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  • 【500円OFF】レシートロール紙サイズの選び方と失敗しない型番確認

    【500円OFF】レシートロール紙サイズの選び方と失敗しない型番確認

    結論:レシートロール紙は「紙幅」「外径」「保存性」の3点を確認すれば選び間違えません。

    ①お使いのプリンターの対応紙幅(58mm・80mm)と外径の上限を確認する

    ②レシートを控えとして長く残したい業種は「中保存」、コストを抑えたいなら「ノーマル保存」を選ぶ

    ③新規会員登録(無料)をすると、対象のレシートロール紙が購入のたびに何度でも500円OFFになる

    レシートロール紙(レジロール紙)は紙幅58mm・80mmと外径・保存性の組み合わせでサイズが決まり、対応機種と合わないものを買うとプリンターにセットできません。STORE STOREでは新規会員登録(無料)をすると、対象のレシートロール紙を購入するたびに何度でも使える500円OFFクーポンを配布しています。以下、サイズの選び方とクーポンの使い方を順番に解説します。

    1. プリンターの対応サイズをまず確認

    ポイント:紙幅が1mmでも合わないとセットできません

    レシートロール紙のサイズ表記「58×40×12」は、順に「紙幅」「外径」「内径」を表します。この3つの数字がお使いのプリンターの仕様と合っているかを、購入前に必ず確認してください

    紙幅はプリンターの給紙口の幅そのものです。58mmはスマレジのSM-S210iやAirレジ・スマレジで定番のmPOPなど、モバイルプリンター・コンパクト機に多く、80mmはスマレジ・Squareで使われるTM-m30など、据え置き型のPOSレジやキッチンプリンターに多い傾向があります。外径は紙を巻いた状態の直径で、プリンター内部のロール紙収納スペースに収まる上限を超えると蓋が閉まりません。同じ58mm幅でも外径40mmと50mmでは対応機種が異なるのはこのためです。内径(紙の芯の内側の直径)は12mmが業界標準で、ほとんどの機種で共通しています。

    サイズ表記 主な対応機種
    58×40×12 TM-m10・SM-S210iなど
    58×50×12 レシートプリンター内蔵キャッシュドロア mPOP
    80×80×12 TM-T70II・FVP10・TM-m30など

    お手元のプリンターの型番が分からない場合は、本体の底面や背面のシールに記載があるほか、購入時の商品ページ・納品書でも確認できます。型番が分かれば、次の章の比較表で該当するサイズをすぐに絞り込めます。

    サイズが分かったら、次は「ノーマル保存」と「中保存」のどちらを選ぶかです。

    2. サイズ・保存性の選び方

    ポイント:保存性は「レシートを何のために残すか」で選びます

    「保存性」は感熱紙の印字保存期間のグレードを指します。感熱紙販売店の目安では、ノーマルタイプの保存期間は3〜5年、中保存タイプは5〜7年とされています(いずれも25℃以下の冷暗所保管が条件)。レシートをお渡しするだけならノーマル保存で十分ですが、控えとして長期間保管したい業種(医療機関の会計控え、修理受付、高額商材の販売店など)は中保存が向いています。当店で扱う対象商品の紙幅・外径・保存性の組み合わせは、以下の一次情報(各商品ページ記載の適合機種情報)に基づいています。

    紙幅 外径 保存性 こんな店舗なら
    58mm 40mm 中保存 スマレジでモバイル運用する店舗・キッチンカーなど持ち運び用途
    58mm 50mm 中保存 Airレジ・スマレジでmPOPを使うカフェ・小規模店舗
    80mm 80mm ノーマル保存 据え置き機でコストを抑えたい店舗
    80mm 80mm 中保存 スマレジ・Square・STORESレジで控えを長期保管したい医療・美容・修理受付など

    迷ったら、まず「今使っているロール紙の型番」を確認するのが一番確実です。同じ型番をリピート購入すれば、サイズ選びで失敗することはありません。

    3. 対象商品から選ぶ

    ポイント:以下4商品が今回の500円OFFクーポンの対象です

    レシートロール紙 58×40×12 中保存対応機種:TM-m10・SM-S210iなどスマレジのモバイルプリンターSM-S210iなどで持ち運び運用する店舗におすすめです。
    レシートロール紙 58×50×12 中保存対応機種:レシートプリンター内蔵キャッシュドロア mPOPAirレジ・スマレジで定番のmPOPをお使いの店舗専用のサイズです。他機種とは互換性がないためご注意ください。
    レシートロール紙 80×80×12 ノーマル保存対応機種:TM-T70II・FVP10などスマレジで使われる据え置き型プリンターで、使用頻度が高くコストを抑えてまとめ買いしたい店舗におすすめです。
    レシートロール紙 80×80×12 中保存対応機種:TM-m30など控えを長期保管したい業種や、スマレジ・Square・STORESレジで使われるTM-m30での据え置き運用におすすめです。

    ※上記4商品が今回のクーポン対象です。POSレジセット・プリンター本体・キャッシュドロア・バーコードリーダーなどの機器本体・周辺機器は対象外です。

    欲しいサイズが決まったら、次はクーポンを使ってお得に購入する方法です。

    4. 会員登録して500円OFFにする方法

    ロール紙は使い切ったらまた買う消耗品なので、経費として継続的に積み重なります。STORE STOREでは新規会員登録(無料)をするだけで、対象のレシートロール紙を購入するたびに何度でも使える500円OFFクーポンが手に入ります。都度クーポンを探す手間がなく、他店で買うより継続的な経費削減につながります。

    新規会員限定

    対象のレシートロール紙が何度でも500円OFF

    新規会員登録(無料)をすると、登録完了メールに500円クーポン獲得リンクが届きます。リンク先のページに記載されたクーポンコードを、期間中は対象商品を購入するたびに何度でも使えます。

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    ※クーポンのご利用は合計購入金額¥5,000以上のご注文に限ります。※POSレジセット・プリンター本体・キャッシュドロア・バーコードリーダーなどの機器本体・周辺機器、対象外の型番・サイズの用紙は対象外です。※他の割引クーポンとの併用はできません(1回のご注文につき1つのみ適用可)。※予告なく終了・変更となる場合があります。

    クーポンを適用するまでの4ステップ

    1新規会員登録(無料) 2確認メール内のリンクからコード確認 3対象商品をカートへ 4決済画面でコード入力

    決済画面のクーポンコード欄に、登録完了メールのリンク先で確認したコードを入力してください。コードは自動では適用されませんログインした状態でカートに入れ、ゲスト購入では利用できませんのでご注意ください。

    5. よくある質問

    ■ クーポンについて

    Qクーポンコードはどこで確認できますか?

    新規会員登録(無料)をすると、登録完了メールに500円クーポン獲得リンクが届きます。リンク先のページに記載されたコードを、決済画面のクーポンコード欄に入力してください。自動適用ではないため、入力漏れにご注意ください。

    Q何度も使えますか?

    はい。キャンペーン期間中であれば、対象商品をご購入の際に何度でもご利用いただけます。ただし1回のご注文につき1つのクーポンのみ適用可能です

    Qゲスト購入でも使えますか?

    使えません。会員登録(無料)のうえ、ログインした状態でご注文いただく必要があります。

    Q対象商品以外(プリンター本体など)にも使えますか?

    使えません。POSレジセット・レシートプリンター単品・キャッシュドロア・バーコードリーダーなどの機器本体・周辺機器、記事内で紹介した4商品以外の型番・サイズの用紙は対象外です。

    Qクーポンの利用に最低購入金額はありますか?

    はい。クーポンのご利用は合計購入金額¥5,000以上のご注文に限ります。5,000円未満のご注文にはクーポンは適用されませんのでご注意ください。

    ■ ロール紙についてのその他の質問

    Q中保存とノーマル保存はどちらを選べばいいですか?

    レシートをお渡しするだけなら、保存期間の目安が3〜5年のノーマル保存で十分です。控えとして長期保管する必要がある業種(医療機関・修理受付・高額商材の販売店など)は、目安5〜7年の中保存をおすすめします(いずれも冷暗所保管が条件)。

    Qサイズを間違えて購入した場合、返品できますか?

    お客様都合の場合は商品到着後7日以内・未使用未開封に限り対応します。初期不良の場合は到着後30日以内に問い合わせフォームからご連絡ください。

    Qロール紙は先出しセンドバック保証の対象ですか?

    対象外です。先出しセンドバック保証はプリンター本体などの機器が対象で、レシート用紙などの消耗品は対象に含まれません。

    Q送料はいくらですか?

    全国一律1,100円です。沖縄は3,300円、離島など一部地域は別途中継料金がかかります。

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    ▶︎この記事を書いた人

    STORESTORE編集部
    当店STORESTORE(ストアストア)は、オンラインショップ運営実績10年以上!
    スマレジ・Airレジ・Square・STORESレジなどに使用するタブレットPOS周辺機器のことならお任せください。

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  • 【2026年9月最新】POSレジ導入で使える補助金・助成金5選と申請の注意点

    【2026年9月最新】POSレジ導入で使える補助金・助成金5選と申請の注意点

    POSレジの導入・買い替えは、条件さえ合えば国や自治体の補助金・助成金で費用の大部分をカバーできます。

    ただし知らずに動くと補助金が受けられなくなる落とし穴も少なくありません。この記事では2026年9月1日時点の最新公募要領にもとづき、POSレジ導入で使える主要な補助金・助成金を整理します。

    最優先で押さえるべきベネフィット:条件が合えば補助率 最大4/5(80%)の支援が受けられます。

    自己負担額を1/5〜1/2程度に圧縮できる可能性があります。

    最優先で押さえるべきリスク:フライング購入の罠

    交付決定前の事前発注・契約・支払いは1円も対象外です。

    見積もりの取得までは自由ですが、正式な発注・契約・支払いは必ず交付決定の通知が届いてから行ってください。

    2026年9月現在の最新動向

    ポイント:名称変更と業務改善助成金の受付開始の2点を押さえる

    IT導入補助金は令和8年度から名称が変わりました。

    現在は「デジタル化・AI導入補助金2026」として実施されています。制度の骨格自体は旧IT導入補助金から大きくは変わっていません。

    2026年6月、経済産業省はインボイス枠(インボイス対応類型)において、スマートレジシステムの導入を後押しするための優先的な採択(スマートレジ優先採択)を実施すると発表しました。

    あわせて、よろず支援拠点に相談窓口も設置されています。

    業務改善助成金の令和8年度分は、旧30円コースが廃止され「50円・70円・90円」の3コースに再編されました。

    申請受付は2026年9月1日から開始されており、本記事執筆時点(2026年9月1日)ですでに受付が始まっています。

    1. 目的・状況別 補助金・助成金マッチング比較表

    ポイント:まず「何をしたいか」から使える制度を絞り込む

    制度名 補助率(目安) 補助上限額(目安) 向いているケース
    デジタル化・AI導入補助金2026(インボイス枠) ソフト1/2〜3/4(小規模最大4/5)/ハード1/2 ソフト最大350万円/PC・タブレット等10万円/レジ・券売機等20万円 POSレジ本体・タブレット・プリンター等を新規導入・入替したい場合
    中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型) 1/2 従業員数・賃上げ有無により変動(目安:5人以下で500万円〈賃上げ加算適用で750万円〉〜最大1,500万円) セルフレジ・自動釣銭機などカタログ登録製品を導入したい場合
    中小企業省力化投資補助金(一般型) 1/2(賃上げ時2/3) 従業員規模に応じて750万〜8,000万円(特例で最大1億円) 大規模な省力化投資を行いたい場合
    小規模事業者持続化補助金 2/3(赤字事業者3/4) 通常50万円(特例併用で最大250万円) 販路開拓とあわせて周辺機器を導入したい場合
    業務改善助成金 最低賃金1,050円未満は4/5、1,050円以上は3/4 最大600万円(事業主単位) 最低賃金を50円以上引き上げる予定がある場合
    自治体独自・上乗せ補助金 自治体ごとに個別設定 自治体ごとに個別設定(数万〜数十万円程度が多い) 国の制度では要件が合わない場合

    ※上記は2026年9月1日時点で確認できた公表情報にもとづく目安です。公募回によって条件が変わるため、申請にあたっては必ず各制度の公式サイト・最新の公募要領をご確認ください。

    制度の全体像がつかめたら、次は「自分が使っているPOSサービスがそもそも対象になるか」を確認しましょう。ここを見落とすと、制度自体は良くても入口で対象外になってしまいます。

    2. 主要POSサービス別 補助金適用の制約・留意点マトリクス

    ポイント:無料プランは基本的に対象外、有料プラン以上が前提

    POSサービス 対象可否 必須プラン・条件 実務上の注意点
    スマレジ 条件付きで対象 プレミアムプラス以上(無料・低価格プランは対象外) 補助対象は主に24ヶ月分の利用料まで。25ヶ月目以降の通常料金への切り替わりに注意
    Airレジ 100%対象外 本体アプリが完全無料のため、そもそも対象経費が発生しない 周辺機器の単体申請も不可。有料オプション(Airレジオーダー等)は対象になり得る
    Square 条件付きで対象 有料プラン契約が必要(フリープランは対象外) Square社または認定パートナー(認定支援事業者)経由での申請
    STORESレジ 条件付きで対象 有料プランの利用が前提 STORES社または連携するIT導入支援事業者経由。詳細は公式サイトで要確認
    ユビレジ 条件付きで対象 有料プランの契約が必要 ユビレジ社または認定パートナー経由での申請
    POS+(ポスタス) 条件付きで対象 有料プランの契約が必要 運営会社(ポスタス)または連携する事業者経由の申請

    ※「対象可否」は各サービスの有料プランを前提とした一般的な傾向です。公募回や契約内容によって扱いが変わることがあるため、申請前に必ず利用中のPOSサービス提供元の公式サイトをご確認ください。

    3. 2026年9月最新!POSレジで使える主要補助金・助成金5選

    ポイント:制度ごとに「ハード単体の可否」と「必須条件」が異なる

    ① デジタル化・AI導入補助金2026(インボイス枠)

    【概要】

    会計・受発注・決済のいずれかの機能を持つソフトウェアとセットで導入する、インボイス制度対応のための申請枠です。

    【対象経費】

    会計・受発注・決済ソフト/PC・タブレット・プリンター・スキャナー・複合機・POSレジ・モバイルPOSレジ・券売機。

    ハードウェアのみの申請は不可で、必ず対象ソフトとセット。キャッシュドロアのように単体明示のない周辺機器は型番の登録有無を個別確認してください。

    【補助率・上限】

    ソフトウェア:機能数に応じて最大50万円(1機能)〜350万円(2機能以上)/PC・タブレット等:上限10万円(補助率1/2)/レジ・券売機等:上限20万円(補助率1/2)

    【注意点】

    2026年6月からインボイス枠でスマートレジ優先採択が実施中です。POSベンダー自身がIT導入支援事業者であるケースが多いため、まずは契約中・導入予定のPOSベンダーに相談しましょう。

