スマレジとmC-Print3の初期設定を済ませたのにプリンターがつながらない、という状況は開業前の準備中に多く寄せられる問い合わせのひとつです。原因の大半は「接続方式の設定ミス」か「ネットワーク環境の問題」のどちらかに絞られます。この記事では、原因別の対処手順と、開業後の故障リスクに備える保証の活用方法をまとめています。
Bluetooth接続でつながらない場合 → iPhoneまたはiPadの「設定」アプリでBluetooth欄に「mC-Print3」が表示されているか確認。スマレジアプリ内のペアリング操作は不要で、OS側のペアリングのみで動作します。
LAN接続でつながらない場合 → mC-Print3のIPアドレスが固定されているか確認。DHCPで毎回IPが変わる環境ではスマレジ側の設定と食い違いが起きます。セルフプリント(電源OFFの状態からフィードボタンを押しながら電源ON)でIPアドレスを印刷して確認してください。
設定は合っているはずなのにつながらない場合 → プリンター本体の初期化(工場出荷状態に戻す)を試してから再設定すると解消するケースがあります。
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スマレジでmC-Print3がつながらない?初期設定で失敗する原因を接続方式別に解説
mC-Print3がスマレジにつながらない場合、まず「どの接続方式で使おうとしているか」を確認することが先決です。Bluetooth・LAN・USBの3方式で設定手順と確認ポイントがまったく異なります。
Bluetooth接続の場合
スマレジアプリ内にペアリングボタンは存在しません。iPad本体の「設定」→「Bluetooth」からmC-Print3を選択してOSレベルでペアリングを完了させてから、スマレジアプリの「プリンター設定」でBluetoothを選ぶ順番が正しい手順です。この順番が逆になっているケースが当店への問い合わせでは多く見られます。
LAN接続の場合
mC-Print3の電源を入れながら用紙フィードボタンを押し続けるとセルフテストを印刷でき、現在割り当てられているIPアドレスを確認できます。このIPアドレスがスマレジの「プリンター設定」に入力したアドレスと一致しているかを照合してください。
USB接続の場合
設定が合っているはずなのに繋がらない時は「本体の初期化」を試す
接続方式を何度も確認したのにmC-Print3がスマレジに認識されない場合は、プリンター本体を一度工場出荷状態に戻す(初期化・リセットする)ことでエラーが解消するケースが多々あります。
初期化のやり方は、本体の電源をオフにした状態で、背面(または底面)にあるリセットボタンを細いピンなどで押しながら電源を入れ、前面のLEDランプが点滅したらボタンを離します。初期化完了後に、もう一度BluetoothのペアリングやLANのIPアドレス設定を最初からやり直してみてください。
スマレジはUSB接続のmC-Print3にも対応しています。ただしiPad側のUSBポートの規格(Lightning・USB-C)によって対応するケーブル・ハブが異なります。Lightningポートのみのモデルにはカメラアダプタ経由が必要です。なお、USB接続を使う場合はあらかじめmC-Print3とiPadのBluetooth接続を解除してください。Bluetooth接続が残っている状態ではUSB接続が正常に動作しない場合があります。
📹 動画で見る操作ガイド(STORE STORE公式チャンネル)
EPSON プリンターのブザー設定について
Socket Mobile S740 バーコードリーダーの開封から免税設定まで
スマレジ以外のPOSでもmC-Print3を使う予定がある場合の接続方式の選び方
開業後にPOSサービスを変更したり、複数のPOSを併用したりする可能性がある場合、接続方式の選択が後から効いてきます。mC-Print3の主要POS別の対応状況は以下のとおりです。
| POSサービス | Bluetooth | LAN | USB |
|---|---|---|---|
| スマレジ | ◯ | ◯ | ◯ |
| Airレジ | ◯ | ◯ | ◯ |
| Square | × | ◯ | ◯ |
| STORESレジ | ◯ | △※ | △※ |
※STORESレジのUSB有線接続は、iPad版アプリ(レジアプリVer2.3.6以降)でのみ対応しています。iPhone版アプリでは利用できません。また、Bluetooth(無線)とUSB(有線)の同時利用はできず、どちらか一方を選択する必要があります。LAN(Ethernet)接続については、STORESレジの公式ヘルプページでmC-Print3との対応が明記されておらず、確認が取れていません。導入前に必ず公式ヘルプページで最新の対応状況をご確認ください。
将来的にPOSの変更や複数POS併用を想定している場合は、LAN接続が最も汎用性が高い選択です。ただしSTORESレジでの利用を主軸に考えるなら、Bluetooth接続かUSB有線接続(iPad版アプリ限定)のいずれかを選ぶ必要があります。
※ 上記の対応状況は当店が各社公式情報をもとに確認したものです。製品のファームウェアアップデートやPOSサービスの仕様変更により対応状況が変わる場合があります。ご購入前に各サービスの公式ヘルプページでの最新情報をご確認ください。
