▶︎こんな方に向けた記事です。
お花屋さん(フラワーショップ)ならではのレジ周りの悩みに合わせて、周辺機器の選び方を整理しました。
結論:お花屋さんのレジ周りは「置き場所」で選ぶのが近道です
・レジ周りのスペースが限られている → 一体型のレシートプリンター「mPOP CBI」
・切り花以外に資材・鉢植え・ギフト商品も多く扱う → 据え置き型プリンター+バーコードスキャナーの組み合わせ
・配達や母の日の出張販売がある → バッテリー内蔵のモバイルプリンター「SM-S210i」
・複数店舗や法人としてまとめて導入したい → 大口注文窓口へご相談ください
目次
お花屋さんのレジ周りで多い悩み
ポイント:省スペースと繁忙期の会計スピードが2大テーマです
お花屋さんは路面店・テナント店ともに、レジ台に十分なスペースを確保しづらいケースが多い業態です。バケツや作業台、ラッピング資材の置き場所が優先され、レジ周辺機器にまわせるスペースは最小限になりがちです。
加えて、母の日・お盆・彼岸・卒業式や入学式・年末年始など、時期によって来店が集中するタイミングがあります。そうした繁忙期はレジの回転が売上に直結するため、普段使う機器と繁忙期に増やす機器を分けて考えておくと動きやすくなります。
省スペース重視なら一体型「mPOP」
ポイント:レシートプリンターとキャッシュドロアが1台にまとまっています
「mPOP CBI」は、レシートプリンターとキャッシュドロアが一体になったスター精密製の機器です。カウンターに置く機器を1台にまとめられるため、作業スペースを優先したい小規模なお花屋さんとの相性が良い構成です。
接続方式はBluetooth/USBの両対応で、ドロアは4紙幣6貨幣を収納できます。ACアダプターでの給電が前提のため、コンセントの位置は導入前に確認しておいてください。レシートロール紙は専用の58mm幅ロール紙を使用します。
資材やギフト商品にJANコードがある場合は、mPOP専用のバーコードスキャナー「BCR-POP」を追加接続することもできます。ただしBCR-POPはmPOP・mC-Print2・mC-Print3専用で、後述のTM-m30シリーズには接続できません。組み合わせるプリンターに注意してください。
母の日などの繁忙期に入ってからの導入だと設置・接続の確認まで手が回りにくくなるため、繁忙期前に用意しておくと当日慌てずに済みます。
扱う品目が多い店は据え置き型+バーコード管理
ポイント:資材・鉢植え・ギフト商品まで管理するなら分離型が向いています
切り花に加えて、鉢植え・花瓶・ラッピング資材・ギフトの雑貨などSKU(在庫管理上の商品単位)が多い店舗では、据え置き型プリンターとバーコードスキャナーを組み合わせる構成もあります。バーコードで読み取れば、商品ごとの手入力を省けます。
レシートプリンターは「TM-m30 III-H」、キャッシュドロアは「CD-A3336」の組み合わせが定番です。プリンターに接続すると会計時にドロアが自動で開閉するため、ドロア単体の開閉操作は不要です。TM-m30 III-HはUSB Type-Cケーブルでの給電・通信に対応しています。
バーコードスキャナーには、Bluetooth接続の「SocketScan S740」が使えます。資材やギフト商品にJANコードが付いていれば、レジ入力の手打ちを減らせます。レシートロール紙は、TM-m30・mC-Print3どちらにも対応する58x80x12サイズを選んでください(決済端末用の小径ロール紙は巻径が小さく、据え置き型プリンターだと交換頻度が増えるため不向きです)。
在庫状況は変動するため、導入を決めたら早めに商品ページで在庫を確認しておくと安心です。
配達・出張販売にはモバイルプリンター
ポイント:バッテリー内蔵なのでコンセントがない場所でも使えます
配達時にその場で領収書を発行したい場合や、母の日・イベント会場での出張販売では、バッテリー内蔵のモバイルプリンター「SM-S210i」が使えます。Bluetooth/USB接続に対応し、巻径40mmのロール紙を使用するスター精密製のモバイルプリンターです。
先ほどのmPOP CBIはACアダプターでの給電が前提のため、屋外での短時間利用には不向きです。普段のカウンター用とは別に、配達・出張用としてSM-S210iを1台備えておくと、繁忙期にレジを増やしたいときにも対応しやすくなります。