    ② 中小企業省力化投資補助金

    【概要】

    「カタログ注文型」(登録済み汎用製品から選択)と「一般型」(オーダーメイド設備投資)の2類型があります。

    【対象経費】

    カタログ注文型:セルフレジ・自動釣銭機などカタログ登録製品/一般型:独自の店舗管理システム構築等の大規模投資

    【補助率・上限】

    カタログ注文型:補助率1/2、上限は従業員数・賃上げ有無により変動(2026年3月改定後:5人以下500万円〈賃上げ加算適用で750万円〉〜大規模事業者1,500万円)。受付期間は2027年3月末頃まで延長されています

    一般型:補助率原則1/2(賃上げ時2/3)、上限750万〜8,000万円(特例で最大1億円)

    【注意点】

    一般型は補助下限額300万円のため、レシートプリンターの入替のような小規模な周辺機器交換には基本的に不向きです。POS周辺機器の購入だけが目的なら①や次の③の方が現実的な選択肢になりやすい傾向があります。

    ③ 小規模事業者持続化補助金

    【概要】

    商工会・商工会議所の支援を受けながら経営計画書を作成し、販路開拓・業務効率化の取り組みを支援する制度です。

    【対象経費】

    機械装置等費(POS周辺機器を含む)・広報費・展示会等出展費など。

    「販路開拓のためにPOSレジを刷新する」といった経営計画上のストーリーが必須で、単なる故障買い替えのみでは対象経費として認められにくい点に注意してください。

    【補助率・上限】

    補助率2/3(赤字事業者は3/4)、上限50万円(インボイス特例・賃金引上げ特例の併用で最大250万円)。創業後1年以内(開業日・法人設立日が公募締切から1年以内)なら上限200万円の「創業型」も利用できます。

    【注意点】

    対象は商業・サービス業で従業員5人以下等の小規模事業者です。申請窓口は商工会・商工会議所で、書類作成のサポートを受けられます。

    ④ 業務改善助成金

    【概要】

    事業場内最低賃金を一定額以上引き上げるとあわせて設備投資を行う場合に費用の一部を助成します。審査による採択ではなく、要件を満たせば原則支給されます。

    【対象経費】

    POSレジ・周辺機器を含む、生産性向上につながる設備投資。「賃上げ」と「設備投資」の両方をセットで行うことが前提です。

    【補助率・上限】

    事業場内最低賃金が1,050円未満なら4/5、1,050円以上なら3/4。上限最大600万円(事業主単位。複数事業場で申請する場合も事業主単位の年間合計が上限)

    【注意点】

    令和8年度の申請受付は2026年9月1日に開始済みです。締切は地域別最低賃金の発効日前日または2026年11月末日のいずれか早い日です。

    ⑤ 自治体独自・上乗せ補助金

    【概要】

    都道府県・市区町村が独自に実施するDX関連の補助金・助成金です。

    【対象経費】

    自治体ごとに個別設定です。周辺機器を単体で買い替えたい場合、国の制度の対象外となる小規模な投資を自治体独自の補助金がカバーしてくれることがあります。

    【補助率・上限】

    自治体ごとに個別設定(数万〜数十万円程度が多い)

    【注意点】

    内容は自治体・年度ごとに大きく異なるため一般化できません。店舗所在地の自治体公式サイトで「(自治体名)+DX補助金」等で検索し、商工課・産業振興課へ直接問い合わせることをおすすめします。

    【参考】補助対象になりやすい主要POS周辺機器の一例

    デジタル化・AI導入補助金のインボイス枠では「レジ・券売機等」として上限20万円まで対象になり得ます(対象ソフトとのセット導入が条件)。持続化補助金や自治体独自の補助金であれば、周辺機器単体でも計画次第で対象になるケースがあります。実際に多くの店舗で導入されている代表的な機種を挙げます。

    mPOP(レシートプリンター+ドロア一体型)1台でレジ周りが完結するオールインワン型。「モバイルPOSレジ」区分での申請例が多い機種です。
    mCシリーズフルセット(mC-Print3+ドロア)プリンターとドロアをまとめて刷新したい場合の代表的な組み合わせです。
    TM-m30 III-H(レシートプリンター)既存ドロアはそのままにプリンターだけ入れ替えたい場合に選ばれています。

    ※型番が各補助金の対象カタログ・登録リストに含まれるかどうかは公募回・IT導入支援事業者によって異なります。実際の対象可否は必ず見積もり時にご確認ください。

    4. 公的基準に基づく「実務の落とし穴」と正しい回避策

    ポイント:無料POS・上位プラン制限・重複受給・GビズIDの4点に注意

    無料POSでの申請は不可

    Airレジ本体のように月額0円のサービスは、そもそも補助対象となる支払いが発生しないため単体では申請できません。

    無料POSを使い続けたい場合は、有料オプション部分の対象可否を確認するか、業務改善助成金など他制度の活用を検討します。

    周辺機器を単体で買い替えたい場合の救済ルート

    IT導入補助金(デジタル化・AI導入補助金)では、ハードウェア単体の購入は原則不可です。

    ただし「小規模事業者持続化補助金」や「自治体独自のDX補助金」であれば、店舗DXや販路開拓の計画とセットにすることで、周辺機器単体の購入が対象になり得ます。

    ただし「故障による単なる機器交換」や「汎用PC・汎用iPad単体」は、これらの制度でも対象外になりやすい点に注意してください。

    上位プラン制限

    スマレジのように、無料・低価格プランは補助対象外で上位の有料プランへの切り替えが前提条件になっているサービスがあります。

    補助金を使うために結果的に月額コストが上がる可能性も含めて、24ヶ月・36ヶ月単位の総コストで比較検討してください。

    重複受給(二重申請)の禁止ルール

    同一の経費(例:同じレシートプリンター1台の購入費)に対して複数の補助金から重複して補助を受けることはできません。

    経費を明確に分けられれば、制度ごとに対象経費を切り分けて併用できる場合があります。

    最重要:フライング購入に注意

    見積もりの取得までは自由ですが、交付決定前に発注・契約・支払いを行った経費は、原則としてすべて補助対象外になります。

    「フライング購入」は審査に通っても対象経費として一切認められないため、必ず交付決定の通知が届いてから発注してください。

    GビズIDプライム取得の所要期間

    マイナンバーカードを使ったオンライン申請なら最短即日〜1週間程度で発行されることがありますが、書面(郵送)申請の場合は数週間程度かかることがあります。

    申請を急ぐ場合はオンライン申請での早めの取得をおすすめします。

    5. 申請時の必要書類チェックリスト

    ポイント:見積書を取る前に、この4カテゴリを揃えておくと申請がスムーズ

    個人事業主・法人 共通

    GビズIDプライム

    型番・内訳明記の見積書

    導入計画書

    個人事業主の場合

    直近の確定申告書(控え)

    本人確認書類

    法人の場合

    履歴事項全部証明書

    直近の決算書(貸借対照表・損益計算書)

    共通注意点

    納税証明書(未納がないことの証明)

    ※「確定申告書B」という様式名は2022年分(令和4年分)の申告から「確定申告書」に一本化され廃止されています。2026年時点で用意すべきなのは「確定申告書(控え)」です。

    上記は多くの制度に共通する目安であり、必要書類は制度・公募回によって異なるため、実際の申請前に必ず各制度の公式サイトで最新の提出書類一覧をご確認ください。

    6. 申請から導入・入金までの標準スケジュール

    ポイント:交付決定→発注の順番を絶対に間違えない

    ①GビズIDプライムの取得(オンラインなら最短即日〜1週間、書面は数週間程度)

    ②型番を確定し内訳を明記した見積書を取得

    ③IT導入支援事業者と共同で交付申請

    ④審査・交付決定を待つ(制度により数週間〜数ヶ月)

    ⑤交付決定後にはじめて発注・契約・支払いを実行(交付決定前の購入は一切対象外)

    ⑥導入・設置・稼働開始

    ⑦実績報告書を提出(支払いを証明する書類一式が必要)

    ⑧事務局の確定検査を経て補助金が指定口座に振り込まれる(多くの制度で申請の翌年度初頭〜数ヶ月後)

    補助金は先に全額を立て替えて後から一部が戻ってくる制度のため、振込までのタイムラグを見越した資金繰り計画を早めに立てておきましょう。

    ここから先は「うちの場合はどうなる?」という個別ケースに答えるQ&Aです。気になる項目をタップして開いてみてください。

    7. 【ケース別・疑問解決】よくある質問(Q&A 18選)

    ポイント:対象者・経費・併用・手続き・導入後の5カテゴリで整理しています

    カテゴリ1:対象者・事業者状況

    Q. 個人事業主でも補助金・助成金を申請できますか?

    はい、多くの制度で個人事業主も対象です。

    デジタル化・AI導入補助金、小規模事業者持続化補助金、業務改善助成金のいずれも、法人・個人事業主を問わず、業種ごとに定められた資本金・従業員数の基準を満たしていれば申請できます。

    【実務対策】GビズIDプライムは法人と個人事業主で取得方法・必要書類が異なるため、事前に自分の事業形態に合った取得手順を確認しておきましょう。

    Q. まだ開業前・創業1年未満ですが申請できますか?

    制度によって扱いが異なります。多くの補助金は事業実態を求めるため、開業前の申請は基本的にできません。

    小規模事業者持続化補助金には創業後1年以内の事業者向けの「創業型」(上限200万円)が用意されています。一方、業務改善助成金は労働者を雇用していることが前提のため、開業前や従業員がいない個人事業主は対象になりません。

    【実務対策】開業前は自治体の創業支援窓口や商工会議所に相談し、開業後すぐに使える制度をあらかじめリストアップしておくと動き出しがスムーズです。

    Q. 複数店舗を展開していますが、店舗ごとに申請できますか?

    申請は事業者単位が基本で、店舗ごとに別々に何度も申請できるわけではありません。

    多くの補助金は1事業者につき1申請が原則で、複数店舗分の設備投資をまとめて1つの計画・1つの申請の中に含める形になります。

    【実務対策】申請前に全店舗分の見積もりと導入計画を事業者単位でまとめて整理しておくと審査書類の作成がスムーズです。複数店舗の見積もり取りまとめ方は後述の関連記事もあわせてご覧ください。

    Q. 法人成り(個人事業主から法人化)した直後ですが、過去の実績は引き継げますか?

    法人化すると法的には別事業者として扱われるため、個人事業主時代のGビズIDや過去の交付決定歴は基本的に引き継がれません。

    法人としてのGビズIDプライムを新規取得する必要があります。過去に個人事業主として同じ制度で交付決定を受けている場合、審査上の減点対象になることがある点にも注意が必要です。

    【実務対策】法人成りのタイミングでGビズIDの取得スケジュールを事業計画に織り込み、余裕を持って準備しましょう。

    カテゴリ2:購入機器・対象経費

    Q. レシートプリンターやキャッシュドロアなど、ハードウェア単体だけを購入することはできますか?

    デジタル化・AI導入補助金では原則不可です。ただし小規模事業者持続化補助金の機械装置等費であれば、販路開拓計画とセットにすることで対象になり得ます。

    デジタル化・AI導入補助金のインボイス枠は「ハードウェアのみの申請は不可」と明記されており、必ず対象ソフトウェアとのセット購入が条件です。一方、持続化補助金は経営計画に基づく設備投資として、周辺機器の購入費も機械装置等費として計上できる可能性があります。

    【実務対策】既存POSのソフトはそのままで周辺機器だけ入れ替えたい場合、持続化補助金や自治体独自の補助金の方が現実的な選択肢になりやすい点を覚えておいてください。

    Q. 単純に壊れた機器を同じものに交換するだけでも対象になりますか?

    原則として対象外です。

    持続化補助金・デジタル化AI導入補助金のいずれも、単なる故障買い替えではなく、販路開拓・生産性向上・デジタル化といった前向きな取り組みの一環であることが求められます。同一機種への単純交換は、その取り組みの実態が説明しにくく対象経費として認められない可能性が高くなります。

    【実務対策】買い替えの際は「新機種でキャッシュレス決済対応を強化する」など経営計画上の目的を明確に言語化しておきましょう。

    Q. 汎用のPC・iPad単体だけを購入することはできますか?

    持続化補助金では原則として対象外、デジタル化・AI導入補助金では対象ソフトとのセットであれば対象になり得ます。

    汎用性の高いPC・タブレットは補助金の目的外に使われるリスクが高いとみなされ、多くの制度で単体購入は認められていません。デジタル化・AI導入補助金のインボイス枠では「対象ソフトウェアを使用するために必要な機器」という位置づけで、PC・タブレット等が上限10万円まで対象になります。

    【実務対策】iPadをPOSレジ端末として使う場合は、POSアプリとセットで申請する設計にすることで対象になる可能性が高まります。

    Q. 中古品・フリマアプリで購入した機器は対象になりますか?

    対象外です。

    多くの補助金・助成金は、IT導入支援事業者など登録された事業者からの新品購入を前提としています。個人間売買や中古品の購入は価格の妥当性や取引の透明性を確認できないため、原則として補助対象経費として認められません。

    【実務対策】コストを抑えたい場合は中古品ではなく、対象になる新品の中で比較的安価なモデルを選ぶ、複数台まとめて見積もりを取り単価を下げるといった方法を検討しましょう。

    Q. リース・サブスクリプション契約でも申請できますか?

    制度によって扱いが異なります。デジタル化・AI導入補助金のクラウド利用料は最大2年分が対象になる場合がありますが、リース契約は対象外とされることが一般的です。

    補助金は所有権の移転を伴う購入を前提とする制度が多く、リース会社が所有権を持ったままのリース契約は対象外になりやすい傾向があります。一方でクラウド型POSレジの月額利用料はソフトウェア利用料として対象になるケースがあります。

    【実務対策】リース導入を検討している場合は、購入(買い切り)に切り替えられないか、POSベンダーに補助金対応の契約形態があるか事前に確認しましょう。

    Q. 消耗品(レシートロール紙など)は対象になりますか?

    対象外です。

    補助金・助成金は一定期間使用し続ける資産となる設備投資を支援する制度が中心で、消耗品費は対象経費に含まれないのが一般的です。

    【実務対策】消耗品は通常の運転資金でまかなう前提で、補助金の対象経費リストからは切り分けて予算計画を立てましょう。

    カテゴリ3:併用・重複・再申請

    Q. 同じ機器を、複数の補助金に同時に申請してもよいですか?

    同一経費に対する二重受給は禁止されています。ただし経費を分けられれば複数制度の併用は可能な場合があります。

    1台のレシートプリンター購入費に対して2つの補助金から同時に補助を受けることはできませんが、POSレジ本体はデジタル化・AI導入補助金、看板制作費は持続化補助金というように対象経費が明確に異なれば、それぞれの制度を並行して利用できることがあります。

    【実務対策】見積書の段階でどの経費をどの補助金に充てるか明確に区分しておくと、後の実績報告がスムーズになります。

    Q. 過去に同じ補助金の交付を受けたことがありますが、再度申請できますか?

    再申請自体は可能な制度が多いですが、審査上の減点対象になる場合があります。

    デジタル化・AI導入補助金では過去の交付決定歴が審査上の減点対象となることが明示されています。同一機能のソフトウェアを重複して導入しようとする場合、原則不採択となる、あるいは追加要件が課されることもあります。

