TM-m30のロール紙が詰まって印刷できない場合、ほとんどのケースはカバーを開けて詰まった紙を取り除き、正しい向きでロール紙をセットし直すことで解決します。この記事では、詰まりの直し方を手順ごとに解説するとともに、原因別の対処法と再発防止策をまとめています。
ロール紙を引き抜いても詰まりが解消しない場合 → 内部にちぎれた紙片が残っている可能性大。強引に引かず、細かい破片を除去してから再セット
セットし直しても「用紙なし」エラーが消えない場合 → ロール紙の向き(感熱面の方向)を確認。TM-m30は感熱面が外側(印字ヘッド側)になる方向が正しい
詰まりがくり返し起きる場合 → ロール紙のサイズ・紙管径が合っていない、または純正推奨外の用紙を使用している可能性あり

TM-m30のロール紙詰まりを取り除く手順
まずTM-m30上部のカバーリリースボタンを押してカバーを開け、詰まっているロール紙を確認します。このとき電源を切る必要はありませんが、印刷中の場合はPOSアプリ側での操作を止めてから作業してください。
詰まったロール紙は、カバーを開けた状態でゆっくりと引き出します。強く引くと紙が千切れ、内部に破片が残るため注意してください。破片が残ったままカバーを閉じると、次の印刷でも詰まりが再発します。
紙片を除去したら、新しいロール紙を感熱面(ツルツルした面)が外側になる向きでセットし、カバーを「カチッ」と音がするまで閉じます。その後、フィードボタンを1回押して紙が正常に出てくるか確認してください。
「直し方の手順どおりにやったのに詰まりが直らない」場合の原因別対処
手順どおりに作業しても詰まりが解消しないときは、ロール紙のサイズが合っていないケースが当店へのサポート問い合わせの中でも多く見られます。
TM-m30の標準対応サイズは80mm・58mm幅ロール紙(選択可)です。ロール紙の帯に印字されている幅を必ず確認してください。
また、紙管(芯)の外径が12mmを超えるロール紙を使用すると、カバー内に収まらず詰まりの原因になります。当店が取り扱うレシートロール紙(58x80x12)TM-m30・mC-Print3対応は、紙管径12mmでTM-m30への適合を確認しています。
感熱ヘッドの汚れが詰まりの間接的な原因になるケースもあります。感熱ヘッドにホコリや紙粉が付着していると、用紙の送り出しが不安定になります。市販の感熱ヘッドクリーニングペンで月1回程度清掃することで、詰まりの頻度を下げられます。

スマレジ・Airレジ・Square・STORESレジ使用中に詰まりエラーが出たときのPOS別対処
ロール紙の詰まりを解消した後、POSアプリ側でエラーが残る場合があります。各POSサービスでの対処方法は以下のとおりです。
- スマレジ:プリンターのカバーを正しく閉じた後、スマレジアプリの「設定 → 周辺機器 → プリンター」からプリンターへの接続を一度切断し、再接続する。それでもエラーが消えない場合はアプリを再起動してください。
- Airレジ:プリンター側の電源を一度オフにし、30秒待ってから再投入。その後、AirレジアプリのiPadを再起動すると接続が回復するケースがほとんどです。
- Square:Bluetooth接続のTM-m30の場合、iPadのBluetooth設定でTM-m30を「このデバイスの登録を解除」してから再ペアリングすると接続エラーが解消します。LAN接続の場合はルーター経由で接続確認を行ってください。
- STORESレジ:STORESレジはBluetooth接続が基本のため、iPad側のBluetooth設定からTM-m30の接続をリセットし、再度ペアリングし直すことでエラーが消えます。
詰まりが繰り返す場合はTM-m30本体の交換を検討するタイミング
ロール紙のサイズが正しく、感熱ヘッドも清掃済みなのに詰まりがくり返す場合、紙送りローラーの摩耗や内部センサーの不具合が原因の可能性があります。購入から3年以上経過している機器では、こうした機械的な劣化が起きることがあります。
当店でTM-m30を購入いただいたお客様には、1年間の先出しセンドバック保証を原則としています。故障時は先に代替機をお送りし、その後不具合機器を返送いただく形を取っていますので、詰まりが直らない場合は保証期間内かどうかをご確認ください。
後継モデルのTM-m30 lll-HはWi-Fi接続にも対応し、設置の自由度が上がっています。買い替えを検討する際はこちらも仕様をご確認ください。
📹 動画で見る操作ガイド(STORE STORE公式チャンネル)
EPSON TM-m30III-Hの無線接続方法
EPSON TM-m30III-HのEthernet接続方法
TM-m30のロール紙詰まりを再発させないための用紙選びと保管の注意点
詰まりの再発防止に最も効果的なのは、TM-m30に対応したロール紙を使うことです。推奨外の用紙は感熱面の硬さや紙の厚みが異なり、送り出し時に引っかかる原因になります。
TM-m30の標準ロール紙は幅58mm・外径80mm・紙管径12mmの「58x80x12」規格です。当店のレシートロール紙(58x80x12)TM-m30・mC-Print3対応はこの規格に適合しています。
ロール紙の保管環境も詰まりに影響します。高温多湿の場所に保管すると紙が湿気を吸って膨張し、カバー内でのひっかかりが起きやすくなります。直射日光と湿気を避けた場所での保管をお勧めします。
よくある質問
- Q. ロール紙を交換したのに「用紙なし」エラーが消えません。どうすればいいですか?
- ロール紙の向きが逆になっている可能性があります。TM-m30は感熱面(ツルツルした面)が外側(印字ヘッド側)に来る向きでセットしてください。向きを確認してカバーを閉め直した後、フィードボタンを押すとエラーが消えます。
- Q. 詰まった紙を引き抜こうとしたら途中で千切れてしまいました。どう対処しますか?
- カバーを開けたまま、残った紙片をピンセットや細い棒で慎重に取り除いてください。強引に引き出すと紙片がさらに奥に詰まります。目視で確認しながら少しずつ取り出し、すべて除去できたらロール紙をセットし直してください。
- Q. ロール紙は58mm幅を使っていますが、詰まりが月に何度も起きます。本体の故障ですか?
- 紙送りローラーの摩耗が疑われます。購入から3年以上経過している場合は機械的な劣化の可能性があります。当店の1年間先出しセンドバック保証の対象期間内であれば、保証での交換をご検討ください。
- Q. スマレジで使っているTM-m30が詰まり解消後も接続エラーのままです。
- スマレジアプリの「設定 → 周辺機器 → プリンター」から一度接続を切断し、再接続してください。それでも解消しない場合はiPadを再起動すると接続が回復します。
- Q. TM-m30に使えるロール紙のサイズは決まっていますか?
- はい、TM-m30は幅58mm・外径最大80mm・芯内径12mmのロール紙に対応しています。購入前にロール紙の帯に記載されている規格を確認してください。
TM-m30のロール紙詰まりは、対応サイズの用紙を正しい向きでセットし直すことで大半が解決します。
詰まりが繰り返す場合はロール紙の規格確認と感熱ヘッドの清掃を試してみてください。本体の交換を検討する際は、TM-m30の後継モデルや対応ロール紙の仕様をSTORE STOREで確認できます。
複数台・複数店舗でのご検討の場合
10台以上のまとめ購入や店舗展開にともなう一括導入については、大口注文専用窓口にてご相談を承っています。見積もりや納期についてお気軽にお問い合わせください。