スマレジ: help.smaregi.jp / Airレジ: faq.airregi.jp / Square: squareup.com/jp/ja/compatibility / STORESレジ: regi-faq.stores.jp
それでもつながらないときにSTORE STOREの1年間先出しセンドバック保証を活用する
設定手順を確認してもmC-Print3がスマレジにつながらない場合、プリンター本体の初期不良や故障が原因である可能性があります。STORE STOREで購入したmC-Print3には1年間の先出しセンドバック保証が付帯しています。
先出しセンドバック保証とは、障害通知を受けてから3営業日以内に代替機を発送することを原則とした保証です。故障品の返送を待ってから対応するのではなく、先に代替機が届く仕組みのため、開業直後の稼働中に不具合が発生した場合でも店舗を止めずに対応できる体制を整えています。
なお、STORE STOREはスマレジの直営ECサイトであり、スマレジ公式ヘルプページ(help.smaregi.jp)に対応機器として掲載されている機種を販売しています。設定方法の疑問が生じた際も、スマレジ公式情報との照合がしやすい環境にあります。
- 保証対象:mC-Print3・mC-Print2・TM-m30・TM-m30II-H・TM-m30II-S・TM-m30III-H・mPOP全モデル・SocketScan S700 / S720 / S740 ほか
- 保証期間:発送日より1年間(シリアル番号が必要)
- 保証対象外:キャッシュドロア単体・ラベルプリンター・レシート用紙
詳細・最新の対象商品はSTORE STORE規約ページをご確認ください(store-store.jp/service/hardware-kitei)。
開業前に確認しておきたいmC-Print3の機器構成と消耗品
mC-Print3はスマレジでBluetooth・LAN・USBのいずれでも使える汎用性の高いプリンターですが、開業前に機器構成全体を確認しておくと設定時の手戻りを減らせます。
キャッシュドロアが必要な場合は、mC-Print3と専用ドロアをセットにしたmCシリーズ POSレジセット mC-Drawer&mC-Print3やmCシリーズ POSレジセット mJ-Drawer&mC-Print3で一括確認できます。バーコードリーダーも合わせて揃えるならレシートプリンター mC-Print3 × SocketScan S700 スマレジセットが対応機種をまとめて確認できます。
mC-Print3で使用するレシートロール紙は58mm幅です。開業後に在庫切れで営業が止まらないよう、レシートロール紙(58x80x12 中保存)10巻をまとめて手配しておくことをお勧めします。

よくある質問
- Q. mC-Print3をスマレジで設定したあと、AirレジやSTORESレジに切り替える場合は再設定が必要ですか?
- 接続方式によって異なります。Bluetooth接続ならiPadのOSレベルのペアリングはそのままで、各POSアプリのプリンター設定を変更するだけで切り替えられます。LAN接続の場合はIPアドレスの入力し直しが必要ですが、プリンター本体の設定変更は不要です。
- Q. スマレジとmC-Print3のBluetooth接続が、使用中に突然切れることがあります。原因は何ですか?
- iPadのバックグラウンドアプリの更新やBluetooth省電力設定が原因となるケースがあります。iPadの「設定」→「Bluetooth」でmC-Print3を「このデバイスの設定を忘れる」してから再ペアリングし直すと改善することがあります。繰り返す場合はLAN接続への切り替えを検討してください。
- Q. 飲食店でスマレジのキッチン伝票印刷にもmC-Print3を使えますか?
- 使用できます。スマレジはmC-Print3をキッチンプリンターとしても設定でき、テーブルごとの注文伝票を自動出力できます。ただし同一ネットワーク上に接続する必要があるため、キッチンへのLAN配線またはWi-Fi環境の確認が先決です。
- Q. 先出しセンドバック保証を使うには、どのタイミングでどこに連絡すればよいですか?
- 障害が発生した時点でSTORE STOREのサポート窓口に通知してください。シリアル番号の確認後、原則として3営業日以内に代替機を発送する対応をとっています。保証の適用条件・最新情報はstore-store.jp/service/hardware-kiteiでご確認ください。
- Q. mC-Print3の初期設定をミスして工場出荷状態に戻したいのですが、どうすればよいですか?
- mC-Print3は電源オフの状態でフィードボタンを押しながら電源を入れ、起動音が鳴ったらボタンを離すことでセルフテストモードに入れます。そこから初期化操作が可能です。操作手順の詳細はスター精密の公式マニュアルまたはスマレジ公式ヘルプ(help.smaregi.jp)を参照してください。
💡 あわせて読みたいレシートプリンターの設定・トラブル解決記事
mC-Print3はスマレジ・Airレジ・Square・STORESレジのいずれでも使えるため、開業後のPOS変更にも対応しやすいプリンターです。
接続方式と機器構成を確認してから手配しておくと、開業当日の設定トラブルを大幅に減らせます。STORE STOREでは対応機種・セット構成・保証内容を商品ページで確認できます。
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