    【実務対策】過去に補助金を利用したことがある場合、今回の申請内容が前回と機能が重複していないか事前にチェックし、必要であれば異なる制度の活用を検討しましょう。

    Q. 一度不採択になった場合、再挑戦はできますか?

    多くの制度で、次回以降の公募回に再申請することが可能です。

    小規模事業者持続化補助金・デジタル化AI導入補助金のインボイス枠などは年間を通じて複数回の公募が実施されており、不採択となっても次の締切に向けて再申請できます。

    【実務対策】不採択の場合、審査結果に関するフィードバックが得られることがあります。次回に向けて経営計画書や事業計画の内容をより具体的に見直しましょう。

    カテゴリ4:手続き・資金・フライング

    Q. 交付決定前に見積もりだけ取るのは問題ありませんか?発注してしまうとどうなりますか?

    見積もり取得は問題ありませんが、交付決定前の発注・契約・支払いは絶対に避けてください。

    交付決定日より前に契約・発注・支払いが行われた経費は、原則としてすべて補助対象外になります。これは「フライング購入」と呼ばれる典型的な失敗パターンで、審査に通っても対象経費として認められなくなります。

    【実務対策】見積書の取得・比較検討までは自由に進めて構いませんが、正式な発注書へのサインや前払い金の支払いは必ず交付決定の通知が届いてから行いましょう。

    Q. 補助金は後払いだと聞きましたが、支払う資金がない場合はどうすればよいですか?

    自己資金での立て替えが難しい場合は、つなぎ融資の活用を検討してください。

    補助金・助成金は事業者が先に全額を支払い、実績報告後に補助分が振り込まれる精算払いの制度がほとんどです。金融機関では、交付決定を受けた事業者向けに入金までの資金を融通する「つなぎ融資」の制度を用意している場合があります。

    【実務対策】交付決定を受けたタイミングで、早めに取引金融機関に相談しておくと安心です。

    Q. GビズIDプライムの取得にはどのくらい日数がかかりますか?

    マイナンバーカードを使ったオンライン申請であれば最短即日〜1週間程度、書面での申請の場合は数週間程度を見込んでおく必要があります。

    GビズIDプライムは多くの補助金・行政サービスの申請に共通して必要な認証アカウントです。なお2026年7月からGビズIDプライム・メンバーには発行から2年3ヶ月の有効期限が新設された点にも注意してください(既存アカウントも対象です)。

    【実務対策】補助金の申請締切から逆算し、余裕を持ってマイナンバーカード+オンライン申請での取得を済ませておきましょう。

    カテゴリ5:導入後・ペナルティ

    Q. 補助金で購入した機器を、補助事業終了後にすぐ売却・処分してもよいですか?

    いいえ。財産処分制限期間中は、事務局の事前承認なしに処分(売却・転用・廃棄等)することはできません。

    補助金で取得した一定額以上の資産には、法定耐用年数等に基づく処分制限期間が設定されます。目安として税抜単価50万円以上の財産を処分する場合は事前承認が必須で、承認を得ずに処分すると補助金の返還を求められる可能性があります。

    【実務対策】購入した機器の耐用年数・処分制限期間を導入時に確認して保管しておき、機種変更や店舗閉鎖を予定している場合は早めに事務局へ相談してください。

    Q. 補助金を受け取った場合、税務上どのように扱われますか?年に一度、何か報告が必要ですか?

    補助金は原則として雑収入として課税対象になりますが、条件を満たせば圧縮記帳という会計処理で税負担を繰り延べることができます。多くの制度で年1回の実績報告義務もあります。

    圧縮記帳を適用すると、補助金相当額を取得資産の帳簿価額から控除する形で処理でき、受給した年度の税負担を将来の減価償却費に繰り延べられます(税額そのものが免除されるわけではありません)。デジタル化・AI導入補助金など多くの制度では、導入後1〜3年程度にわたり毎年、生産性向上の効果等を報告する義務があります。

    【実務対策】圧縮記帳の適用可否は顧問税理士に必ず確認してください。実績報告の提出忘れは補助金返還につながるため、交付決定書のスケジュールをカレンダーに登録しておきましょう。

    まとめ

    補助金・助成金の審査では、型番・数量・単価の内訳が明記された正確な見積書が採否や補助対象経費の確定に直結します。

    「POSレジ一式◯◯円」のようなどんぶり勘定の見積もりでは、どの機器がどの経費区分に該当するのか事務局が判断できず、差し戻しや対象経費の減額につながることもあります。

    まずは①目的(デジタル化・販路開拓・賃上げのどれに当てはまるか)を整理し、②契約中のPOSサービスが有料プランかを確認し、③IT導入支援事業者や商工会議所など申請窓口に相談する、という順番で動くと迷いにくくなります。

    複数店舗をまとめて導入する場合は、チェーン店・複数店舗のPOS周辺機器 見積もり依頼のやり方もあわせてご覧ください。ガチャレジからの入れ替えでレジ一式を検討している場合は、レジセットの選び方|POS対応表つきで対応POSの確認手順を解説しています。

    ▶︎この記事を書いた人

    STORESTORE編集部
    当店STORESTORE(ストアストア)は、オンラインショップ運営実績10年以上!
    スマレジ・Airレジ・Square・STORESレジなどに使用するタブレットPOS周辺機器のことならお任せください。

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    ※大口注文(5台以上かつ税抜10万円以上のご注文)の場合は、専用窓口でのお見積もりも承っております。

    本記事は2026年9月1日時点で確認できた公募要領・公式発表にもとづいて作成しています。補助金・助成金の制度内容(補助率・上限額・申請期間・対象経費等)は公募回ごとに変更される可能性が高いため、実際の申請にあたっては必ず各制度の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。

  • 【免税対応】SocketScan S740とS720の違いは?スキャナー比較

    【免税対応】SocketScan S740とS720の違いは?スキャナー比較

    2026年11月1日、免税の仕組みは「その場で免税」から「税込購入→出国時の税関確認後に返金」というリファンド方式に切り替わります。タブレットPOSで免税対応を検討している店舗では「パスポートリーダーは何を買うべきか」という相談が増えていますが、型番を間違えると届いてから使えないという失敗が起こります。SocketScan S740とS720、どちらを選ぶべきかを整理します。

    ▶︎結論:ご利用のPOS×目的別・最適な選択肢

    スマレジ・パスポート現物の文字を読みたい ➔ S740/White (白色LED)・Visit Japan WebのQRコードのみ ➔ スキャナー不要 (iPadカメラ可)
    Airレジ・S740は【購入不可】 (動作非対応)・免税対応をする場合 ➔ S720 (※要外部免税システム契約/レジ単体不可)
    Square・免税対応のみ ➔ スキャナー不要 (無料アプリ「PIE VAT」で完結)・商品バーコードも高速読み取りしたい ➔ S740/S720

    【2026年11月1日改定】なぜS740とS720の2機種が選ばれるのか

    ポイント:制度改定で「旅券情報の正確な記録」が義務化されるため、手入力や撮影ミスのないスキャナーの選定が必須になります。

    2026年11月1日以降、消費税免税は「購入時点でその場免税」から「税込購入→出国時の税関確認後に返金」というリファンド方式へ切り替わります。免税店側では購入者の本人確認・旅券情報の記録がこれまで以上に重要になり、パスポートを正確に読み取れる機器へのニーズが高まっています。SocketScan S740とS720は複数のPOSサービスで実績のあるBluetoothバーコードスキャナーですが、対応できる読み取り内容が異なるため、型番を間違えると導入後に使えない失敗が起こります。

    【決定的な違い】S740とS720の機能・読み取り対応の比較

    ポイント:文字(顔写真下の英数字)が読めるのはS740(白色LEDモデル)のみ。S720やS740赤色光モデルでは一切スキャンできません。

    S740とS720はどちらも商品バーコードやQRコードの読み取りに対応していますが、パスポート現物の文字(顔写真下の英数字)まで読み取れるのはS740だけです。S720には文字を読み取る機能がありません。

    ⚠ 誤購入で失敗しやすいポイント

    S740には赤色LEDモデルと白色LED(ホワイトLED)モデルが存在し、MRZを読み取れるのは白色LEDモデルのみです。STORE STOREのS740(型番末尾:White)はMRZ対応の白色LEDモデルですが、他店購入時は型番表記を必ず確認してください。

    MRZ対応・白色LEDモデル:SocketScan S740/White失敗しない動作確認済みモデルの在庫・仕様を見る →

    パスポート現物を毎回目視で確認する運用にしている店舗(高額品を扱う時計・宝飾店や、年齢確認を伴うドラッグストアなど)であれば、S740でMRZ(パスポート現物の文字)まで読み取れると受付がスムーズになります。事前にVisit Japan Webへの登録を案内しやすい業態(アパレルや雑貨店など)であれば、次に紹介するS720やiPadカメラでの代替で十分対応できます。

    QR・商品バーコード対応:SocketScan S720失敗しない動作確認済みモデルの在庫・仕様を見る →

    卓上でハンズフリー自動スキャンする場合は、本体に加えて別売りの専用スタンドまたは充電ドックが必要です。両手でパスポートを開いた状態で片手を離してボタンを押す運用は現実的でなく、スタンドがないとプレゼンテーションモード(自動読み取り)が機能しません。

    【POS別解説】専用スキャナーが本当に必要なケース・不要なケース

    ポイント:スマレジは画面内完結。Squareは無料アプリ連携でiPadカメラ完結。Airレジは本体に免税機能がありません。

    スマレジ

    ・免税処理を標準搭載、レジ画面内で完結

    ・Visit Japan WebのQRはiPadカメラで代替可(専用機不要)

    パスポート現物のMRZが必要な場合のみS740を追加

    Square

    ・単体では免税機能なし。無料アプリ「PIE VAT」を連携

    PIE VAT連携時はiPadカメラのみで完結、専用の免税端末は不要

    ・S740/S720はiPad版のみ接続可(商品バーコード用の追加機器という位置づけ)

    Airレジ

    免税処理の機能自体が搭載されていません。※Airレジ単体では免税連動不可。外部免税システム(PIE VAT等)との別画面・別端末運用が必要になります。

    【一目でわかる】主要タブレットPOS×スキャナー機能・互換性対応表

    ポイント:ハードが繋がることと免税処理ができることは別問題です。必ず右端の「免税運用の現実」列をご確認ください。

    POSサービス ハード接続 1D商品バーコード Visit Japan Web (QR) 現物パスポート (MRZ) 免税運用の現実
    スマレジ S740・S720ともに◯ ◯(iPadカメラで代替可) ◯(S740ホワイトLED必須) レジ画面内で完結
    Airレジ S720のみ(S740は×) △(スキャン自体は可能) × 不可(Airレジ画面とは連動せず、外部システムとの二重運用になる)
    Square S740・S720ともに◯(iPad版) ◯(アプリ連携時はiPadカメラで完結) アプリ連携時はS740不要 PIE VAT連携でレジ画面内に近い形で完結
    STORESレジ S720のみ◯(S740は公式未記載) △(QR自体は読取可、免税連携は公式未記載) × 免税連動機能は公式未記載(商品スキャン用途のみ)

    STORESレジはS720の接続に対応していますが、免税処理との連動機能については公式サイトに明記がありません。最新情報はPOSレジ周辺機器の公式動作確認・検証サイトまとめをご確認ください。

    スマレジ・Squareで動作確認済みのモデルは、最新の動作確認状況や即日出荷在庫をSocketScan S740/White 公式商品ページおよびSocketScan S720 公式商品ページで確認できます。

    「ハードが接続できる」と「免税処理ができる」は別問題です。ここまでの内容を踏まえて、自店舗の判定フローを見ていきましょう。

    【判定フロー】自店舗はS740とS720のどちらを選ぶべきか

    ポイント:自店舗の「利用POS」と「スキャン対象」の2軸で、買うべき型番は1つに決まります。

    STEP 1 利用POSの確認

    スマレジ/Square/Airレジのどれをお使いですか?

    STEP 2 読み取り対象の確認

    パスポート現物の文字まで読みたいか、QR・商品バーコードで足りるかを確認してください。

    STEP 3 確定型番

    スマレジ・Squareで現物が必要 → S740(ホワイトLEDモデル)

    スマレジ・SquareでQR/バーコードのみ → S720

    Airレジで現物が必須 → S740・S720どちらも不可。POSの乗り換えが必要

    複数店舗展開の場合は、機種選定を店舗ごとに個別に進めるより、全店舗共通の構成を先に決める方が混乱を防げます。免税リファンド方式で店舗が用意すべきPOS周辺機器の開業前チェックリストもご確認ください。

    ここまでの内容を踏まえ、個別のケースで迷いやすい点をQ&A形式でも整理します。

    よくある質問(FAQ)|互換性・卓上ハンズフリー・免税アプリ

    ポイント:疑問点が解消されたら、お使いのPOSに適合する型番の仕様・在庫をご確認ください。

    QAirレジでS740を使えますか?

    A使えません。Airレジの公式ヘルプで、直接接続できるバーコードリーダーは「S720」「S700」「CHS」のみと明記されており、S740は対象外です。

    QAirレジでS720を使えば、Visit Japan WebのQRで免税対応ができますか?

    AS720自体はAirレジに接続できますが、Airレジには免税電子化に対応した免税システムとの連携機能が本体にないため、QRコードを免税情報として処理することはできません。免税対応には、S720の購入とは別に外部の免税システムとの契約が必要です。具体的には「PIE VAT」「SmartDetax」といった免税電子化システムへの申し込みが必要になります。導入にあたっては、店舗側で所轄税務署への届出書提出を行い、税務署から発行される「識別符号」と、操作用のiPad等の端末を用意する必要があります。識別符号の取得には時間がかかるため、申し込みから利用開始までの目安は約2週間〜2ヶ月です。免税対応を検討されている場合は、早めの申請をおすすめします。

    QSquareでもS740は必要ですか?

    A必須ではありません。無料の免税アプリ「PIE VAT」をSquareに連携させれば、パスポート情報の読み取りを含めてiPad1台で完結する設計になっています。S740・S720は、免税対応とは別に商品バーコードを高速でスキャンしたい場合の追加機器としてご検討ください。

    QSTORESレジでS740やS720は使えますか?

    AS720は接続に対応しています(S740は公式未記載)。ただし免税処理との連動機能については公式サイトに明記がありません。最新の対応状況はPOSレジ周辺機器の公式動作確認・検証サイトまとめをご参照ください。免税対応まで確実に導入したい場合は、動作確認済みのスマレジ×S740、またはSquare×PIE VAT連携の組み合わせをおすすめします。

    QS740を卓上に置いて自動でスキャンさせたいのですが、本体だけで足りますか?

