【一式いくら?】POSレジ周辺機器の導入費用相場(プリンター・ドロア・スキャナー)

POSレジの周辺機器を全部揃えるとき、何をいくらで買えばいいか分からない。そんな開業前の小売・アパレル店舗向けに、費用の目安と機種選びの判断軸をまとめています。結論として、スマレジやAirレジで一般的な小売・アパレルの構成(レシートプリンター+バーコードリーダー+キャッシュドロア)を揃える場合、機器費用は60,000〜100,000円前後が目安です。

使うPOSサービスによって選ぶべき機種と接続方式が変わります。まずは自店のPOSを確認してください。

小売・アパレル開業で周辺機器を全部揃える費用:標準構成と価格帯

小売・アパレルの開業でPOSレジ周辺機器を一通り揃えるには、最低限「レシートプリンター・バーコードリーダー・キャッシュドロア」の3点が必要です。衣料品・雑貨・書籍などバーコード管理が前提の業種では、バーコードリーダーの省略は難しいため、この3点セットが基本構成と考えてください。

費用の目安は以下のとおりです(2025年時点、税込参考価格)。

  • レシートプリンター(mC-Print3またはTM-m30 III-H):30,000〜45,000円前後
  • バーコードリーダー(SocketScan S700):20,000〜30,000円前後
  • キャッシュドロア(単体):10,000〜20,000円前後 / mPOP CBI(プリンター内蔵):60,000〜70,000円前後

プリンターとドロアを一体化したmPOP CBIを選ぶ場合は、プリンター+ドロアで1台分の費用にまとまり、レジ周りをコンパクトに構成できます。アパレルや雑貨など、レジカウンターのスペースが限られる業態との相性が良い機種です。

SocketScan S700はSTORE STOREで仕様を確認できます(※在庫限りで終売予定。後継機はSocketScan S720またはS740/Whiteです)。スマレジの直営ECサイトとして、スマレジ公式が掲載する対応機器を販売しています。

使うPOSサービス別:小売・アパレルに対応する機種の組み合わせ

開業時に使うPOSサービスによって、選ぶ機種と接続方式が変わります。以下の対応表で「自分のPOS × 候補機種」の組み合わせを確認してください。

機種名 スマレジ Airレジ Square STORESレジ 接続方式
mC-Print3(スター精密) ◯ ◯※1 ◯ ◯ Bluetooth / LAN / USB(SquareはLAN/USBで全端末対応、STORESレジはBluetooth・USB接続でレシート印刷対応。ドロア自動開閉はBluetooth接続のみ)
mC-Print2(スター精密) ◯ ◯※1 ◯ △ Bluetooth / LAN / USB(STORESレジはmC-Print2専用の接続ガイドが公式サイト上に見当たらないため、ご購入前に当店までお問い合わせください)
TM-m30 III-H(EPSON)Bluetooth ◯ × △ ◯ Bluetooth(Squareはスタンド・リーダー iOS のみ。ターミナル・ハンディは非対応/Airレジ非対応)
TM-m30 III-H(EPSON)LAN ◯ × ◯ × LAN(Airレジ非対応)
TM-m30 III-H(EPSON)USB ◯ × ◯ △ USB(iPad版アプリのみ対応・ドロア自動開閉にBluetooth必須/Airレジ非対応)
mPOP(スター精密)Bluetooth ◯ ◯ △ ◯ Bluetooth(Squareはスタンド・リーダー(iOS)のみ対応。ターミナル・ハンディ・レジスター・キオスクは非対応または未確認)
mPOP(スター精密)USB ◯ ◯ ◯ △ USB(STORESレジはドロア自動開閉にBluetooth必須)

凡例:◯=動作確認済み / △=条件付き対応 / ×=非対応または公式未確認
※1 mC-Print3・mC-Print2ともAirレジはBluetooth/USB接続のみ対応。LAN接続はAirレジの案内なし。

※ 上記の対応状況は当店が各社公式情報をもとに確認したものです。製品のファームウェアアップデートやPOSサービスの仕様変更により対応状況が変わる場合があります。

ご購入前に各サービスの公式ヘルプページでの最新情報をご確認ください。
スマレジ: help.smaregi.jp / Airレジ: faq.airregi.jp / Square: squareup.com/jp/ja/compatibility / STORESレジ: regi-faq.stores.jp

Squareを使う場合、Squareターミナルやハンディでレシートを出したいならTM-m30 III-HのLAN/USB接続が最も確実です。mPOPのBluetooth接続はSquareターミナル・ハンディでは動作しないため、これらの端末を使う場合は別の機種を選ぶ必要があります。