繁忙期の追加台数は直前だと入荷が間に合わないこともあるため、早めの手配をおすすめします。
POS別の対応表
ポイント:Squareはドロア自動開閉に使う接続方式が限られます
レジアプリ(POSレジ)ごとの対応状況をまとめました。◯は公式に接続ガイドが用意されている組み合わせ、△は端末や接続方式が限定される組み合わせです。
| POSレジ | mPOP CBI | SM-S210i |
|---|---|---|
| スマレジ | ◯ | ◯ |
| Airレジ | ◯(Bluetooth/USBとも公式接続ガイドあり) | ◯ |
| Square | △(Bluetooth接続はSquareスタンド・Squareリーダー(iOS)のみ対応。ドロアの自動開閉にはBluetooth接続が必要です) | △(Squareスタンド・Squareリーダー(iOS)のみ対応) |
| STORESレジ | ◯(有線・Bluetooth接続それぞれに専用の接続ガイドがあります) | ◯(Bluetooth接続の専用ガイドがあります) |
Square・STORESレジをご利用の場合は、接続方式によって使える機能(特にドロアの自動開閉)が変わるため、購入前に上記の接続ガイドで型番と接続方式を確認しておくと安心です。
のし・配送伝票はこれらの機器では対応できません
ポイント:レシートプリンターの役割は会計レシートの発行までです
お花屋さんならではの疑問として、「レシートプリンターでのし紙や配送伝票も印刷できないか」という相談をいただくことがあります。ここで紹介しているレシートプリンター(mPOP・TM-m30・SM-S210iいずれも)は、POSレジと連携して会計レシートを発行するための機器です。のし紙の印刷や宅配便の配送伝票発行には対応していません。
のし対応や配送伝票の発行を効率化したい場合は、宅配会社が提供する伝票発行システムや、のし専用のテンプレート運用など、レジ周辺機器とは別の仕組みが必要になります。この記事では、あくまで会計まわりの機器選びに絞って解説しています。
Q. 開業したばかりで設定に不安があります。難しいですか?
各社とも接続手順の公式ガイドが用意されており、対応機種であれば端末側の案内に沿って設定を進められます。ただしSquare・STORESレジは対応機種や接続方式(Bluetooth/USB)が限られるため、購入前に組み合わせを確認しておくと安心です。
Q. 切り花そのものにはバーコードが付いていませんが、バーコードスキャナーは必要ですか?
切り花単体は個別スキャンなしで運用している店舗も多いですが、資材・ラッピング用品・鉢植え・ギフト商品などJANコード付きの商品を扱う場合は、バーコードスキャナーがあるとレジ入力や在庫管理の手間を減らせます。
Q. 母の日など繁忙期だけ機器を増やすことはできますか?
可能です。モバイルプリンターやバーコードスキャナーは単体でも購入できるため、繁忙期用に台数を追加してレジの回転を上げる運用ができます。5台以上かつ税抜10万円以上のご注文は、後述の大口注文窓口でも承っております。
Q. 小さな店舗でコンセントの位置に制約があります。電源が必須の機器はありますか?
mPOP CBIとTM-m30 III-HはACアダプターでの給電が前提です。コンセントの位置が確保しにくい場合は、バッテリー内蔵のSM-S210iであれば電源を気にせず設置場所を選べます。
まとめ
お花屋さんのレジ周りは、まず「置けるスペースがどれくらいあるか」で機器の方向性が決まります。カウンターが狭ければ一体型のmPOP、資材やギフト商品まで管理したいなら据え置き型+バーコードスキャナー、配達や出張販売があるならモバイルプリンター、という順番で検討してみてください。
複数の組み合わせで迷う場合は、まず普段使いの1台を決めてから、繁忙期用の機器を後から追加していく進め方でも問題ありません。
スマレジ・Airレジ・Squareなど、主要POSシステム対応の周辺機器の大口注文承ります。
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