    A本体だけでは卓上での自動読み取り(プレゼンテーションモード)は機能しません。別売りの専用スタンドまたは充電ドックとあわせてご検討ください。

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  • 【3,000円OFF】失敗しないPOSレジセットの選び方&対応POS確認

    【3,000円OFF】失敗しないPOSレジセットの選び方&対応POS確認

    結論:POSレジセットを選ぶ手順は3つです。

    ①契約中のPOSサービス(スマレジ・Airレジ・Square・STORESレジ)で使えるか確認する(Airレジの場合、TM-m30セットは非対応)

    ②現金対応・商品のバーコードスキャン・会計金額表示の要否で6タイプから選ぶ

    ③クーポンコード「regiset3000」を入力すれば対象商品が3,000円OFFになる

    レジセットは名前だけ見ると違いが分かりにくく、買い間違えが起きやすい商品です。詳しくは本文で解説しますが、ここで挙げたポイントさえ押さえておけば大きな失敗はありません。

    新規開業でレジ一式を揃える方も、既存店舗でガチャレジ(従来型の機械式レジ)から入れ替える方も、注意すべき点は同じです。順番に見ていきましょう。

    1. ご購入の前に、使っているPOSサービスを確認

    機器が揃っていても、契約しているPOSサービスが対応していないと会計に使えません。まずはここだけ確認しておけば安心です。

    まずは、お使いのPOSサービスで結論だけ確認してください。

    スマレジをお使いの方:セットの種類(スタンダード・プレミア・コンプリートなど)はどれを選んでも問題なく使えます。

    Airレジをお使いの方:TM-m30セットは使えません。お手軽POSレジセットかmCシリーズを選んでください(お手軽POSレジセットはセット全体としての動作確認までは取れていないため、購入前の問い合わせが安心です)。

    Squareをお使いの方:TM-m30セットがおすすめです(Squareリーダー〈iOS〉以外は対応)。お手軽POSレジセット・mCシリーズはSquare公式一覧に掲載がなく要問い合わせです。

    STORESレジをお使いの方:mCシリーズがおすすめです(iPad版アプリ限定)。TM-m30セットはUSB接続・iPad版限定で使えます。お手軽POSレジセットは要問い合わせです。

    迷ったらまずスマレジで運用する前提で選べば、どのセットも問題なく使えます。Airレジで開業する予定なら、TM-m30セットだけは避けてください他社POSで使う予定がある場合は、ご購入前に各POSサービスの公式サイトなどで対応状況をあらかじめご確認ください。

    自分が使っているPOSサービスで使えることが分かったら、次はどのセットを選ぶかです。

    2. 何を選べばいいか(3つの質問で決まります)

    現金も使うのか、レジで商品のバーコードをスキャンして会計する業態か、お客様に会計金額を見せたいか。この答えを、下の表の①②③の列と照らし合わせれば、選ぶべきセットが決まります。

    セット名 ①現金
    (ドロア)
    ②バーコード
    スキャン
    ③金額
    表示
    こんな開業なら
    スタンダードセット 現金対応をコンパクトに
    プレミアセット 現金+商品のバーコードスキャンも
    バーコードリーダーセット 現金なし・キャッシュレス中心
    ディスプレイ&ドロアセット 現金+会計金額を見せたい
    ディスプレイ&バーコードリーダーセット キャッシュレス+金額表示も
    コンプリートセット 現金・バーコードスキャン・金額表示を全部揃えたい
    選ぶセットが決まったら、次は実際の商品を見てみましょう。

    3. 対象商品から選ぶ

    対象商品は型番・サイズ違いを含めると数十点ありますが、まずは2章で紹介したセットを代表する5商品だけ紹介します。ドロアサイズ(M=3紙幣/6硬貨、L=4紙幣/8硬貨)やタブレットスタンドの有無で選びたい場合は、対象商品一覧ページでご確認ください。以下の商品名にある「forタブレットスタンド」「iPadスタンド付」はスタンドの形状違いです。すでにタブレットスタンドをお持ちの場合は不要なので、なしのタイプを選べば余分な出費を抑えられます。

    ※ドロアのサイズ(M/L)やスタンドの有無などのバリエーションによって型番が異なり、一部クーポン対象外となる場合があります。必ず各商品ページで適用条件をご確認ください。

    エプソン TM-m30 POSレジ・レシートプリンターセットスマレジ◯Airレジ×Square△(iOS除く)STORESレジ△構成:TM-m30 III-H(レシートプリンター)+CD-A3336(キャッシュドロア)+DM-D30(カスタマーディスプレイ)見た目のブランド感を重視したい方に。アパレル・サロン・カフェなど、レジ周りの見た目にもこだわりたい店舗におすすめです。
    mCシリーズ POSレジセット mJ-Drawer&mC-Print3スマレジ◯Airレジ△Square△STORESレジ◯構成:mC-Print3(レシートプリンター)+mJ-Drawer(キャッシュドロア、スター精密純正)とにかくシンプルに、現金対応だけ揃えておきたい方向け。設置スペースも取らないため、カウンターの狭い飲食店・テイクアウト専門店にも向いています。
    mCシリーズ POSレジフルセットスマレジ◯Airレジ△Square△STORESレジ◯構成:mC-Print3(レシートプリンター)+キャッシュドロア(スター精密製)+カスタマーディスプレイ現金対応と会計金額の提示を最初からまとめて揃えたい方向け。ドロア・ディスプレイまで含まれているので、あとから買い足す手間がありません。飲食店・美容室など、会計内容をお客様にも見せたい店舗に向いています。
    お手軽POSレジセット コンプリートセット(iPadスタンド付・Lサイズ)スマレジ◯Airレジ△Square△STORESレジ△構成:RP-F10(レシートプリンター)+TWD-N26(キャッシュドロアL)+SocketScan S720(バーコードリーダー)+DSP-A01(カスタマーディスプレイ)+iPadスタンド物販もあり、現金・キャッシュレスどちらのお客様にもしっかり対応したい方向け。タブレットスタンドも同梱でこれ1つで完結します。雑貨店・アパレルなど、レジ機能を一通り揃えたい物販店におすすめです。
    お手軽POSレジセット プレミアセット(forタブレットスタンド・Lサイズ)スマレジ◯Airレジ△Square△STORESレジ△構成:RP-F10(レシートプリンター)+TWD-N26(キャッシュドロアL)+SocketScan S720(バーコードリーダー)+タブレットスタンド現金対応に加えて、会計時に商品のバーコードをスキャンしたい物販メインの方向け。雑貨店・書店など、扱う商品点数が多い店舗に向いています。同じ「プレミアセット」でも型番によって対象外の商品があるため、この型番でご確認ください。

    4. クーポンで3,000円OFFにする方法

    開業準備や入れ替えは何かとお金がかかるタイミングです。対象のレジセットなら、このクーポンを使うだけで3,000円浮きます。ショップカードや名刺の印刷代、開店祝いに配る手土産代、初回のクリーニング用品費など、レジ機器とは関係のない他の準備費用に回せる金額です。

    なお、お届けまでの日数は在庫がある場合で3日程度、取り寄せの場合は14日前後かかります。開業日・切り替え日が決まっている方は、日数を逆算して早めの注文が安心です。

    ※記載の納期は標準的な目安です。正確な出荷時期は各商品ページの表記をご確認ください。

    開業・入れ替え応援

    【レジセット専用】今すぐ使える3,000円OFFクーポン

    ※プリンター単品等は対象外です。セット商品をご購入の際、下記のコードを入力するだけで初期費用が3,000円浮きます。

    注文画面で下のコードを入力

    regiset3000

    割引対象のレジセット一覧を見る →

    終了時期は決まっていませんが、予告なく終了・変更される場合があります。いつまでもこの価格という保証ではないので、決めたタイミングで確保しておくのが安心です。

    クーポンを適用するまでの4ステップ

    1カートに入れる 2「レジへ進む」 3コード入力 4割引を確認して注文

    ③「お支払い方法・お届け時間の指定」ページで、コード regiset3000 を入力してください。自動では割引されません。他のクーポンとの併用不可です。

    5. よくある質問

    ■ クーポンについて

    Qクーポンコード「regiset3000」はどこで使いますか?

    カートに入れ「レジへ進む」を押した先の「お支払い方法・お届け時間の指定」ページのクーポンコード欄に入力します。自動適用ではないため、コードのメモをお忘れなく。他のクーポンとの併用不可です。

    Qプレミアセットならどれでも対象ですか?

    いいえ。型番によって対象・対象外が分かれます(タブレットスタンドの有無など)。この記事で紹介している型番は対象ですが、それ以外は必ず対象商品一覧ページでご確認ください。

    ■ その他のよくある質問

    QTM-m30セットはAirレジで使えますか?

    使えません。Airレジ公式の対応プリンター一覧に非掲載のためです。Airレジをお使いの場合は、mCシリーズかお手軽POSレジセットをご検討ください。

    Q今までガチャレジ(機械式レジ)を使っていましたが、営業を止めずに入れ替えできますか?

    できます。機器の到着後、POSサービス側のアカウント登録・アプリのセットアップは営業時間外に済ませておき、実際の切り替えは定休日や閉店後に行う店舗が多いです。旧レジのキャッシュドロアを引き続き使う予定がある場合は、新しいプリンターと同一メーカーの組み合わせであるかを事前にご確認ください。

    Q送料はいくらですか?

    全国一律1,100円です。沖縄は3,300円、離島など一部地域は別途中継料金がかかります。

    Q返品・交換はできますか?

    お客様都合の場合は商品到着後7日以内・未使用未開封に限り対応します。初期不良の場合は到着後30日以内に問い合わせフォームからご連絡ください。

    開業・入れ替え応援

    【レジセット専用】今すぐ使える3,000円OFFクーポン

    ※プリンター単品等は対象外です。セット商品をご購入の際、下記のコードを入力するだけで初期費用が3,000円浮きます。

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  • 【開業コスト削減】居抜き物件のレジ設備チェックリスト|使い回し判定

    【開業コスト削減】居抜き物件のレジ設備チェックリスト|使い回し判定

    ▶︎こんな方に向けた記事です。

    「来週、内見の予約が取れた」という内見を控えている飲食店開業予定の方
    「造作譲渡の契約書にサインする直前で不安がある」という契約直前の方
    「新築の内装にするか、居抜きにするかまだ決めていない」という比較検討中の方
    「2〜3件の物件を見比べている」という複数物件比較中の方

    居抜き物件は空室時点で電気・ガスが止まっているため、内見でその場で動作確認はできません。見るべきは、メーターやブレーカーに表示された設備の規格です。以下のチェックリストを使ってください。

    チェックリスト(事前確認・内見時・契約前の3段階)

    ①内見前に不動産会社へ電話で確認すること

    ガス種別(都市ガス/プロパン)を電話で確認したか

    ガス種別の切り替え可否・概算費用を確認したか

    過去にブレーカーが落ちた、水の勢いが弱いなどのトラブルがなかったか確認したか

    各インフラの請求元(インフラ会社と直接契約か、管理会社経由か)を確認したか

    前のテナントの営業期間・退店理由を確認したか

    ②内見当日に現地で目視確認すること

    分電盤のブレーカーで電灯・動力の契約アンペア数を確認したか(アンペアブレーカーがない場合は不動産会社に確認したか)

    ガスメーター本体の号数を確認したか

    水道メーターの口径(mm)を確認したか

    レジ台内部のコンセント数・LAN配線の有無を確認したか

    冷蔵庫・冷凍庫の容量と設置年数を確認したか

    エアコン・換気扇の設置年数と設置形態(建物組み込みか簡易設置か)を確認したか

    防犯カメラ・センサー類がリース会社所有か物件所有かを確認したか

    ③契約前に専門家へ確認・依頼すること

    排気ダクトの太さ・向きが自店の調理量に対して十分か、内装施工業者に写真を見てもらったか

    造作譲渡契約の対象範囲(レジ台本体は含むか、配線工事や機器本体は含むか)を確認したか

    什器・陳列棚の流用可否を、自店のレイアウトを先に決めた上で判断したか

    自店で使わない設備のクリーニング・撤去費用を見積もったか

    不動産会社以外の情報源でも物件の評判を確認したか

    厨房設備は「動くか」より先に「容量が足りるか」を見る

    ポイント:ガス種別は内見前に、電気・ガス・水道の設備規格はブレーカー・メーターの表示で内見当日に確認する

    居抜き物件の厨房機器で一番よくある食い違いが、都市ガスとプロパンの違いです。前のテナントが都市ガスだったのに自分の業態がプロパンを想定していた、あるいはその逆というケースは珍しくありません。内見に行かなくても、物件の問い合わせ段階で不動産会社に「このガス機器は都市ガス・プロパンのどちらですか」と聞けば分かります。切り替え可否・概算費用もあわせて聞いておけば、内見に行く価値がある物件かどうかを先に判断できます。

    次に確認するのが電気・ガス・水道の設備規格です。電気は分電盤のブレーカーに契約アンペア数(電灯:一般コンセント用、動力:業務用エアコンなど大型機器用の2種類。動力は使わなくても基本料金がかかるため、前のテナントの機器を使わないなら早めに電力会社へ減設を相談してください)、ガスはメーターに刻印された号数、水道はメーターの口径(mm)が、それぞれ供給できる上限として表示されています(アンペアブレーカーがない場合は不動産会社に確認)。ガスの号数は業態差が大きく、カフェ・バーは4〜6号、居酒屋・和食は6〜10号、イタリアン・ラーメンは10〜16号、中華・焼肉は16号以上が目安です。

    排気ダクトの太さや向きが自分の調理量に足りるかは、内見だけでは判断できません。業態が変わると必要な排気量も変わるため、写真を撮って内装施工業者に見てもらってください。排気が明らかに不足していると、飲食店営業許可の検査で換気設備の追加・改修を求められることがあります。

    給排水の位置も、厨房レイアウトをそのまま踏襲するかどうかを左右します。シンクの位置を動かすと配管工事だけで数十万円単位のコストが発生することもあるため、居抜きのメリットを活かすなら、既存の給排水位置に合わせて厨房レイアウトを組む方が現実的です。

    冷蔵庫・冷凍庫が残っている場合は、容量が自店の仕込み量に見合っているかに加えて、あと何年使えそうかも見ておいてください。自店で使わない設備の撤去費や、引き継いだ設備が故障した際の修理・廃棄費はすべて自店負担になるため、内見時に見積もっておくと安心です。

    レジ周り・電源配線・造作の見極め方

    ポイント:レジ台(造作)は残ることが多いが、レジ機器本体は前のテナントが持ち帰っていることが多い

    レジ台(レジカウンター)は、造作(内装工事の一部)として物件に残ることが多い一方、その上に乗っていたレジ機器本体(プリンターやレジスター)は、前のテナントが撤去時に持ち帰っているのが普通です。造作譲渡では「動かせるものは譲渡対象に入らない」という考え方が一般的なため、レジカウンターは残っていても中身は空、というのがよくある状態です。

    確認すべきは、そのレジ台の内部(前面や背面にある収納扉・パネルを開けた奥)に、コンセントが何口あるか、LANケーブルの差し込み口があるかどうかです。タブレットPOS(スマレジ・Airレジ・Square・STORESレジなど)でレシートプリンターに加えてキッチンプリンターやカスタマーディスプレイなどを組み合わせる場合、複数台を同時に使うことになるため、レジ台内部のコンセント数は内見当日に目視で数えておくことをおすすめします。数えておけば、契約後の機種選びがそのまま前に進みます。

    前のテナントの造作(店舗の内装や設備)を引き継ぐ場合、賃貸借契約とは別に「造作譲渡契約」を交わすのが一般的です(無償譲渡やスケルトン(内装をすべて解体した何もない状態)に戻すケースもあります)。何が対象に含まれるか(レジカウンター本体は含むが配線工事は含まない、など)は物件ごとに違うため、契約前に不動産会社経由でリストを確認してください。

