定して使えます。ただし、Airレジの公式対応プリンター一覧にTM-m30シリーズは含まれていないため、Airレジを使っている店舗は導入前に確認しておいてください。
主要3機種の比較表
結論:「据え置きで安定運用」か「持ち出し前提」かで、選ぶ機種は変わります。
| 機種名 | 想定シーン | 接続方式 | 電源 | スマレジ | Airレジ |
|---|---|---|---|---|---|
| mC-Print3 | 窓口カウンターへの固定設置 | Bluetooth・LAN・USB | ACアダプター(バッテリー非搭載) | 対応 | 対応(Bluetooth・USB接続。LAN接続の案内なし) |
| SM-S210i | 出張相談・展示会への持ち出し | Bluetooth・USB | バッテリー内蔵 | 対応 | 対応(公式対応プリンター一覧に掲載) |
| TM-m30 III-H | 複数店舗での機種統一 | Bluetooth・Wi-Fi・USB Type-C(有線LAN含む) | ACアダプター | 対応 | 非対応(公式対応リストに掲載なし) |
よくある質問
- Q. 旅行代理店でもPOSレジは必要ですか?
- 必須ではありませんが、窓口での会計処理や領収書発行を効率化したい場合は、POSレジと周辺機器の導入が有効です。特に繁忙期の窓口回転を改善したい店舗には向いています。
- Q. Airレジを使っていますが、どのプリンターが使えますか?
- mC-Print3とSM-S210iは、いずれもAirレジの公式対応プリンター一覧に含まれています。ただしmC-Print3はLAN接続の案内がないため、Bluetoothまたは有線USB接続で利用してください。
- Q. 展示会やイベントブースでの利用に向いている機種は?
- バッテリーを内蔵しているSM-S210iが向いています。ACアダプターが前提のmC-Print3は、電源を確保しにくい場所には不向きです。
- Q. 複数店舗で機種を統一するメリットは?
- レシート用紙などの消耗品を共通化でき、故障時の問い合わせ窓口もまとめやすくなります。新規出店のタイミングで揃えておくと、後の管理の手間が減ります。
- Q. 故障したときの対応は?
- 対象機種であれば、当店独自の「先出しセンドバック保証」が利用でき、故障のご連絡から3営業日以内に代替機を発送します。
まとめ
旅行代理店の窓口業務でPOS周辺機器を選ぶときは、「窓口を固定して安定運用したいか」「窓口を外に持ち出す機会が多いか」を先に整理すると、機種選びで迷いにくくなります。繁忙期の会計待ちを減らしたいなら据え置き型のmC-Print3、展示会や出張相談が多いならモバイル型のSM-S210i、複数店舗を展開するなら機種統一を意識したTM-m30 III-Hが、それぞれの場面での候補になります。
複数台・複数店舗でのご検討の場合
スマレジ・Airレジ・Squareなど、主要POSシステム対応の周辺機器の大口注文承ります。
▪️お問い合わせ対応実績300件以上
▪️複数拠点への分納対応
▪️法人様向けの請求書払いご相談ください
この記事で紹介した機器



