【iPadのカメラでは読み取れない】書店のPOSレジ周辺機器の選び方

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STORESTORE編集部
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スマレジ・Airレジ・Square・STORESレジなどに使用するタブレットPOS周辺機器のことならお任せください。

開業に向けてPOSレジを選定中の新刊書店オーナーの方、今のレジをタブレット型に切り替えたい既存書店の方、文具や雑貨も一緒に扱う複合型書店の方へ。書店のレジ周りには、他の小売とは違う固有の壁があります。

結論:こんな時は、これを選ぶ

・新刊メイン、スマレジで運用予定 → 書籍のバーコードはレジアプリのカメラ読み取りには非対応という仕様のため、バーコードリーダー『SocketScan S740』が起点になります

「SocketScan S740」の商品ページを見る →

・書籍以外に文具・雑貨も扱う → 上記にレシートプリンター『TM-m30 III-H』キャッシュドロア『CD-A3336』を組み合わせて現金対応も一本化

Airレジで運用したい → 書籍の2段バーコード読み取り機能はAirレジにもありますが、Airレジと直接接続できるバーコードリーダーはSocket Mobile社の「S720」「S700」「CHS」のみで、上記のSocketScan S740はAirレジの対応機種に含まれていません。Airレジで運用する場合はSocketScan S720をご用意ください

SquareやSTORESレジを使いたい → どちらも「1商品につきバーコード1本」という登録の仕組みのため、ISBN側だけを商品バーコードとして登録すれば会計自体は可能です。ただし書籍の2段バーコードを自動連携させる専用機能は公式ヘルプに一切記載がなく、提供されていないと判断できます

書店のレジ業務、何がそんなに特殊なのか

ポイント:原因は「バーコードが2段構成である」という書籍特有のデータ構造にあります。

書籍の裏表紙のバーコードは2段構成です。GS1 Japanの公式説明によると、上段は「978」から始まるISBN、下段は日本独自の図書分類コードと税抜き本体価格を表しており、この2つを合わせて「書籍JANコード」と呼びます。スマレジの公式ヘルプ・アプリのカメラ対応バーコード規格一覧のいずれにも、ISBNはiPadのカメラ読み取りに非対応と明記されており、外付けのバーコードリーダーが前提です。

Airレジも同様に、上段・下段を順に読み取る専用のFAQページを用意しています。どちらも書籍専用の設定項目として正式に用意されている機能です。

「じゃあ結局、何を買えばレジが組めるの?」次の章で、実際の機器の組み合わせを具体的に説明します。

実際に揃える機器の組み合わせ

ポイント:起点はバーコードリーダー。プリンターとドロアはセットで検討します。

まず必要になるのがBluetooth接続のバーコードリーダーです。書籍JANコードは上段・下段の2回スキャンになるため、読み取り速度と持ちやすさが日々の会計時間に響きます。これにレシートプリンター・キャッシュドロア・専用のレシート用紙を合わせた下記4点が、書店レジの基本セットです。

SocketScan S740 商品ページバーコードリーダー『SocketScan S740』書籍JANコードの上段・下段を読み取る起点になる機種です。Bluetooth接続。商品ページを見る →TM-m30 III-H 商品ページレシートプリンター『TM-m30 III-H』USB Type-Cケーブルで給電・通信可能。上部余白が最小2mmで、タイトルの長い書籍のレシートでも紙を無駄にしにくい機種です。商品ページを見る →CD-A3336 商品ページキャッシュドロア『CD-A3336』TM-m30シリーズとの組み合わせが前提の機種です。プリンターに接続すると会計時に自動で開閉します。商品ページを見る →レシートロール紙58x80x12 商品ページレシートロール紙『58x80x12』TM-m30・mC-Print3対応の据え置き機用サイズです。58x40x8等の小径ロールはモバイル・決済端末向け規格のため巻きが少なく不向きです。商品ページを見る →