    前のテナントが現金のみの店舗だった場合、防犯カメラの配線がレジ横まで来ていないこともあります。キャッシュレス決済を中心にする予定でも、現金の受け渡しは残るため、キャッシュドロア(現金を入れる引き出し)の設置スペースと施錠状況は別途確認しておきたいところです。

    空調・防犯・什器などその他設備の確認

    ポイント:動作確認より「残り耐用年数」を基準に見る

    前のテナントが「エアコンは使えていた」と言っていても、内見時は電気が止まっていて動作確認はできません。見るべきは設置から何年経っているかです。壁掛けなど取り外し可能なタイプは耐用年数6年、天井埋込など建物固定タイプは13年または15年(国税庁の耐用年数区分)が目安です。設置年数と設置形態を管理会社に確認してください。

    防犯カメラ・センサー類は、前のテナントの契約次第でリース会社の所有物として残っている場合があります。この場合は無断で使い続けることができないため、リース契約が引き継げるのか、それとも新規契約が必要なのかを内見時に確認してください。

    陳列什器やテーブル・椅子は、業態が変わると使い勝手も変わります。飲食店からアパレルへの転換など業態が大きく変わる場合は、什器の流用よりも、まず自店の商品・客層に合うレイアウトを先に決めた上で「使える什器だけ残す」考え方の方が失敗が少なくなります。

    設備そのものとは別に、前のテナントがどれくらいの期間営業していたか、なぜ退店したかも見ておきたいポイントです。空室期間が極端に長い物件は、賃料や立地など設備以外の部分に根本的な理由が隠れていることがあります。退店理由は不動産会社からも聞けますが、それだけで判断せず、周辺の口コミやネット上の評判もあわせて確認しておくと安心です。

    設備 そのまま継続利用しやすい 要注意・専門家に確認
    厨房機器 ガス種別・電源容量が業態と一致 排気ダクトの容量不足、給排水位置の変更が必要
    レジカウンター・配線 造作のみ流用、機器は入れ替え コンセント数不足、LAN配線なし
    空調 設置から日が浅い 耐用年数を超えている、または不明
    防犯設備 物件所有・契約引き継ぎ可 リース会社所有で引き継ぎ不可

    「要注意」に該当する設備が3点以上重なった場合、レジ周辺機器だけでも5台以上かつ税抜10万円以上でまとめて発注いただくと大口注文としてご相談いただけます。

    よくある質問

    Q. 前のテナントのレジ機器はそのまま使えますか?
    機種やメーカーによります。特にレシートプリンターとキャッシュドロアは、メーカーが異なると電気信号の規格が合わず動作しないことがあります。動作確認が取れない場合は、プリンターとドロアをセットで入れ替える方が安全です。
    Q. 造作譲渡契約は必ず必要ですか?
    前のテナントの残置物(内装・什器・厨房機器など)を有償で引き継ぐ場合は、賃貸借契約とは別に造作譲渡契約を結ぶのが一般的です(無償譲渡の場合もあります)。契約形態は不動産会社に確認してください。
    Q. 内見時にすべて一人で判断できますか?
    ガス・電気設備や排気ダクトの容量など、専門知識が必要な部分は施工業者や設備業者に同行を依頼するのが安全です。レジ周りの機器選定については、当店でも構成のご相談を承っております。
    Q. 空き店舗の補助金は使えますか?
    市区町村や商店街振興組合が独自に実施しており、名称・条件・補助率は自治体ごとに異なります(例:船橋市「空き店舗対策事業補助金」、東大阪市「空き店舗活用促進事業補助金」)。物件所在地の産業振興課・商工課や商工会議所に直接問い合わせてください。

    まとめ

    居抜き物件は開業コストを抑えられる一方、「残っている=使える」ではない設備がいくつもあります。厨房はガス種別と排気量、レジ周りは電源とコンセント数、その他設備は残り耐用年数を基準に見ていけば、内見の場で大きな判断ミスは防げます。

    ▶︎この記事を書いた人

    STORESTORE編集部
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  • 【2026最新】売れ筋POS周辺機器ランキングTOP3|プリンター・スキャナーナー・セット商品TOP3

    【2026最新】売れ筋POS周辺機器ランキングTOP3|プリンター・スキャナーナー・セット商品TOP3

    「結局どれが人気なのか」を知ってから機種を決めたい方へ。STORE STOREの実売データ(2025年7月〜2026年7月)を集計し、レシートプリンター・バーコードスキャナー・一体型セット商品の売れ筋をカテゴリ別にランキング形式でまとめました。

    PRINTERレシートプリンター編TOP3

    ポイント:スマレジ対応のTM-m30 III-Hが売れ筋ランキング首位。コンパクトさで選ぶならRP-F10も人気です。

    1レシートプリンター TM-m30 III-H 商品ページTM-m30 III-Hなぜ人気?上部の余白を最小限に抑えた省スペース設計STORE STOREの見解:レジ台の設置スペースに制約がある場合は、この省スペース性を優先して選ぶことをおすすめします対応POSスマレジ ◯Square ◯※Squareリーダー〈iOS〉のみ非対応商品ページを見る →2コンパクトレシートプリンター RP-F10 商品ページRP-F10(Bluetooth)なぜ人気?手のひらサイズでレジ台を圧迫しない設計STORE STOREの見解:初めてレジを導入される場合は、このサイズ感と価格のバランスからまず検討するのが無難だと考えます対応POSスマレジ ◯Airレジ ◯商品ページを見る →3iPadレジプリンター mC-Print3 商品ページmC-Print3なぜ人気?複数の接続方式に対応できる柔軟な設計STORE STOREの見解:複数台のレジを並べる、または将来POSサービスの乗り換えを想定するなら、接続方式の自由度を優先してこちらを選ぶべきです対応POSスマレジ ◯Airレジ ◯STORESレジ ◯商品ページを見る →
    「プリンターは分かった、じゃあバーコードは何が売れてるの?」▶︎次はスキャナー編を見てみましょう。

    SCANNERバーコードスキャナー編TOP3

    ポイント:1D/2D対応のS720が売れ筋トップ。パスポート読み取りも必要な店舗はS740が候補です。

    1SocketScan S720 Charging Dockセット 商品ページSocketScan S720 Charging Dockセットなぜ人気?旧型は一次元のみ、二次元にも対応拡大STORE STOREの見解:今後クーポン・会員証等の二次元コード運用を想定するなら、旧型ではなくこちらを選ぶことを推奨します対応POSスマレジ ◯Airレジ ◯Square ◯STORESレジ ◯商品ページを見る →2SocketScan S740 商品ページSocketScan S740(White)なぜ人気?パスポート面も同じ一台で読み取り可能STORE STOREの見解:免税対応を検討している場合はパスポート読み取り機能があるこちらを優先すべきです(Airレジでは非対応の点にご注意ください)対応POSスマレジ ◯Square ◯商品ページを見る →3バーコードリーダー L-46X 商品ページバーコードリーダー L-46Xなぜ人気?有線接続でバッテリー切れの心配がないSTORE STOREの見解:充電管理の手間を減らしたい場合は、有線接続のこちらを検討する価値があります(TM-m30シリーズ経由限定です)対応POSスマレジ ◯※EPSON製プリンター経由でのUSB接続が必要商品ページを見る →

    ※取扱終了モデル(SocketScan S700シリーズ)はランキング対象から除外しています。3位のL-46Xは1〜2位と比べて売上規模が大きく異なる点にご留意ください。Airレジと直接ペアリングできるSocket Mobile製スキャナーは公式に「S720」「S700」「CHS」のみとされており、S740は非対応です。Airレジで2次元コードの読み取りが必要な場合はS720をお選びください(S720・S740とも、SquareはiPad版のみ対応。S720はSTORESレジにも対応、有料プラン限定)。L-46Xはスマレジ専用スキャナーとしてTM-m30シリーズ経由での利用のみが案内されており、他社POSでの対応情報は確認できませんでした。

    「機器を1台1台選ぶのは面倒」という方向けに、セット商品の実績も見てみましょう。

    SET一体型・セット商品編TOP3

    ポイント:レジ導入自体が初めての店舗は、機器を個別に選ぶよりセット購入の方が組み合わせで迷いません。

    1レシートプリンター内蔵キャッシュドロア mPOP CBI 商品ページmPOP CBI(Bluetooth/有線接続)なぜ人気?プリンターとドロアが一台にまとまった設計STORE STOREの見解:カウンターの省スペース化を最優先するなら、個別に機器を揃えるよりこちらが近道です対応POSスマレジ ◯Airレジ ◯Square △商品ページを見る →2お手軽POSレジセット スタンダードセットforタブレットスタンド 商品ページお手軽POSレジセット(タブレットスタンド付)なぜ人気?組み合わせ確認済みで相性の心配が不要STORE STOREの見解:開業準備の時間が限られている場合は、個別選定の手間を省けるこちらのセットを優先しておすすめします対応POSスマレジ ◯商品ページを見る →3お手軽POSレジセット スタンダードセット ドロアサイズM 商品ページお手軽POSレジセット(スタンダード・M)なぜ人気?スタンド保有店舗が追加導入しやすい構成STORE STOREの見解:すでにタブレットスタンドをお持ちの場合は、重複購入を避けられるこちらが合理的です対応POSスマレジ ◯商品ページを見る →

    売れ筋ランキング全体表(2025年7月〜2026年7月)

    保守契約・自動釣銭機関連・取扱終了モデルは集計対象から除外し、実機のみを売上金額基準で順位付けしています。

    順位 商品名 対応POS
    1 TM-m30 III-H TM-m30 III-H
    レシートプリンター
    スマレジ ◯Square ◯※Squareリーダー〈iOS〉のみ非対応
    2 SocketScan S720 Charging Dockセット SocketScan S720 Charging Dockセット
    バーコードスキャナー
    スマレジ ◯Airレジ ◯Square ◯STORESレジ ◯
    3 SocketScan S740 SocketScan S740
    バーコードスキャナー
    スマレジ ◯Square ◯
    4 RP-F10 RP-F10(Bluetooth接続)
    レシートプリンター
    スマレジ ◯Airレジ ◯
    5 mC-Print3 mC-Print3
    レシートプリンター
    スマレジ ◯Airレジ ◯STORESレジ ◯
    6 mPOP CBI mPOP CBI
    一体型キャッシュドロア
    スマレジ ◯Airレジ ◯Square △
    7 お手軽POSレジセット(タブレットスタンド付) お手軽POSレジセット(タブレットスタンド付)
    POSレジセット
    スマレジ ◯
    8 TM-T90KP キッチンプリンター TM-T90KP
    キッチンプリンター
    スマレジ・ウエイター ◯
    9 お手軽POSレジセット スタンダードセット ドロアサイズM お手軽POSレジセット(スタンダード・M)
    POSレジセット
    スマレジ ◯
    10 バーコードリーダー L-46X バーコードリーダー L-46X
    バーコードスキャナー
    スマレジ ◯※EPSON製プリンター経由

    まとめ

    使っているPOSサービスによって、選ぶべき機種は変わります。スマレジのみで運用するなら売れ筋1位のTM-m30 III-Hで問題ありませんが、Airレジも併用するならmC-Print3mPOP CBIのようにAirレジ対応が明記された機種を選ぶ必要があります。Squareを使う店舗は対応が限定的なため、導入前に必ず商品ページで確認してください。

    ※集計期間:2025年7月1日〜2026年7月31日(約1年間)/対象:STORE STOREでの新品販売実績のみ(中古・新古品を除く)/順位基準:販売金額(具体的な金額は非公開)/自動釣銭機の保守契約等のサービス項目は対象外。

    ▶︎この記事を書いた人

    STORESTORE編集部
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  • 【電源不要】モバイルプリンターとは?据え置き型との違いとPOS対応表

    【電源不要】モバイルプリンターとは?据え置き型との違いとPOS対応表

    ▶︎こんな方に向けた記事です。

    「キッチンカー・移動販売で会計を済ませたい」という屋外・出張型の店舗の方
    「訪問先で伝票やレシートをその場で出したい」という訪問サービス・出張買取の方
    「イベント出店・催事の間だけレジを組みたい」という臨時出店の方
    「今使っている据え置き型を、イベント出店の日だけ持ち出せないか」という店舗+臨時出店を兼ねる方
    「POSサービスを乗り換える予定があり、今の周辺機器が引き続き使えるか不安」というPOS移行検討中の方

    「モバイルプリンター」という言葉自体を初めて聞いた方にも分かるように、据え置き型との違いから選び方まで順番に解説します。

    結論:こんな時は、これを選ぶ

    ・電源が確保しにくい現場(屋外・訪問先)で使う → モバイルプリンター『MP-B20』が起点。スマレジ・Airレジ・STORESレジすべてで公式の接続ガイドが確認できているため、POSを乗り換える予定がある場合でも安心です

    「MP-B20」の商品ページを見る →

    スマレジ限定で使う、紙幅58mmで問題ない → モバイルプリンター『SM-S210i』も選択肢になります。Airレジで使う予定がある場合は型番の対応可否を必ず確認してください(詳細は本文の対応表で解説)

    「SM-S210i」の商品ページを見る →

    店内は固定、イベント出店時はコンセントかポータブル電源が確保できる → 据え置き型『mC-Print3』を持ち出して使うことも可能です。バッテリー非内蔵のためAC電源(コンセントまたはポータブル電源)が必須で、本体とACアダプターを都度持ち運ぶ運用になります

    「mC-Print3」の商品ページを見る →

    電源確保が一切できない現場が前提 → バッテリー内蔵のモバイルプリンター(MP-B20・SM-S210i)を選ぶのが確実です。現金の収納までドロアで自動管理したい場合はキャッシュドロアとはの記事もあわせてご確認ください

    モバイルプリンターとは何か

    ポイント:充電式バッテリーを内蔵し、Bluetooth接続で動作する小型のレシートプリンターの総称です。

    モバイルプリンターは、充電式のバッテリーを内蔵しているため、電源コンセントのない場所でも使えるレシートプリンターです。手のひらサイズで持ち運びやすく、iPadやiPhoneとはBluetoothで接続します。

    これに対して、mC-Print3やTM-m30シリーズのような「据え置き型」のプリンターは、ACアダプターで電源を確保することが前提の設計です。バッテリーを内蔵していないため単体で屋外や移動中に使うことはできませんが、コンセントまたはポータブル電源(持ち運び可能な蓄電池)を確保できれば、据え置き型を持ち出して使うこと自体は可能です。屋外や訪問先など電源を確保しにくい場所で使う場合は、この電源方式の違いが機種選びの最初の分岐点になります。

    「持ち運べればどれでも同じ?」いいえ、選ぶときに見るべきポイントが3つあります。次の章で説明します。

    選ぶときに見るべき3つのポイント

    ポイント:バッテリー・接続方式・紙幅の3点を確認すれば選定を間違えません。

    ①バッテリー内蔵か:モバイルプリンターは基本的に内蔵ですが、稼働時間はモデルで差があります。1日の会計件数が多い現場では、稼働時間の目安を商品ページで確認してから選んでください。

