【仕組みが分かる】バーコードリーダーとは?種類・選び方を解説

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「そろそろ古いバーコードリーダーを買い替えたい」「新規開業でPOS周辺機器を一式揃えたい」「2026年11月からの免税リファンド制度改正に向けてパスポート読み取りにも対応したい」、そんな方へ。バーコードリーダーの基本と、実際に当店でよく選ばれている機種まで、まとめて解説します。

この記事の結論

バーコードリーダーは見た目が似ていても、読める範囲もつなぎ方もバラバラです。まずはここだけ押さえておけば選定で迷いません。

すでにスマレジ・TM-m30シリーズをお使いの場合 → プリンター経由で追加できるL-46Xが候補になります。

L-46X 商品ページL-46X の商品ページを見る →

mPOP・mC-Printをお使いの場合 → 追加はBCR-POPひとつで完結します。

BCR-POP 商品ページBCR-POP の商品ページを見る →

スマホ画面のQRコード・クーポンも読みたい場合 → 「画像ごと読み取るタイプ」を選ぶのが正解です(次の章で解説)。

目次

バーコードリーダーとは何か

ポイント:バーコードを光学的に読み取り、その情報をPOSレジへ送る機器のこと

バーコードリーダーとは、商品や書類に印刷されたバーコードに光を当てて読み取り、数字や文字のデータに変換してPOSレジなどの上位機器へ送信する機器です。「バーコードスキャナー」と呼ばれることもありますが、指しているものは同じです。

レジ本体に内蔵されているわけではなく、POSレジやレシートプリンターにつなぐ周辺機器として別売りで用意するのが一般的です。読み取ったデータはキーボードから入力したのと同じ形式で送られるため、多くの場合は特別な設定なしにレジアプリの入力欄へそのまま反映されます。

会計時の商品スキャンだけでなく、棚卸しでの在庫確認や、免税対応時のパスポート読み取りなど、用途は会計以外にも広がっています。

「バーコードリーダーって、どれも同じじゃないの?」▶︎ 実は読み取り方式によって、できることが結構違います。次の章で見分け方を確認しましょう。

読み取り方式の種類(レーザー式・CCD式・イメージャー式)

ポイント:画面上のバーコードも読みたいなら「イメージャー式」一択

見た目はどれも似たようなハンディスキャナーですが、中身の光学部品によって「遠くから読めるか」「画面に映ったバーコードまで読めるか」が変わります。呼び方としては「レーザー式」「CCD式」「イメージャー式(カメラ式)」の3つに分かれます。

レーザー式

遠くから読める

CCD式

近づけて読む・安価

イメージャー式

画面のQRも読める

方式 特徴 向いているケース
レーザー式 赤いレーザー光で離れた位置からでも読み取れる。1次元専用の機種が多い 倉庫など広い空間での利用
CCD式 バーコードに近づけて読み取る。比較的安価 店舗のレジなど決まった位置での利用
イメージャー式(CMOSカメラ式) カメラでバーコード全体を画像として撮影して読み取る スマホ画面のバーコード・QRコードも読みたい場合

現在店舗向けに販売されている機種の多くはイメージャー式で、紙に印刷されたバーコードだけでなく、スマートフォンのクーポン画面やデジタルチケットの読み取りにも対応できます。

1次元コードと2次元コードの違い

ポイント:QRコードを読みたいなら「2次元対応」の記載を確認する

1次元バーコード(JANコードなど)は、横方向の線の太さと間隔だけで情報を表す形式で、店頭商品の値札や書籍のISBNコードなどで広く使われています。

2次元コード(QRコードやPDF417など)は縦横に情報を持たせられるため、1次元より多くの文字数を記録できます。クーポンやチケット、パスポートのMRZ(機械読取部分)の読み取りなどにも使われています。

すべてのバーコードリーダーが2次元コードに対応しているわけではなく、1次元専用の機種も数多く販売されています。導入前に「対応バーコードの種類」の記載を確認しておくと安心です。

接続方式(Bluetooth・USB・有線)

