開業前に「レシートロール紙(レジロール紙)を何巻ストックすればいいか」で迷っている方向けに、飲食店の月間消費量の目安と計算方法をまとめました。結論から言うと、1日50〜100枚のレシートを発行する小規模飲食店では、80mm×80mm巻を月に4〜8巻程度が目安になります。
1日30〜50枚(小規模カフェ・テイクアウト中心)→ 80×80mm巻を月3〜5巻
1日100〜200枚(ランチ・ディナー営業の飲食店)→ 80×80mm巻を月8〜15巻
キッチンプリンター兼用の場合 → 注文票分を別途1.5〜2倍で追加計算
複数台・複数店舗でのご検討の場合
5台以上のまとめ購入や複数店舗展開にともなう一括導入については、大口注文専用窓口でもご相談を承っています。
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飲食店のレシートロール紙 月間消費量を自分で計算する手順
消費量は「1日の発行枚数 × 1枚あたりの紙の長さ × 営業日数 ÷ 1巻の長さ」で計算できます。まずこの4つの数字を用意することが出発点です。
1枚あたりの紙の長さは、レシートの印字行数で変わります。品目が多いフルサービスのレストランでは1枚15〜25cmになることがあり、テイクアウト専門店では5〜8cm程度に収まるケースが多いです。
例として、1日60枚・1枚10cm・月25日営業・80×80mm(約80m巻)を使う場合を計算すると次のようになります。
150m ÷ 80m(1巻) ≒ 約2巻/月
※実際は端切れ・試し印刷・ミス印字があるため、計算値の1.3〜1.5倍を発注量の目安にするのが無難です。
使用するPOSとプリンター機種で、対応するロール紙のサイズが変わる
スマレジ・Airレジ・Square・STORESレジのいずれを使う場合でも、対応するロール紙のサイズはプリンターの機種で決まります。POSサービスの選択よりも先に「どのプリンターを使うか」を確認することが、サイズ選びの前提です。
主な機種と対応サイズの関係は以下のとおりです。
- mPOP・mC-Print2(スター精密)→ 58mm幅のロール紙(58×50×12 または 中保存タイプ)
- TM-m30・mC-Print3(EPSON・スター精密)→ 58mm幅(58×80×12)または80mm幅(80×70×12)
- 一般的なカウンタープリンター(80mm幅)→ 80×80×12 が最もポピュラー
開業前にプリンターが決まっていない段階では、後から変更しにくい「ロール幅」だけでも先に確認しておくことをお勧めします。
月の消費量から考える、ロール紙のまとめ買いとコストの考え方
月に数巻しか使わない小規模店舗でも、まとめ買い(10巻単位)のほうが1巻あたりの単価が下がるケースがほとんどです。ただし、サーマル紙(感熱紙)は長期保管で変色する性質があるため、保存環境と保管スペースの兼ね合いで購入単位を決める必要があります。
保存期間が気になる環境(高温・高湿な厨房近くなど)では、通常タイプよりも長期保存に対応した中保存タイプを選ぶ選択肢があります。当店では中保存タイプも取り扱いしており、機種別に対応品をご案内しています。
- mPOP・mC-Print2向け中保存タイプ → 58×50×12 中保存(10巻入り)
- TM-m30・mC-Print3(58mm幅)向け中保存タイプ → 58×80×12 中保存(10巻入り)
- 通常タイプ80×80×12 → レシート用紙(80×80×12)
- 中保存タイプ80×80×12 → レシート用紙(80×80×12)中保存
開業前に揃えておきたいロール紙の選定チェックリスト
開業前にロール紙を発注する前に、以下の4点を確認しておくと選定がスムーズになります。
- ① 使用するプリンターの機種名(ロール幅・対応サイズが機種で決まる)
- ② キッチンプリンターとレシートプリンターを兼用するか(兼用の場合は消費量が大幅に増える)
- ③ 月の想定営業日数と1日のレシート発行枚数の見込み
- ④ 保管場所の環境(高温・高湿な厨房近くなら中保存タイプを検討)
当店へのサポート問い合わせでは、「使用プリンターが決まっているがロール紙のサイズが合っているか確認したい」というケースが多く寄せられます。機種名と現在使用中のロール紙サイズを手元に用意してから確認を進めると、選定が早く完了します。
なお、当店ではレシートプリンター各種・mPOPを対象に1年間の先出しセンドバック保証を原則としています。開業後に機器トラブルが発生した場合、代替機を先に送付し、不具合品を返送いただく対応をお約束しています。
よくある質問
- Q. 開業前に何巻ストックしておけば安心ですか?
- 月間消費量の計算値に1.3〜1.5倍のバッファを掛けた量を、最低でも2カ月分ストックしておくと安心です。開業直後は想定よりレシート発行枚数がブレやすいため、最初の発注は多めに用意しておくことをお勧めします。
- Q. スマレジとAirレジでロール紙のサイズは変わりますか?
- POSサービスによってロール紙のサイズは変わりません。サイズを決めるのはプリンターの機種です。スマレジからAirレジに変更した場合でも、プリンターが同じなら同じロール紙を使い続けられます。
- Q. キッチンプリンターとレシートプリンターで同じロール紙を使えますか?
- 機種が同じ幅のロール紙に対応していれば使えますが、キッチン環境(高温・油煙)では中保存タイプのほうが印字の劣化を抑えられます。TM-m30・mC-Print3でキッチンプリンターを兼用する場合は、中保存タイプの58×80×12 中保存または80×80×12 中保存を検討してみてください。
- Q. Squareを使っていますが、mC-Print3のロール紙は同じですか?
- はい、同じです。ロール紙のサイズはPOSサービスに関係なく、mC-Print3であれば58mm幅または80mm幅のどちらかになります。ご使用の機種の幅を確認してから発注してください。
- Q. サーマルロール紙はどのくらい保存できますか?
- 通常タイプは未開封で数年・使用後の印字面は数カ月〜1年程度が目安です。中保存タイプは印字後の保存期間が通常タイプより長くなります。厨房の熱や直射日光が当たる保管場所では変色が早まるため、涼しい場所での保管をお勧めします。
💡 あわせて読みたいPOSレジの費用・コスト管理記事
月間消費量を計算してからロール紙を選ぶと、在庫切れとムダなストックを同時に防げます。
機種ごとの対応サイズや中保存タイプとの違いは、各商品ページで仕様を確認できます。開業前の機器選定と合わせて、消耗品の種類もあわせて確認しておくと、開業後の発注業務がスムーズになります。
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