    ②接続方式:MP-B20・SM-S210iともにBluetooth/USB接続に対応しています。キャッシュドロアの自動開閉はモバイルプリンターでは行えません(据え置き型のみの機能です)。現金の収納をドロアに任せたい場合は、この点を先に把握しておく必要があります。

    紙幅・巻径:モバイルプリンターの用紙は主に58mm幅です。ロール紙は据え置き型用の大径ロール(58×80×12)ではなく、モバイル用の小径ロール(58×40×8)を使います。据え置き型と同じ用紙を買ってしまうと巻径が合わず入らないため、購入時は必ず対応サイズを確認してください。

    POS別・対応プリンター一覧

    ポイント:同じ「モバイルプリンター」でも、POSサービスごとに対応状況が異なります。

    POSサービス MP-B20 SM-S210i
    スマレジ ◯(スマレジ公式ヘルプで確認済み)
    Airレジ ◯(Airレジ公式FAQで確認済み) △(型番によって対応が分かれます。Airレジ公式の対応プリンター一覧に「特定の型番はAirレジに対応していません」という明記があるため、購入前に型番を確認してください)
    Square △(Square公式の対応周辺機器一覧に掲載がないため対応状況は要問い合わせ) △(Square公式一覧に掲載あり。ただしSquareスタンド・Squareレジスター・Squareリーダー(iOSと併用)限定。Squareターミナル・Squareハンディ・Squareキオスク・Squareリーダー(Androidと併用)は非対応)
    STORESレジ ◯(STORESレジ公式の接続ガイドで確認済み) △(SM-S210iには旧型番「DB40」と新型番「DB2-40」があり、STORESレジの専用ガイドは旧型番向け。当店取扱いは新型番のため、STORESレジでの対応は要問い合わせ)

    スマレジのみで運用する場合はどちらも安心して選べますが、Airレジ・Square・STORESレジを併用する予定がある場合はMP-B20のほうが対応の見通しがはっきりしています

    ※STORESレジでのプリンター接続はiPad版アプリ限定です(iPhone版は非対応)。

    対応状況が分かったところで、実際どれを買えばいいのか。ここまでの内容を整理します。

    実際どれを買うか

    ポイント:使う場所とPOSサービスの組み合わせで、選ぶべき機種は決まります。

    電源が確保できない現場が前提の場合:スマレジ限定ならSM-S210i、複数POSを併用・乗り換え予定があるならMP-B20を選んでください。

    店内固定+イベント時のみ持ち出す場合:AC電源かポータブル電源を確保できるならmC-Print3を継続利用し、持ち出せない現場のみモバイルプリンターを併用してください。

    現金の収納(ドロア連動)も必要な場合:モバイルプリンターでは自動開閉ができないため、据え置き型+キャッシュドロアの構成が前提になります。

    キッチンカー・移動販売でスマレジを使う場合の型番選定は、より業種特化の内容をキッチンカーのスマレジ用プリンター選びで解説しています。

    現金とキャッシュレスが混在する現場での機種構成は、現金・キャッシュレス併用期のレジ周辺機器の選び方で詳しく解説しています。

    よくある質問

    Q. モバイルプリンターでキャッシュドロアを自動で開閉できますか?

    できません。キャッシュドロアの自動開閉は据え置き型プリンター(mC-Print3・TM-m30シリーズ等)にプリンター経由で接続する機能です。モバイルプリンターにはドロア連動用の接続端子がないため、現金を収納する場合は手動タイプのキャッシュドロアと組み合わせる運用になります。

    Q. 据え置き型のロール紙をモバイルプリンターに使えますか?

    使えません。据え置き型(58×80×12)とモバイル型(58×40×8)はロール紙の巻径が異なる規格です。据え置き型用の大径ロールはモバイルプリンター本体に収納できないため、購入時は必ずモバイル用の小径ロールを選んでください。

    Q. SM-S210iはAirレジで使えますか?

    型番によって異なります。Airレジ公式の対応プリンター一覧には、SM-S210iシリーズの中で特定の型番についてAirレジに対応していないという明記があります。ご購入・ご利用の際は、お使いの機種の型番を商品ページやプリンター本体の表記で確認し、必要であればAirレジ公式のFAQでその型番が対応リストに含まれているかをご確認ください。

    Q. モバイルプリンターと据え置き型、どちらを先に買うべきですか?

    店舗の営業形態で決まります。固定の店舗のみで営業する場合は据え置き型で十分ですが、屋外・訪問・イベント出店など電源を確保しにくい場面が想定される場合は、先にモバイルプリンターを検討したほうが、後からの買い直しを避けられます。

    まとめ

    モバイルプリンターは「バッテリー内蔵で電源のない場所でも使える」という一点で据え置き型と大きく異なります。ただしPOSサービスごとの対応状況には差があり、特にAirレジは型番による例外があるため、購入前の確認を省略しないでください。

    繁忙期のイベント出店・キッチンカーの営業シーズンが近い場合は、在庫のあるうちに手配しておくと安心です。

    ▶︎この記事を書いた人

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  • 【繁忙期対策】飲食店の繁忙期別POS周辺機器の手配タイミング早見表

    【繁忙期対策】飲食店の繁忙期別POS周辺機器の手配タイミング早見表

    この記事は、忘年会や歓送迎会といった季節性の高い宴会需要について、集客・販促の企画方法を解説するものではありません。よくある「年間販促カレンダー」とは異なり、繁忙期に入る前にどの機器を、いつまでに揃えておくべきかという、調達目線に絞って解説しています。

    こんな方に向けた記事です

    • 忘年会・歓送迎会シーズンに、レジや厨房の機器が壊れたら困る、と感じたことがある方
    • 繁忙期のたびに機器を手配しているが、毎回いつ発注すればいいか迷っている方
    • 年間の繁忙期すべてを見越して機器をまとめて揃え、大口注文で効率よく手配したい方
    • 複数店舗を運営していて、店舗ごとに繁忙期対策がバラバラになっている方
    • 過去に機器の不調・紙切れで、忙しい時間帯に対応が遅れた経験がある方

    結論

    飲食店には少なくとも年4回、機器の予備・増設を考えるタイミングが来ます。
    次に来る繁忙期を確認し、その1〜2ヶ月前までに予備機とロール紙を用意しておきます。

    1歓送迎会(3〜4月)――厨房プリンターの予備
    2夏のボーナス期(6月下旬〜7月下旬)――屋外・臨時レジ用の増設
    3忘年会(12月)――レシートプリンター・キャッシュドロアの予備
    4新年会(1月)――キャッシュドロアの追加予備
    5店独自の企画イベント(周年祭・常連客限定企画・生産者コラボ等)――日程が決まり次第その都度

    営業を続けている飲食店なら、カレンダーで決まる4つはほぼ毎年すべて経験します。1つだけ選んで終わり、という話ではありません。

    この4つに加えて、ロール紙だけは毎回共通して消費量が増えます。機器より先に、まずロール紙の残量から確認してください。

    4つすべてに向けて揃えると、合計台数が5台を超えることが多く、大口注文(5台以上かつ税抜10万円以上)の対象になります。

    繁忙期グループ別の必要機器と手配の目安

    ポイント:予備・増設が解決するのは「処理速度」ではなく「止まったときの被害」です

    機器を1台追加したところで、印字や会計の速度そのものが上がるわけではありません。予備・増設が防ぐのは、一番忙しい夜にトラブルが起きたときの被害です。

    予備・増設がない場合

    厨房プリンターが壊れると、注文を手書きで厨房に伝えることになり提供が遅れる

    レシートプリンターが壊れると、その場でレシートを渡せず後で個別対応が必要になる

    屋外・臨時席に会計機器がないと、店内のレジまで都度移動することになる

    釣銭が不足すると両替に手間取り、後ろに並ぶお客様の会計も止まる

    予備・増設がある場合

    予備機に差し替えるだけで、通常通り厨房に注文が届き続ける

    会計の流れを止めずにレシートを発行できる

    その場で会計が完結し、行列や移動の手間ができにくい

    釣銭を切らさず、後ろのお客様も待たせずに済む

    時期 起きやすい課題 検討したい機器 当店からのご注文目安
    歓送迎会(3〜4月) 厨房プリンターが壊れると提供が遅れる キッチンプリンターの予備 2月中のご注文がおすすめ
    夏のボーナス期(6月下旬〜7月下旬) 屋外・臨時席に会計機器がない モバイルプリンターの増設 5月中のご注文がおすすめ
    忘年会(12月) 釣銭不足・レシートプリンターの故障リスク レシートプリンター・キャッシュドロア予備 10〜11月中のご注文がおすすめ
    新年会(1月) 釣銭準備の負荷分散が必要 キャッシュドロア追加予備 12月中のご注文がおすすめ
    4つの繁忙期共通 客数増加でロール紙の消費量が増える レシートロール紙の在庫確認・追加 各繁忙期の1ヶ月前を目安に在庫確認

    年間カレンダーで見る

      1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
    歓送迎会
    夏のボーナス期
    忘年会
    新年会
    ロール紙
    ご注文目安の月 繁忙期本番の月 予約の問い合わせが増え始める月 ロール紙は通年で確認

    この4つの中で唯一、共通して起きるのが「ロール紙」の消費量増加です

    機器の予備・増設は繁忙期ごとに理由も対象も違いますが、ロール紙だけは「客数が増えれば増えるほど、単純に消費量が増える」という共通の話です。上のカレンダーでは黄色の帯が年間を通して伸びているのはこのためです。

    宴会予約が何組増えたら、ロール紙は何本必要か

    当店のロール紙(58×80×12)は、通常のご来店(購入品数5品)で約14cm消費する想定で、1巻(24m)でおよそ171件分に対応できます。ただし、印字が発生する回数は通常のご来店も宴会も基本的に会計時の1回だけです。違うのは、その1回のレシートの長さです。

    レシートの長さは、品数に関わらず1回の会計で必ず印字される「固定部」(店名・日時・合計金額・消費税・フッター等)と、品数に応じて伸びる「明細部」の合計で決まります。14cmで5品という数字を、固定部(約7cm)+明細部(1品あたり約1.4cm×5品=7cm)に分解できます。

    宴会の会計をコース料理・ドリンクを合わせて1組あたり25品分と仮定すると、長さは固定部7cm+明細部35cm(1.4cm×25品)=約42cm。固定部は1回の会計につき1回しか印字されないため、通常来店5件分(固定部が5回重複して合計70cm)よりは短く、通常来店の約3倍程度に収まる計算になります。

    通常月と比べて増える宴会予約 通常来店換算(1組=3件分) 追加で用意したいロール紙
    +30組 約90件分 +1巻を目安に
    +80組 約240件分 +1〜2巻を目安に
    +150組 約450件分 +2〜3巻を目安に

    この試算には幅があります。「〇〇コース×10」のようにコース単位でまとめて印字する場合は明細部が増えず、通常とほぼ変わらない長さで済みます。一方、単品ドリンクの追加注文が多い場合や、人数分の領収書を個別発行する場合は、この試算以上に消費量が増えることもあります。上の表の「25品・3倍」を、ご自身の店舗の会計スタイルに置き換えて確認することをおすすめします。

    当店では、在庫がある商品は翌営業日発送、欠品時は通常約1週間の納期とご案内しています。「当店からのご注文目安」は当店独自の推奨タイミングであり、宴会予約の混雑状況を保証するものではありませんが、繁忙期の直前はご注文が集中しやすいため、余裕を持ったご注文をおすすめします。

    飲食店の宴会需要は「秋の予約」から動き出す

    ポイント:忘年会プランの予約受付は10月頃から始まるため、機器の点検・補充もこのタイミングで動き出す必要があります

    忘年会の会場予約は、開催シーズンである12月の約2ヶ月前、10月頃から本格化するとされています。少人数の忘年会であっても開催日の1ヶ月前までには予約を済ませておくのが一般的で、人気店や大人数の場合はさらに早く、2〜3ヶ月前から動きが始まります。

    つまり飲食店側から見ると、9〜11月は「まだ忘年会本番ではないが、予約の問い合わせや仮予約が増え始める時期」にあたります。この時期にフロント機器(レシートプリンター・キャッシュドロア)と厨房機器(キッチンプリンター)の状態を点検し、消耗品の在庫や予備機の有無を確認しておくことで、12月に入ってから慌てて手配することを避けられます。

    据え置き型プリンター(TM-m30シリーズ・mC-Print3等)で使うロール紙は58×80×12サイズが対応しています。モバイルプリンター(SM-S210i等)をお使いの場合はサイズが異なるため、後述の「夏のボーナス期」の章で紹介する58×40×8サイズをご確認ください。

    「レシートロール紙(58x80x12・TM-m30/mC-Print3対応)」の商品ページを見る →

    秋のうちに点検しても、実際どのくらい機器が足りなくなるの?
    ▶︎まずは飲食店にとって最大の繁忙期、忘年会に次いで大きい歓送迎会シーズンから見ていきます。

    歓送迎会シーズン(3〜4月)に向けて備えるもの

    ポイント:宴会が重なる時間帯は厨房のプリンターがフル稼働に近い状態になります

    3組の団体客が同時にコース料理を頼んだら、厨房のプリンターにはどんな負担がかかるでしょうか。歓送迎会シーズンは12月に次いで宴会が集中する時期とされ、特に4月上旬は新入社員の歓迎会が重なりやすいタイミングです。プリンター自体の印字速度が不足するわけではありませんが、1台構成のまま繁忙期の真っ最中に故障すると、代替の紙伝票運用に切り替える手間が発生し、影響が大きくなります

    この場合に検討したいのが、キッチンプリンターの予備・増設です。当店で扱うmC-Print3はバッテリーを内蔵せずACアダプターでの給電が前提のため、厨房内など電源が確保できる場所での据え置き利用に向いています。

    「mC-Print3」の商品ページを見る →

    なお、キャッシュドロア(レシート発行と連動して開く釣銭箱)を組み合わせる場合、mC-Print3はスター精密製のためドロアの電気信号仕様が他メーカーと異なります。同じスター精密製のmJ-Drawerであれば組み合わせが確認できています。

    「mJ-Drawer」の商品ページを見る →

    歓送迎会シーズン直前は他店舗も同時に増設を検討する時期のため、在庫があるうちの早めの確保をおすすめします。

    夏のボーナス期(6月下旬〜7月下旬)に向けて備えるもの

    ポイント:屋外席や臨時営業を増やす店舗ほど、そこにもレジ・プリンターの設置が必要になります

    ビアガーデンやテラス席を臨時で増設しても、会計はそこまで機器を持っていって初めて完結します。夏のボーナス支給の時期と重なる6月下旬〜7月下旬は、忘年会・歓送迎会と並ぶ飲食店の繁忙期のひとつです。なお、ボーナスは夏だけでなく冬にも支給する企業が多く、冬のボーナス期は次の章で扱う忘年会シーズンと時期が重なります。

    屋外や臨時スペースでの会計には、バッテリー駆動で持ち運べるモバイルプリンター(当店で扱うSM-S210i)を予備として用意しておくと、増設したテラス席や臨時レジにもそのまま対応できます。

