レジ横の小さな画面に会計金額が表示されるお店、見たことはありませんか?あれが「カスタマーディスプレイ」です。会計を口頭だけでなく画面でも見せることで、聞き間違いを防ぎ、お店の信頼感にもつながる機器です。
こんな方に向けた記事です
高額な自由診療メニューやブライダル関連の会計で、金額を画面でも見せたい店舗の方
複数店舗でレジ周辺機器の構成を統一したい、多店舗展開中の担当者の方
どの機種を選べばいいか、まだ決められていない方
結論:使っているレシートプリンターのメーカーで、選ぶべき機種はほぼ1つに決まります
▶︎ エプソンTM-m30シリーズ→DM-D30、スター精密mPOP・mC-Print→SCD222U、セイコーインスツルRP-F10→DSP-A01
▶︎ Airレジで使える専用機はDSP-A01のみ。Square・STORESレジは専用機に非対応
▶︎ スマホ・タブレットで代用する方法もあるが、対応POSが限られ設置の手間もかかるため、本格運用には専用機がおすすめ
▶︎ エプソン TM-m30シリーズをお使いなら
▶︎ スター精密 mPOP・mC-Printシリーズをお使いなら
▶︎ セイコーインスツル RP-F10シリーズをお使いなら(Airレジでも使える唯一の専用機)
カスタマーディスプレイとは
ポイント:合計金額・お預かり・お釣りをお客様側の画面にも表示する機器
カスタマーディスプレイとは、会計時に購入点数・合計金額・お預かり・お釣りをお客様側の画面にも表示する機器です。無くても会計自体は成立しますが、高額決済やインバウンド対応が多い店舗では、金額の透明性を担保する手段として導入する価値があります。
導入前後でどう変わるか
ポイント:会計を「聞く」だけから「見て確認できる」ものに変える
具体的にどんな変化が起きるのか、よくあるパターンを整理しました。
導入前
-合計金額を口頭でしか伝えられず、聞き返しが発生しやすい
-レジ担当者の画面しか見えず、会計内容をその場で確認できない
-スキャンミス・入力ミスに、お客様側が気づけない
-外国語での会計対応に、都度時間がかかる
導入後
✓合計・お預かり・お釣りが画面表示され、聞き返しが減る
✓会計中の価格をお客様自身が画面で確認できる
✓「きちんと会計管理された店」という印象につながる
✓外国語が話せなくても、画面表示で金額が伝わる
※自店計測の統計データではなく、機器の仕組み上一般的に期待できる変化です。
専用機とスマホ代用、どちらを選ぶか
ポイント:本格運用なら専用機、一時的に試すならスマホ代用
専用機はプリンターに固定・接続するだけで常時表示され、設置や操作の手間がありません。一方、レジ用端末とは別にもう1台のスマホ・タブレットを用意し、同じWi-Fiでブラウザに会計画面を映す「代用方法」も一部のPOSで使えますが、対応POSが限られ、端末をもう1台用意・設置する手間がかかります。
代用方法の「QRコード」は、レジ用端末がローカルサーバーとして持つIPアドレス(ローカルサーバーの値)を埋め込んだコードです。ディスプレイ用端末のカメラで読み取るとブラウザが起動し、画面の案内に従ってタップすると会計画面が表示される仕組みです。
※レジ用端末とディスプレイ用端末が同じWi-Fiに接続されていないと表示されません。スマレジ・Airレジ・STORESレジいずれも、接続が切れた場合は同じ手順での再設定が必要になります。
スマレジ・Airレジ・Square・STORESレジの対応表
ポイント:対応の広さは「スマレジ>Airレジ>STORESレジ>Square」の順
カスタマーディスプレイ自体がPOSソフトと直接通信しているわけではなく、実際に対応可否を決めているのは「接続元のレシートプリンターがそのPOSに対応しているか」です。そのため、対応表には各機器がどのプリンターの専用品かも合わせて記載しています。
※DM-D30はTM-m30専用のため、TM-m30自体がAirレジ非対応の関係で実質使用不可。
※スマホ・タブレット代用は、スマレジがiPhone・iPad・Android対応、Airレジ・STORESレジはiOS端末のみ(STORESレジはiPad版アプリ限定)。
※Squareは他社製の専用ディスプレイ機器に非対応。Square Stand等、自社ハードの画面を客側に向ける運用のみです。
機種・セット商品から選ぶ
ポイント:どれもプリンター専用設計のため、他メーカーへの流用は不可
スター精密mCシリーズは、プリンター・ドロア・カスタマーディスプレイをセット商品としてまとめて購入することもできます。いずれもスマレジ対応です(SCD222Uを含むため、単体の場合と同様にAirレジ・Square・STORESレジは非対応)。機器を1つずつ選ぶ手間を省きたい場合の選択肢です。
※キャンペーン価格の2点は在庫限り終了のため、最新の販売状況は商品ページでご確認ください。
プリンターがまだ決まっていない場合は「TM-m30はスマレジ・Squareで使える?各POSの対応一覧と選び方」「mPOPはSquareで使える?接続方法と互換性」で、お使いのPOSに合うプリンターから逆算するのがおすすめです。高額決済が多いクリニックやホテルの構成例は「クリニックのPOS周辺機器の選び方」「ホテルのPOS周辺機器選び」で解説しています。
よくある質問
Q. カスタマーディスプレイは必須ですか?
いいえ、必須ではありません。無くても会計は成立します。会計の透明性を高めるためのオプション機器です。
Q. DM-D30とSCD222Uは同じプリンターで使い回せますか?
使い回せません。DM-D30はエプソン製TM-m30専用、SCD222Uはスター精密製mPOP・mC-Print専用で、メーカー・接続規格が異なります。
Q. カスタマーディスプレイは先出しセンドバック保証の対象ですか?
対象外です。対象機種はレシートプリンターやキャッシュドロア等が中心です。
Q. Squareでカスタマーディスプレイは使えますか?
他社製の専用ディスプレイ機器には非対応です。Square Stand等、自社ハードの画面を客側に向ける運用のみとなります。
まとめ
カスタマーディスプレイは、使っているレシートプリンターのメーカーで選ぶべき機種がほぼ決まります。エプソンならDM-D30、スター精密ならSCD222U、セイコーインスツルならDSP-A01です。Airレジで使えるのはDSP-A01のみ、Square・STORESレジは専用機非対応という点だけ、購入前に押さえておきましょう。
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