ポイント:レジ本体ではなくプリンター経由で接続するタイプもある

接続方式は大きく分けて、USBケーブルで直接つなぐ「有線タイプ」と、Bluetoothでワイヤレス接続する「無線タイプ」があります。有線タイプは接続が安定しやすく、無線タイプはケーブルの取り回しを気にせず持ち歩けるのが特徴です。

スター精密のmPOPやmC-Printシリーズでは、タブレット本体ではなくレシートプリンター側のUSBポートにバーコードリーダーを接続し、プリンター経由でタブレットへ情報を送る構成が採用されています。

一方、Bluetooth接続のバーコードリーダーは、タブレットやスマートフォンと直接ペアリングして使うため、プリンターの機種を問わず単体で導入しやすいのが特徴です。当店ではSocketmobile社のSocketScan S720など、Bluetooth接続で1次元・2次元の両方に対応するモデルも取り扱っています。

「結局、うちのお店にはどれが合うんだろう?」▶︎ ここまでの内容を踏まえて、選び方の判断軸を整理します。

自分の店に合うのはどれ?選び方の判断軸

ポイント:対応コード・接続方式・POS対応の3点から逆算する

どのPOSサービスを使っているか、すでにプリンターを導入しているかによって、選ぶべき機種は変わります。mPOP・mC-Printシリーズをお使いの場合は専用のBCR-POPを追加するのがシンプルで、スマレジのTM-m30シリーズをお使いの場合はプリンター経由で接続するL-46Xが候補になります。他社製プリンターと組み合わせる場合や、プリンターを問わず単体で導入したい場合は、Bluetooth接続のモデルを検討するのが現実的です。

導入前には、お使いのPOSサービスの公式対応機種一覧で動作確認が取れているかを必ず確認してください。免税対応でパスポート読み取りまで必要な場合は、少し事情が変わります。次の章でまとめました。

「うちはインバウンド対応もしてるけど、関係あるかな?」▶︎ 免税店ならここは読み飛ばせません。次で具体的な機種まで紹介します。

免税対応でパスポートも読み取りたい方へ

ポイント:対応できるのは一部モデルのみ。2026年11月の制度改正前に確認を

免税対応でパスポートの読み取りまで必要な場合、通常のバーコードリーダーでは対応できません。パスポート下部のMRZ(機械読取部分)を光学的に読み取れる、対応機種を選ぶ必要があります。

S740は照射光の色によって対応が分かれ、白色照射のモデルのみMRZ読み取りに対応しています(赤色照射のモデルは非対応)。ICチップ(NFC)の読み取りや顔写真データの取得はできない点にも注意してください。

2026年11月からは免税リファンド方式への制度改正も控えているため、対応レジ・対応機器の見直しは早めに済ませておくと安心です。詳しい制度の変更点はインバウンド免税対応の記事にまとめています。

よくある質問

Q. バーコードリーダーとバーコードスキャナーは違うものですか?
同じ機器を指す呼び方の違いです。国内では「バーコードリーダー」、メーカーによっては「バーコードスキャナー」と呼ばれることが多いですが、機能に違いはありません。
Q. バーコードリーダーだけ単体で買えば、どのPOSレジでも使えますか?
機種によります。USB接続でキーボード入力と同じ形式でデータを送るタイプは多くのPOSレジで使える一方、BCR-POPやL-46Xのようにプリンター経由で接続する専用設計の機種もあります。お使いのPOSサービス・プリンターの対応機種一覧で確認してください。
Q. QRコードも読み取れますか?
機種によります。1次元専用のレーザー式・CCD式の機種ではQRコードは読み取れません。2次元コードに対応するには、イメージャー式(カメラ式)の機種を選ぶ必要があります。
Q. パスポートの読み取りにも使えますか?
一部の機種のみ対応しています。すべてのバーコードリーダーがパスポートのMRZ(機械読取部分)を読み取れるわけではないため、免税対応で導入する場合は対応機種かどうかを個別に確認する必要があります。

まとめ

バーコードリーダーは、バーコードを光学的に読み取ってPOSレジに情報を送る機器です。読み取り方式(レーザー式・CCD式・イメージャー式)や対応コード、接続方式(有線・Bluetooth)によって選ぶべき機種は変わるため、まずはお使いのPOSレジ・プリンターとの組み合わせを確認してから選ぶのが遠回りしないコツです。

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