接続方式(LAN vs Bluetooth)で費用と安定性はどう変わるか

小売・アパレル開業時の周辺機器費用を検討するうえで、接続方式の選択は予算と設置環境の両方に影響します。

LAN接続を選ぶ場合、有線LANケーブルの配線が必要なため、テナント内の配線状況を事前に確認しておく必要があります。一方で通信が安定しやすく、複数スタッフが同じプリンターを共有する大型アパレル店や書籍店に向いています。

Bluetooth接続を選ぶ場合、ケーブル配線が不要でレジカウンターをすっきりと構成できます。ただし、iPadとプリンターのペアリング設定が必要で、電波干渉による印刷遅延が起きることがあります。雑貨店やセレクトショップのようにカウンターを小さくまとめたい場合に適しています。

LAN接続 vs Bluetooth接続:比較表

比較項目 LAN接続 Bluetooth接続
配線の有無 有線LANケーブルが必要 ケーブル不要ですっきり配置できる
安定性 高い(有線接続が切れにくい) 電波状況次第で印刷遅延の可能性
向いている業態 大型アパレル店・書籍店(複数端末共有) 雑貨店・セレクトショップ(省スペース重視)
費用への影響 ルーター・配線工事が別途必要な場合あり 追加機器は不要

接続方式で周辺機器費用が変わるわけではなく、店舗環境に合わせた選定が重要です。

開業前に機器構成を確定するための確認事項3点

周辺機器の費用を確定させる前に、以下の3点を確認しておくと買い間違えを防げます。

  • ① 使うPOSサービスと端末(iPad / Squareターミナル等)を確定する:同じ機種でも、接続方式や端末によって対応状況が変わります。特にSquareは端末の種類ごとに対応機種が異なるため、先に端末を決めてから機種を選ぶ順番が重要です。
  • ② レジカウンターのスペースと配線環境を確認する:アパレルや雑貨店でよくある問い合わせが、LANケーブルを通せない場所へのプリンター設置です。配線が難しい場合はBluetooth接続モデルを選ぶか、mPOPでプリンターとドロアを一体化する方法があります。
  • ③ 保証内容を確認する:当店ではmC-Print3・TM-m30 III-H・mPOP・SocketScan S700を対象に、1年間の先出しセンドバック保証を原則としています。開業直後のトラブルに対して、代替機を先に発送するかたちでの対応をお約束しています。

よくある質問

Q. mC-Print3はスマレジとAirレジの両方に対応していますか?

A. はい、どちらにも対応しています。ただし接続方式には注意が必要で、Airレジ側の公式対応はBluetooth・USB接続のみで、LAN接続の案内はありません。将来的にPOSサービスを変更する可能性がある場合も、LAN接続だけを万能と考えず、乗り換え先のPOSサービスが対応する接続方式を先に確認してください。

Q. SquareターミナルでmPOPのドロアを連動させることはできますか?

A. mPOPのBluetooth接続はSquareターミナルには対応していません。Squareターミナルでドロアを自動開閉したい場合は、TM-m30 III-H(LAN/USB接続)と別途単体ドロアの組み合わせを選ぶ必要があります。

Q. STORESレジでLAN接続のプリンターを使うとドロアが開かないのはなぜですか?

A. STORESレジはドロアの自動開閉にBluetooth接続を必要とする仕様です(公式FAQ明記)。無線LAN接続モデルではレシート印刷自体も非対応ですが、USB有線接続については一部機種でレシート印刷に対応しています。ただしいずれの場合も、ドロアが会計時に自動で開く機能はBluetooth接続時のみ動作します。STORESレジでドロア連動を使う場合は、Bluetooth接続モデルを選んでください。

Q. 小売・アパレルの開業でバーコードリーダーは必須ですか?

A. 商品にJANコードが付いている場合(衣料品・雑貨・書籍など)はバーコードリーダーを使った商品登録・在庫管理が前提となります。SocketScan S700はスマレジ・Airレジで動作確認済みのBluetooth接続モデルです。手打ち入力で運用するケースを除けば、開業時から揃えておく機器です。

Q. 開業前に揃える周辺機器の費用総額を抑えるコツはありますか?

A. mPOPを選ぶとプリンターとキャッシュドロアが1台に統合されるため、単体で揃えるより設置スペースと配線が少なくなります。ただしmPOPはBluetooth接続が基本のため、使うPOSサービスと端末の対応状況を先に対応表で確認してから選んでください。

使うPOSサービスが決まったら、対応機種を一覧で絞り込むのが最短ルートです。

当店はスマレジの直営ECサイトとして、スマレジ公式が掲載する対応機器を販売しています。各商品ページには接続方式・対応POSサービスの情報を掲載していますので、開業前の機器選定にご活用ください。

▶︎この記事を書いた人

STORESTORE編集部
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