    「SM-S210i」の商品ページを見る →「レシートロール紙(58x40x8・モバイルプリンター対応)」の商品ページを見る →

    屋外イベントは告知から本番までの準備期間が短くなりがちなため、5月中の手配が安心です。

    春と夏の対策はわかったけど、一番混み合う年末年始はどうすればいいの?
    ▶︎ここからが1年で最も宴会が集中する、忘年会・新年会シーズンです。

    忘年会シーズン(12月)に向けて備えるもの

    ポイント:団体宴会が最も集中する時期で、現金精算の比率も上がりやすくなります

    団体客の一斉会計が3組続けば、レジの釣銭はあっという間に薄くなります。忘年会シーズンは飲食店にとって年間で最も宴会が集中する時期です。冬のボーナス支給時期とも重なりやすく、現金でのお支払いが続くと、キャッシュドロアに入っている小銭・紙幣が想定より早く不足することがあります。フロント用のレシートプリンターについても、繁忙期の真っ最中に1台構成のまま故障すると影響が大きくなります。

    フロント用のレシートプリンターとしてTM-m30 III-Hを、組み合わせるキャッシュドロアとしてCD-A3336を予備で用意しておく方法があります。

    「TM-m30 III-H」の商品ページを見る →「CD-A3336」の商品ページを見る →

    忘年会プランの予約受付が始まる10月中、遅くとも11月中の手配が安心です。年末は他店舗からの注文も重なりやすく、直前だと入荷が間に合わないこともあります。

    新年会シーズン(1月)に向けて備えるもの

    ポイント:忘年会に続き宴会需要が続くため、釣銭が不足しやすい時期です

    新年会は忘年会と同じく団体宴会が中心ですが、年をまたいで連続する需要のため、忘年会用に増設した機器をそのまま使い続けられるケースが多くあります。一方で、忘年会シーズンに複数の宴会を掛け持ちで対応した店舗では、キャッシュドロアの追加予備がもう1台あると、釣銭準備の負荷を分散できます。

    「DMA-48ED3」の商品ページを見る →

    DMA-48ED3は奥行きが長いため、レジカウンター周りの設置スペースは事前に確認しておくと安心です

    店独自の企画イベントも「繁忙期」になり得る

    ポイント:カレンダーで決まる4つの繁忙期だけが、機器の負荷がかかるタイミングではありません

    ここまで紹介した4つの繁忙期は、歓送迎会・忘年会のように多くの飲食店に共通して訪れるものです。一方で、開店◯周年記念祭・常連客限定の特別営業・仕入先の生産者や酒蔵とコラボしたペアリングディナーなど、店が自分で企画するイベントも、当日は普段以上に来客・注文が集中します。

    具体的にはこんな例が考えられます。

    開店◯周年記念イベント(記念セット・限定メニューで来客が集中)
    常連客限定の特別営業・貸切イベント
    仕入先・生産者とのコラボイベント(蔵元を招いた試飲会、産地直送フェア等)
    新メニュー・季節限定メニューのお披露目会
    地域のお祭り・商店会イベントに合わせた出店・特別営業
    忘年会・新年会シーズン以外の時期に受ける貸切パーティー・二次会需要
    常連客への感謝を目的とした「顧客感謝デー」「誕生日特典デー」等の独自企画
    テレビ・雑誌・SNSでの掲載をきっかけとした一時的な来客集中
    店舗外での催事出店・ポップアップ出店(機器を店外に持ち出す運用)

    こうしたイベントには決まった月がないため、上のカレンダーには載せられません。考え方は同じで、イベントの日程が決まり次第、その1〜2ヶ月前を目安に機器の状態を確認しておくと安心です。定期的にこの種の企画イベントを行っている店舗ほど、暦の4繁忙期と合わせて機器の予備が必要になる場面が増えるため、まとめて大口注文で揃えておくと管理がしやすくなります。

    よくある質問

    Q. 繁忙期用の機器は、普段使っているものと同じ機種で揃えるべきですか?

    同一機種であれば操作方法を統一でき、スタッフの慣れも活かせます。ただし増設先の機種によってはキャッシュドロアの電気信号仕様が異なる組み合わせもあるため、既存機器のメーカーを確認したうえで選ぶことをおすすめします。

    Q. 繁忙期が終わったら増設した機器は使わなくなりますか?

    臨時レジ・臨時テラス席用に増設した機器は、繁忙期以外は予備機として保管しておけます。既存機器が故障した際の代替としても使えるため、無駄にはなりません。

    Q. 一度にまとめて注文した方がお得ですか?

    5台以上かつ税抜10万円以上のご注文は大口注文としてまとめて見積もり・相談が可能です。年間の繁忙期すべてを見越して機器を揃える場合は、この条件に該当することが多くあります。

    まとめ

    飲食店の繁忙期は歓送迎会・夏のボーナス期・忘年会・新年会と年に4回訪れます。お店は年間を通じて営業を続けているため、この4つを1つだけ経験して終わる店舗はまれで、多くの場合は毎年すべてを経験します。それぞれの直前になって機器を手配しようとすると、繁忙期の予約集中と重なって欠品や納期遅れが生じることがあります。忘年会プランの予約受付が始まる10月をひとつの節目として、年間を通じた機器の点検・補充を計画しておくと安心です。

    ▶︎この記事を書いた人

    STORESTORE編集部
    当店STORESTORE(ストアストア)は、オンラインショップ運営実績10年以上!
    スマレジ・Airレジ・Square・STORESレジなどに使用するタブレットPOS周辺機器のことならお任せください。

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    ここまでの案内で機器が8点登場していますが、営業を続けている飲食店であれば、この4つの繁忙期はほぼ毎年すべて経験することになります。一度に全部揃える必要はなく、次に来る繁忙期から順番に準備すれば十分ですが、いずれ4つとも必要になる前提で考えると、まとめて大口注文で揃えてしまう方が効率的な場合もあります。

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  • 【2026年最新】インバウンド消費額が高水準を保つ理由と店舗レジ対策

    【2026年最新】インバウンド消費額が高水準を保つ理由と店舗レジ対策

    最終更新:2026年8月18日(観光庁の四半期発表にあわせて更新予定)

    ▶︎こんな方に向けた記事です。

    「インバウンド客は増えているはずなのに、体感が伴わない」と感じている小売・飲食の店舗オーナー
    免税対応やレジ周りの見直しを検討している免税店・宿泊施設の担当者
    単純に「今のインバウンド消費、実際どうなっているのか」を知りたい方

    観光庁が発表した最新の統計をもとに、数字の変化と、それが店舗の会計現場にどうつながるかを整理します。

    先に数字だけ知りたい方へ

    ・2026年4-6月期のインバウンド消費額は2兆5,096億円で、第2四半期として過去最高を更新

    ・1人当たりの旅行支出は24.4万円まで上昇(1-3月期は22.1万円)

    ・2026年通年の訪日客数は約4,200万人と、2025年を下回る見込み

    ・つまり「人数は減っても、1人あたりの消費額が伸びている」局面に入っている

    訪日客数は減っても消費額が高水準を保っている理由

    ポイント:客数減・単価増という、これまでと逆方向の動き

    観光庁が公表した2026年4-6月期のインバウンド消費動向調査によると、この期間の消費額は2兆5,096億円。前年同期比では0.2%増とほぼ横ばいですが、第2四半期としては過去最高を更新しました。

    数字だけ見ると「相変わらず好調」に見えます。ただ内訳を見ると様子が違います。1人当たりの旅行支出は24.4万円で、1-3月期の22.1万円から明確に上昇。一方で2026年通年の訪日客数は約4,200万人と試算されており、2025年をおよそ70万人下回る見込みです

    訪日客数と消費額の四半期推移

    ※Q1=1-3月期・Q2=4-6月期・Q3=7-9月期・Q4=10-12月期

    ◀ ここに注目:直近3四半期 ▶50070090011001.01.52.02.5万人兆円4795926667698569229109991054109810131103106810401.011.211.391.681.752.141.952.312.272.522.132.532.342.5123Q123Q223Q323Q424Q124Q224Q324Q425Q125Q225Q325Q426Q126Q2棒=訪日客数(万人・左軸)線=消費額(兆円・右軸)

    出典:観光庁「インバウンド消費動向調査」、日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数」各期発表資料

    このグラフを見れば、直近3四半期で何が起きているかが一目で分かります。訪日客数は25Q4の1,103万人から26Q1は1,068万人、26Q2は1,040万人と2四半期連続で減少。一方で消費額は2.53兆円→2.34兆円→2.51兆円と、上下はありながらも2兆円台後半の高水準を保っています。

    四半期ごとに見ると、単純な右肩上がりではありません。2024年半ば以降は、上昇と下落を繰り返しながら水準が底上げされる動きが続いています(2023年から2024年前半にかけては目立った下落なしに伸びていました)。年単位で見ると、「その年で最も低い四半期」は2023・2024年が1-3月期だったのに対し、2025年だけ7-9月期でした。谷の時期自体が年によって動くのは、単純な季節要因だけでは説明がつきません。

    2025年7-9月期が谷になった理由は、ニッセイ基礎研究所の分析で確認できます。訪日客数自体は前年同期比+11.4%と増えた一方、1人1日当たりの消費額は約2割減少しました。円高傾向と高級ブランド品の値上がりで「日本は安い」という割安感が薄れたことが背景で、特に中国・香港で単価の減少が目立ったとされています。つまり客数ではなく、1人当たりが使う金額の目減りが主因です。2024年7-9月期についても、1人当たり旅行支出が4-6月期の23.9万円から22.3万円へ下がったという事実は確認できますが、その背景についてはこの原稿の調査範囲で確認できる一次情報が見当たらなかったため、事実の記載に留めます。

    つまり「来る人は減っているのに、使う金額は増えている」という、これまでのインバウンド需要とは逆方向の動きが起きています。

    客数が減っているのに、なぜ売上の話が盛り上がるのでしょうか?▶︎ここを勘違いすると店舗側の準備を見誤ります。次は、この「単価上昇」が会計の現場に何をもたらすかを見ていきます。

    「量から質」への転換が、会計の現場に意味すること

    ポイント:1件あたりの会計金額が上がるほど、免税手続きの重みも増す

    1人当たりの支出が増えるということは、単純化すると1回の会計金額が大きくなるということです。特に免税対応を行っている店舗では、購入金額が大きいほど免税書類・パスポート確認にかけられる時間の余裕が小さくなります(会計自体は1回のままで、1回あたりの処理内容が重くなる、という関係です)。

    観光・レジャー目的に絞ると、1人1泊当たりの支出は平均3万4,058円で、主要5市場(中国・韓国・台湾・香港・米国)の1泊当たり平均(2万8,222円)より高い水準になっています。これは免税対応の有無が、会計スピードに直結しやすい客層が増えているとも読めます。

    レジそのものを入れ替える必要があるという話ではありません。ただ、パスポート読み取りや免税書類発行にかかる手間が「たまに発生する例外処理」から「日常的に発生する処理」へと重みを増している、という変化は押さえておく価値があります。

    国・地域で分かれる消費傾向

    ポイント:最大市場は米国、中国は人数減でも単価は上昇

    2026年4-6月期を国・地域別に見ると、消費額の構成比は米国が3,848億円(15.3%)で最大。台湾3,639億円(14.5%)、中国2,592億円(10.3%)、韓国2,589億円(10.3%)、香港1,452億円(5.8%)と続きます。

    56.2% 上位5カ国計
    🇺🇸 米国 15.3%(3,848億円)🇹🇼 台湾 14.5%(3,639億円)🇨🇳 中国 10.3%(2,592億円)🇰🇷 韓国 10.3%(2,589億円)🇭🇰 香港 5.8%(1,452億円)その他 43.8%

    ※消費額シェアの国別内訳は上位5カ国・地域までが観光庁の公表範囲で、残り43.8%の内訳(個別の国・地域別シェア)はこの速報では開示されていません。

    視点を変えると:1人当たり旅行支出が高い国・地域

    消費額の”シェア”では上位5カ国に入らない国が、1人当たりで見ると上位に来ます。2026年の調査からメキシコ・中東が新たに調査対象に加わり、早速上位に顔を出しました。

    全体平均 24.4万円🇲🇽 メキシコ51.5万円🌐 中東48.3万円🇬🇧 英国45.6万円🇷🇺 ロシア45.5万円

    全体平均は24.4万円。出典:観光庁「インバウンド消費動向調査2026年4-6月期(1次速報)」

    上の2つのグラフは矛盾しているわけではありません。「消費額シェア」は人数×1人当たり支出で決まるため、1人当たりが高くても、そもそもの訪日者数が少なければ全体シェアでは上位に出てきません。メキシコ・中東・英国・ロシアは、まさにこの「1人当たりは高いが人数は少ない」パターンに当てはまります。

    では、なぜこれらの国・地域は1人当たり支出が高いのか。同じ調査には平均泊数のデータもあり、英国14.1泊・メキシコ13.6泊・中東12.5泊・ロシア10.8泊と、全体平均の8.7泊を大きく上回っています。1人当たり支出は「1泊あたりの単価」ではなく「1回の旅行の合計額」なので、滞在日数が長ければ宿泊費・飲食費が積み上がり合計が大きくなるのは、計算上当然の帰結です。

    当店の見立て(意見)

    メキシコ・英国・ロシア・中東はいずれも日本から距離が遠い長距離市場です。移動コストが高い分、1回の来日に複数都市・複数目的を詰め込みやすく、結果として滞在が長期化しやすいのではないかと当店では見ています。近距離のアジア圏が短期滞在を繰り返す動きとは対照的です。

    なお「2026年の調査から新たに対象に加わった」というのは、市場が急に伸びたという意味ではありません。2025年以前はメキシコ・北欧・中東が「その他」に一括りにされ個別の数字が存在しなかった、観光庁の集計区分が変わったというのが正確な理解です。

    中でも興味深いのが中国からの客層です。訪日者数自体は減少傾向にありますが、1人当たりの旅行支出は前年同期比+9.4%と伸びており、観光・レジャー目的の1泊当たり買物代は全国籍・地域平均の1.7倍に達しています。

    人数が減っているのに、なぜ買物代の平均が上がるのでしょうか?▶︎「多くの人が少しずつ」から「一部の人がしっかり」買う構図に変わりつつある、と捉えると理解しやすくなります。次は、この変化に対して店舗側が何を確認しておくべきかを整理します。

    つまり「人数は減っても平均単価の高い客層は残る・むしろ厚くなる」という構図です。国別に見ても、記事冒頭の「客数減・単価増」という構図がそのまま繰り返されていることが分かります。免税対応の窓口を持つ店舗にとっては、来店数の増減以上に、こうした客層構成の変化を見ておく意味があります。

    レジ周りの見直しを検討するなら

    ポイント:制度対応と機器の話は、業種別に整理したほうが早い

    当店の見立て(意見)

    季節の波があるということは、繁忙期(10-12月期)に免税対応で詰まると機会損失も繁忙期に集中するということです。当店としては、閑散期(1-3月期)のうちに機器・運用を整えておくのが合理的だと考えています。

    ここまでは統計の話でしたが、実務としては「2026年11月1日施行の免税リファンド方式にどう対応するか」「パスポート読み取りをどう組み込むか」という具体的な検討につながっていきます。宿泊施設向けには、混雑対策とあわせて整理した記事があります。

