結論:専用ハードでは広告は出せません。出せるのはスマレジのスマホ・タブレット活用方式だけです
- 専用ハード(DM-D30・SCD222U・DSP-A01等)は会計内容の表示専用で、広告画像の表示はできない
- スマレジのスマホ・タブレット活用方式なら、待機画面にお知らせ・広告画像を表示できる
- 専用ハードでも、機種を問わず会計の透明性を高めてリピート意欲につなげる効果は得られる
この記事では、カスタマーディスプレイの仕組みや選び方そのものではなく、導入した後の運用フェーズでできる集客・販促面の活用に絞って解説します。
仕組み・POS別対応表・機種の選び方はカスタマーディスプレイとは?仕組み・POS別対応表・選び方を解説で詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。
目次
カスタマーディスプレイは「導入後」にも活用の余地がある
カスタマーディスプレイは「会計金額をお客様に見せる機器」として導入されることがほとんどで、導入した後の使い方まで踏み込んで考えられる機会は多くありません。
ただ、表示できる範囲を正しく理解した上で使い方を工夫すれば、集客・販促の一助にできる場面があります。
ここでは、専用ハードとスマホ・タブレット活用方式それぞれでできることを切り分けながら、実際に使える3つのパターンを紹介します。
まず知っておきたい、専用ハードで「表示できないもの」
DM-D30・SCD222U・DSP-A01といった専用ハードのカスタマーディスプレイは、POSシステムから送られる取引情報(商品名・金額・割引・お釣り)のみを表示する仕組みです。
店舗が任意に用意した広告画像やお知らせ文を独自に表示する機能は、いずれの機種もメーカー公式の仕様には含まれていません。
この前提を踏まえた上で、次の3つの活用パターンを見ていきましょう。
パターン1:会計の透明性を高めて、リピート意欲につなげる
専用ハードでもすぐに実践できる、最も基本的な活用です。
会計中の商品名・金額をお客様がその場で確認できることで、レジに対する信頼感が高まります。
特に単価の高い商品を扱う店舗や、割引・クーポンを適用する会計では、お客様自身が内容を確認できる安心感が次回来店の後押しになります。
POSやカスタマーディスプレイの機種を問わず、共通して得られる効果です。
パターン2:スマホ・タブレット活用方式なら、待機画面でお知らせを表示できる(スマレジ限定)
スマレジには、専用ハードを使わずスマートフォンやタブレットの画面をカスタマーディスプレイとして代用する「スマホ・タブレット活用方式」があります。
この方式では、(※iPadを使用する場合)iPadOSの標準機能「Split View(2画面表示)」を使うことで、会計画面の隣に写真アプリの画像を並べて表示できるとスマレジの公式ヘルプで案内されています。
これを使えば、会計待ちの間にキャンペーン告知や季節のお知らせなどの画像を掲示することができます。
ただし、これは専用ハードにはない、スマレジのスマホ・タブレット活用方式に限られた使い方です。
現時点で確認できているのはスマレジのみで、Airレジ・STORESレジのスマホ活用方式は会計金額の表示機能にとどまり、同様の広告表示の案内は見当たりません。
パターン3:デザイン性のある機種で、会計カウンターをすっきり見せる
コンパクトなカスタマーディスプレイは設置場所を選ばず、レジカウンターまわりをすっきりとした印象に整えられます。
会計スペースの見た目を整えることは、清潔感や小綺麗さが重視されやすい昨今の店舗写真・SNS投稿の場面でも、地味に効いてくるポイントです。
機種を選ぶ際は、価格や対応POSだけでなく設置スペースとの相性も確認しておくと、見た目の面でも満足度が上がります。
まとめ
カスタマーディスプレイの活用は、機種ごとにできることの境界線を押さえた上で考えると判断しやすくなります。
- 専用ハード:取引情報の表示に特化しており、会計の透明性を高めてリピートにつなげる効果はどの機種でも得られる
- スマホ・タブレット活用方式:スマレジ限定の応用として、待機画面での告知表示という一歩進んだ使い方ができる
- 機種選び:広告表示までしたいか、会計の透明性だけで十分かによって、専用ハードかスマホ活用方式かの選択が変わる
「表示できないこと」を先に理解しておけば、導入後に期待外れになることを防ぎ、できる範囲の中で集客・販促に活かす工夫がしやすくなります。
よくある質問
Q. カスタマーディスプレイに好きな画像や動画を映せますか?
専用ハードには非対応です。
画像表示を試したい場合は、まずお使いのPOSがスマレジかどうかご確認ください。他社POSへの乗り換えを検討中なら、この機能差も比較材料の一つになります。
Q. Airレジ・Square・STORESレジでも同じような広告表示はできますか?
会計の透明性という基本機能はPOSを問わず共通して使えるため、広告表示機能の有無だけを乗り換え・導入の決め手にする必要はありません。
各社の対応は今後変わる可能性もあるため、最新情報は導入予定のPOSの公式ヘルプでご確認ください。
Q. 専用ハードとスマホ活用方式、どちらを選ぶべきですか?
会計の透明性だけで十分なら専用ハードで完結します。
お知らせ表示まで試したいなら、追加費用のかからないスマホ・タブレット活用方式から試してみる方法もあります。機種選びの基準はカスタマーディスプレイとはで解説しています。
Q. すでに専用ハードを導入済みですが、後から広告表示機能を追加できますか?
専用ハード自体に機能を追加する方法はありません。
広告表示を試すなら別途スマホやタブレットを用意して並行運用する形になり、既存の専用ハードを買い替える必要はありません。
この記事で紹介した機器
※以下はいずれも広告表示には対応していません。パターン1・3(会計の透明性・見た目の印象)だけで十分な場合の標準的な選択肢としてご紹介しています。
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