バーコードリーダー側とレジアプリ側、両方の設定が揃って初めて動きます。片方だけでは「未登録商品」と表示されるため、セットで確認してください。

POS別・書籍バーコード対応表

ポイント:書籍2段バーコードへの対応状況は、POSサービスごとに差があります。

POSサービス 書籍2段バーコード対応 備考
スマレジ ◯(公式ヘルプに設定方法あり iPadのカメラでは読み取り不可。バーコードリーダーが必須
Airレジ ◯(公式FAQに設定方法あり Airレジと直接接続できるのはSocket Mobile社の「S720」「S700」「CHS」のみ。本記事のS740は対象外のため、Airレジで運用する場合はS720等をご用意ください
Square ×(専用機能なし) 商品登録は「1商品=バーコード1本」の仕組み(GTIN登録)。2段バーコードを連携させる機能は公式ヘルプ・コミュニティのいずれにも記載なし
STORESレジ ×(専用機能なし) 商品登録は「1商品=バーコード1本」の仕組み(GTIN登録)。バーコードスキャン自体が有料プラン限定で、2段バーコード連携の記載もなし
「新刊書店の話はわかった、じゃあ古本屋はどうなの?」次は古本・雑貨併売のケースを見ていきます。

古本・雑貨併売の場合の注意点

ポイント:バーコードの構造自体は新刊も古本も同じです。

古本(中古本)でも、ISBN・書籍JANコードの構造は新刊と同じでリーダー側の設定変更は不要です。ただし独自の値付けシールを貼る場合は、書籍JANコードとシールのどちらを商品登録に使うか事前に決めておく必要があります。文具や雑貨は通常のJANコード(1段)なので、書籍用の設定と干渉せず同じ機器・同じレジで一元管理できます。

よくある質問

Q. 古本の値付けシールを貼っている場合、バーコードはどちらを読み取らせればいいですか?

スマレジ・Airレジの書籍2段バーコード機能は、書籍を1点ずつ商品登録する必要はなく、図書分類コード(Cコード)をカテゴリー・部門として登録しておくだけで、価格はバーコード下段から自動的に読み取られる仕組みです。値付けシールを貼る場合は、そのシールに記載された価格がバーコード下段の価格(新刊時の定価)と異なるケースがあるため、会計時にどちらの価格を優先するかをスタッフ間で事前に決めておいてください。

Q. 雑誌のバーコードも同じ機器・同じ設定で読み取れますか?

雑誌用バーコードは書籍JANコードとは別規格ですが、スマレジは書籍用バーコードの設定ページ内に、Airレジは定期刊行物コード(雑誌)専用のFAQページに、それぞれ設定手順が公式に用意されています。バーコードリーダー本体は共通のもので使えます。

Q. SquareやSTORESレジで書店を運営する場合、バーコードリーダーの選び方は変わりますか?

どちらもバーコードの読み取り自体は共通です。ただし書籍の2段バーコードを自動連携させる専用機能は公式ヘルプに記載がありません。ISBN側だけを登録すれば会計はできますが、価格・分類の自動反映は期待できません。

Q. 文具や雑貨など、書籍以外の商品も同じレジ・同じバーコードリーダーで管理できますか?

問題ありません。スマレジの場合、書籍対応の設定は「設定>販売設定>バーコード」で「書籍2段バーコード」を個別にONにするだけのスイッチで、通常の1段のJANコードの読み取りには影響しません。文具・雑貨のJANコードはこれまで通り読み取れるため、同じ機器・同じレジで一元管理できます。

まとめ

書店のレジ選びは、バーコードリーダーの手配を最初に済ませられるかどうかで決まります。プリンターやドロアは他業種とほぼ共通ですが、バーコードリーダーだけは書籍JANコードの2段読み取りに対応した機種を選ぶ必要があるので、そこだけ先に確定させておいてください。

在庫のあるうちに手配しておくと、開業日や切り替え日を慌てずに迎えられます。

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