    【混雑を解消】ホテル・旅館・宿泊施設のPOSレジ周辺機器選び|パスポートリーダー連携と2026年免税リファンド対応【混雑を解消】ホテル・旅館・宿泊施設のPOSレジ周辺機器選び|パスポートリーダー連携と2026年免税リファンド対応宿泊施設の免税・混雑対策を検討したい方に。【開業前チェックリスト】2026年11月免税リファンド方式で店舗が用意すべきPOS周辺機器とは【開業前チェックリスト】2026年11月免税リファンド方式で店舗が用意すべきPOS周辺機器とは免税リファンド対応の全体像を知りたい方に。

    複数店舗・複数拠点での導入をまとめて検討したい場合は、大口注文の窓口もご利用いただけます。

    よくある質問

    Q. この数字は今後も伸び続けるのでしょうか?

    A. 観光庁の四半期発表を見る限り、消費額は波を伴いながら高水準を維持しています。ただし今回取り上げた「客数減・単価増」という構図が今後も続くかは、次回以降の発表を見て判断する必要があります。

    Q. 免税対応をしていない店舗にも関係がありますか?

    A. 直接の免税手続きがない場合でも、客単価が高い客層が増える傾向は、会計時間や接客対応の設計に影響します。

    まとめ

    ここまで見てきた数字は、すべて1つの現象につながっています。訪日客数は減っているのに、消費額は高水準を維持しているという事実です。

    四半期の推移を見ても、単純な右肩上がりではなく、2024年半ば以降は上昇と下落を繰り返しながら水準が底上げされています。国別に見ても、消費額シェア上位の顔ぶれが入れ替わり、シェアでは目立たない長距離市場が1人当たり支出で上位に来る。どの角度から数字を見ても「人数より単価」という同じ構図が繰り返し出てきます

    店舗側にとっての意味はシンプルです。来店数の増減だけを見ていると、この変化は見えません。具体的には次の3点が、客単価の伸びに応じて変わるべき部分です。

    ①レジ・スタッフの配置基準を「来店数」から「会計1件あたりの平均免税書類処理時間」に置き換える(客数が同じでも、高額決済が増えれば1件あたりの拘束時間は伸びるため)。
    ②繁忙期(10-12月期)の免税対応要員を、閑散期のうちに前倒しで確保する(本記事で見た通り、免税手続きの負荷が集中するのは客数のピークではなく単価のピークと重なるため)。
    ③英国・メキシコ・中東など長期滞在で高単価な客層向けの接客(多言語対応・大口購入時の配送手配など)を、東アジア圏中心の短期滞在客向け対応とは別に用意する。

    これが、客数ではなく客単価の変化を前提にした見直しの中身です。

    複数店舗・複数拠点でまとめて相談したい場合は、見積もり依頼の窓口もあります。

    ▶︎この記事を書いた人

    STORESTORE編集部
    当店STORESTORE(ストアストア)は、オンラインショップ運営実績10年以上!
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  • 【型番比較】キャッシュドロアの選び方|サイズ&プリンター対応表

    【型番比較】キャッシュドロアの選び方|サイズ&プリンター対応表

    キャッシュドロアの「導入するかどうか」はもう決まっていて、あとは「どの型番にするか」で迷っている方向けのページです。以下のような方を想定しています。

    これから開業する。プリンターのメーカーは決めた。ドロアだけまだ決まっていない。
    今使っているドロアが故障・廃番で、代わりの型番を探している。
    複数店舗を展開していて、型番をどれかに統一したい。

    「そもそもキャッシュドロアとは何か」を知りたい方はこちらの解説記事、「キャッシュレス化が進む中で本当に必要か」を悩んでいる方はこちらの記事を先にご覧ください。このページでは型番同士の比較だけに絞って解説します。

    結論:プリンターのメーカーで選択肢が分かれる

    ※コネクタの形が合っていても、スター精密製プリンターだけは電気信号が異なり動きません。買い間違いが起きやすい落とし穴はこの下で説明しています。

    【 EPSON製プリンターをお使いの場合 】

    TM-m30以外のEPSON製プリンター(TM-T88V・TM-T20II等)でも対象です。機種名は下の比較の「対応プリンター」欄で確認できます。

    レジ周りが狭い・TM-m30と見た目を揃えたいならCD-A3336 →
    収納量を優先したい定番モデルなら(TM-m30の場合は要問い合わせ)DMA-48ED3 →

    【 スター精密製プリンター(mC-Print3等)をお使いの場合 】

    選択肢はこの1つ(スター精密純正)mJ-Drawer →

    【 セイコーインスツル製プリンター(RP-F10・MP-B20等)をお使いの場合 】

    レジ周りが狭い・コンパクトに収めたいならTWD-T33 →
    収納量を優先したい大容量モデルならTWD-N26 →

    ドロアってどのPOSレジとも繋がるんじゃないの?型番はどれでも同じだと思ってた!

    選び方の大前提:ドロアは「プリンター」と組んで動く

    ポイント:ドロアはPOSレジアプリと直接つながらない。会計時に自動で開くのは、レシートプリンターの命令で動いているから

    キャッシュドロアには、スマレジやAirレジのアプリを直接つなぐ差込口はありません。会計時に自動で開くタイプのドロアは、必ず「レシートプリンター」を経由して動作します。レシートを印刷するタイミングで、プリンターがドロアに「開いて」という信号を送る仕組みです。

    つまり型番を選ぶときにまず確認すべきなのは「Airレジに対応しているか」ではなく「今使っている(使う予定の)プリンターに、そのドロアをつなげられるか」です。

    知っておきたい落とし穴:コネクタの形が合っても動かないメーカーがある

    見た目のコネクタ形状はどのメーカーも同じですが、スター精密製プリンターだけは内部の電気信号の仕様が他と異なります。物理的に挿さるからといって、正しく動作する保証にはなりません。

    「コネクタが挿さったから大丈夫」と思って設置したら開かなかった、という買い間違いがここから起きます。ドロアが届いてから気づくと、返品・再手配の間はレジに現金を置けず、会計方法を工夫してやり過ごすことになります。プリンターのメーカーがスター精密かどうかさえ先に確認しておけば、その手間は発生しません。

    プリンターのメーカーは分かった。じゃあ実際にどの型番があるの?画像で見せてほしい!

    型番別比較(対応メーカー別)

    ポイント:まずメーカー別の標準モデル3つから選び、収納量・設置スペースで迷ったら下の候補へ

    まずはメーカー別の標準モデル(迷ったらここから)

    迷ったらこれ(当店人気No.1)CD-A3336(セイコーエプソン製)対応プリンター:TM-m30シリーズ・TM-T88V等のTMシリーズ(TM-P80・TM-P60II・TM-P20・TM-T90KPを除く)サイズ:330×330×101mm 収納:3紙幣6硬貨 重量:約5kg今、ここで選ぶ理由:TM-m30との組み合わせで公式に対応が明記されているのはこの型番だけです(他は要問い合わせ)。当店のTM-m30フルセット商品ページでも「当店人気No.1」として紹介しています。mJ-Drawer(スター精密製)対応プリンター:mC-Print2・mC-Print3等サイズ:330×355×104mm 収納:3紙幣6硬貨 重量:約5.4kg今、ここで選ぶ理由:スター精密製プリンターをお使いなら選択肢はこれ1つです。EPSON製・セイコーインスツル製プリンターとは電気信号が異なるため使えません。TWD-T33(TBグループ製)対応プリンター:RP-F10・MP-B20等のセイコーインスツル製プリンターサイズ:350×405×104mm 収納:3紙幣5硬貨(2コインボックス追加で6硬貨) 重量:約5.2kg今、ここで選ぶ理由:セイコーインスツル製プリンター向けの標準的な候補です。当店の商品ページでは「ブラックは艶を抑えた渋めスタイル、ホワイトは艶ありのカワいいスタイル」の2色展開。EPSON製プリンターとの組み合わせ実績もありますが、公式保証外のため事前確認をおすすめします。

    収納量を増やしたい/設置スペースが特殊な場合

    DMA-48ED3(セイコーエプソン製・405×480×112mm・4紙幣8硬貨)対応プリンター:FVP-10・TM-T20II・TM-T70・TM-T88V・TSP650II等当店の商品ページでも「定番中の定番」と紹介している型番。CD-A3336より収納量重視で、名称と横幅だけで判断すると奥行き不足になると当店コラムでも注意喚起しています。設置前に奥行き480mmを確保してください。DLA-58ED3(セイコーエプソン製・440×460×117mm・4紙幣6硬貨)対応プリンター:FVP-10・PRP-250・TM-T20II・TM-T70・TM-T88V・TSP650II等印鑑・印紙もまとめて保管したい複数レジ・大型店舗向け。当店の商品ページでも「かなり大きいので、一般的な店舗にはおすすめしません」と案内している型番なので、小規模店舗はDMA-48ED3から検討してください。TWD-N26(TBグループ製・410×415×114mm・4紙幣8硬貨)対応プリンター:RP-F10・MP-B20等のセイコーインスツル製プリンター当店の商品ページでも「とにかく現金をたくさん収納したい店舗様に向いている」と紹介している型番。前面のメディアスロットから引き出しを開けずに紙幣を差し込めます。E-A4(エフケイシステム製・208×298×95mm・3紙幣6硬貨)対応プリンター:FVP-10・TM-T20II・TM-T70・TM-T88V・TSP650II・TSP100futurePRNT等(EPSON製プリンター向け規格)レジ台の横幅が20cmしか無い現場向け。盗難防止スロット・非常解放穴・スリップスロットを備え、小さいだけではありません。紙幣は斜め挿入式です。

    上記は各型番の公式記載を基にした対応例です。導入予定のプリンターがある場合は、型番を伝えたうえで組み合わせ可否を確認するのが確実です。

    画像で見たら型番の違いが分かってきた。あとは自分の状況に近いのはどれ?

    こんな方はこう選ぶ

    ポイント:結論だけ先に見て、必要な人だけ下の説明を読んでください

    これから開業する。プリンターのメーカーは決めた。ドロアだけまだ決まっていない

    → メーカー別に対応する型番から選ぶ

    EPSON製ならCD-A3336(迷ったらこれ)かDMA-48ED3(TM-m30の場合は要問い合わせ)。スター精密製ならmJ-Drawer。セイコーインスツル製(RP-F10・MP-B20等)ならTWD-T33かTWD-N26です。

    今使っているドロアが故障・廃番で、代わりの型番を探している

    → 現物のサイズを測って上の比較から選ぶ

    型番が分かれば上の比較で近いモデルを。分からなければ幅・奥行き・高さと収納枚数を測り、一番近い現行モデルを選んでください。プリンターのメーカー確認だけは省略しないでください。

    複数店舗を展開していて、型番をどれかに統一したい

    → 一番狭い店舗の寸法で統一

    設置に余裕があればDMA-48ED3・TWD-N26、狭ければCD-A3336・TWD-T33に統一するのが安全です(DMA-48ED3はTM-m30の場合要問い合わせ)。5台以上・税抜10万円以上は大口注文の対象。複数店舗の見積もりはこちら

    自分のケースは分かった。最後に細かい疑問だけ潰しておきたい。

    FAQ

    Q. EPSON製プリンターにスター精密製のドロアをつなぐことはできますか?

    A. コネクタの形状(6ピンモジュラー・DKD規格と呼ばれる接続規格)は同じでも、内部の電気信号仕様がメーカーごとに異なるため、正しく動作しない可能性があります。基本はプリンターと同メーカー、または動作確認済みの組み合わせを選んでください。

    Q. 対応プリンター一覧にTM-m30やmC-Print3が載っていませんが使えませんか?

    A. 一覧は各ドロアの公式記載を基にしたもので、古いモデルを中心に記載されている型番もあります。CD-A3336はTM-m30・DM-D30とのデザイン統一を想定した現行対応モデルです。一方mC-Print3はmJ-Drawerの公式対応機種に含まれているため、こちらは一覧通りそのまま使えます。他の型番で現行機種との組み合わせを検討する場合は、型番を伝えて確認するのが確実です。

    Q. CD-A3336とDMA-48ED3、どちらを選べばいいですか?

    A. 設置スペースが限られている、またはTM-m30と見た目を揃えたいならCD-A3336。収納量を優先したい、定番モデルで揃えたいならDMA-48ED3が候補です。ただしDMA-48ED3はTM-m30との公式対応が一覧に明記されていないため、TM-m30をお使いの場合は事前確認をおすすめします。奥行きの確保できる寸法から先に絞り込むと選びやすくなります。

    Q. スター精密製プリンターを使っていますが、CD-A3336は使えますか?

    A. 使えません。CD-A3336はEPSON製プリンター向けのモデルで、電気信号の仕様が異なるためスター精密製プリンターとは組み合わせられません。スター精密製プリンターにはmJ-Drawerを選んでください。

    Q. RP-F10やMP-B20を使っていますが、どのドロアを選べばいいですか?

    A. RP-F10・MP-B20はセイコーインスツル製プリンターです。対応するTBグループ製ドロア、TWD-T33(コンパクト)またはTWD-N26(大容量)が候補です。mJ-Drawer(スター精密製)はスター精密製プリンター専用のため使えません。なお、TWD-T33は当店のEPSON製プリンター(TM-m10等)向けセット商品で代替品として使われた実績もあり、EPSON製プリンターとも接続できる場合がありますが、メーカー保証外の組み合わせのため事前に確認してください。

    Q. 今のドロアの型番が分からず、廃番で調べても出てきません。どうすればいいですか?

    A. 現物の外寸(幅・奥行き・高さ)と紙幣・硬貨の収納枚数を測り、上の比較の中から一番近い現行モデルを選んでください。サイズが近くても組み合わせるプリンターとの接続規格が合わないと動作しないため、プリンターのメーカーは必ず確認してください。

    Q. 中古・新古品のキャッシュドロアでも同じ基準で選べますか?

    A. 基本的な考え方は同じです。プリンターのメーカーが合っているか、設置スペースの奥行きが確保できるかを確認してください。中古・新古品の場合はケーブルの付属有無や外観の状態も併せて確認してください。

    Q. CD-A3336とDMA-48ED3で、紙幣の入れ方は違いますか?

    A. 違います。CD-A3336は紙幣をコンパクトに丸めて収納する「ラウンド収納」、DMA-48ED3・DLA-58ED3は紙幣をまっすぐ収納する「平坦収納」です。設置スペースを優先するならCD-A3336、紙幣をまっすぐな状態で数えたいならDMA-48ED3・DLA-58ED3が向いています。

    まとめ

    キャッシュドロアの型番選びは、サイズや価格よりも先に「今のプリンターとつながるか」を確認することが最優先です。EPSON製プリンターならCD-A3336・DMA-48ED3・DLA-58ED3・E-A4、スター精密製プリンターならmJ-Drawer、セイコーインスツル製プリンターならTWD-T33・TWD-N26が候補になります。複数台をまとめて導入する場合は、型番を統一しておくと運用・保守の手間も減らせます。

    ▶︎この記事を書いた人

    STORESTORE編集部
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