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  • 【プリンター接続型】カスタマーディスプレイとは?仕組みと選び方

    【プリンター接続型】カスタマーディスプレイとは?仕組みと選び方

    レジ横の小さな画面に会計金額が表示されるお店、見たことはありませんか?あれが「カスタマーディスプレイ」です。会計を口頭だけでなく画面でも見せることで、聞き間違いを防ぎ、お店の信頼感にもつながる機器です。

    こんな方に向けた記事です

    高額な自由診療メニューやブライダル関連の会計で、金額を画面でも見せたい店舗の方

    複数店舗でレジ周辺機器の構成を統一したい、多店舗展開中の担当者の方

    どの機種を選べばいいか、まだ決められていない方

    結論:使っているレシートプリンターのメーカーで、選ぶべき機種はほぼ1つに決まります

    ▶︎ エプソンTM-m30シリーズ→DM-D30、スター精密mPOP・mC-Print→SCD222U、セイコーインスツルRP-F10→DSP-A01

    ▶︎ AirレジはDSP-A01に加え、SCD222U(対応プリンターの型番限定)も利用可。Square・STORESレジは専用機に非対応

    ▶︎ スマホ・タブレットで代用する方法もあるが、対応POSが限られ設置の手間もかかるため、本格運用には専用機がおすすめ

    ▶︎ エプソン TM-m30シリーズをお使いなら

    「DM-D30」の商品ページを見る →

    ▶︎ スター精密 mPOP・mC-Printシリーズをお使いなら

    「SCD222U」の商品ページを見る →

    ▶︎ セイコーインスツル RP-F10シリーズをお使いなら(Airレジでも使える専用機)

    「DSP-A01」の商品ページを見る →

    地味な機器だけど、あるとないとで会計の空気感が結構変わるんですよ?

    カスタマーディスプレイとは

    ポイント:合計金額・お預かり・お釣りをお客様側の画面にも表示する機器

    カスタマーディスプレイとは、会計時に購入点数・合計金額・お預かり・お釣りをお客様側の画面にも表示する機器です。無くても会計自体は成立しますが、高額決済やインバウンド対応が多い店舗では、金額の透明性を担保する手段として導入する価値があります。

    導入前後でどう変わるか

    ポイント:会計を「聞く」だけから「見て確認できる」ものに変える

    具体的にどんな変化が起きるのか、よくあるパターンを整理しました。

    導入前

    合計金額を口頭でしか伝えられず、聞き返しが発生しやすい

    レジ担当者の画面しか見えず、会計内容をその場で確認できない

    スキャンミス・入力ミスに、お客様側が気づけない

    外国語での会計対応に、都度時間がかかる

    導入後

    合計・お預かり・お釣りが画面表示され、聞き返しが減る

    会計中の価格をお客様自身が画面で確認できる

    「きちんと会計管理された店」という印象につながる

    外国語が話せなくても、画面表示で金額が伝わる

    ※自店計測の統計データではなく、機器の仕組み上一般的に期待できる変化です。

    専用機とスマホ代用、どちらを選ぶか

    ポイント:本格運用なら専用機、一時的に試すならスマホ代用

    専用機はプリンターに固定・接続するだけで常時表示され、設置や操作の手間がありません。一方、レジ用端末とは別にもう1台のスマホ・タブレットを用意し、同じWi-Fiでブラウザに会計画面を映す「代用方法」も一部のPOSで使えますが、対応POSが限られ、端末をもう1台用意・設置する手間がかかります。

    代用方法の「QRコード」は、レジ用端末がローカルサーバーとして持つIPアドレス(ローカルサーバーの値)を埋め込んだコードです。ディスプレイ用端末のカメラで読み取るとブラウザが起動し、画面の案内に従ってタップすると会計画面が表示される仕組みです。

    POS 代用方法の操作
    スマレジ ディスプレイ用端末でQRコードを読み取る(またはIPアドレスを直接入力)
    Airレジ レジ側に表示されたQRコードをディスプレイ用端末のカメラで読み取る(またはIPアドレスを直接入力)
    STORESレジ レジ用iPadのQRコードをディスプレイ用端末のカメラで読み取り、表示されたIPアドレスをタップ

    ※レジ用端末とディスプレイ用端末が同じWi-Fiに接続されていないと表示されません。スマレジ・Airレジ・STORESレジいずれも、接続が切れた場合は同じ手順での再設定が必要になります。

    POSごとに対応がこんなに違うって、意外じゃないですか?

    スマレジ・Airレジ・Square・STORESレジの対応表

    ポイント:対応の広さは「スマレジ>Airレジ>STORESレジ>Square」の順

    カスタマーディスプレイ自体がPOSソフトと直接通信しているわけではなく、実際に対応可否を決めているのは「接続元のレシートプリンターがそのPOSに対応しているか」です。そのため、対応表には各機器がどのプリンターの専用品かも合わせて記載しています。

    機器 対応プリンター スマレジ Airレジ Square STORESレジ
    DM-D30 エプソン TM-m30シリーズ × × ×
    SCD222U スター精密 mPOP・mC-Printシリーズ × ×
    DSP-A01 セイコーインスツル RP-F10シリーズ × ×
    スマホ・タブレット代用 (プリンター不要) ×

    ※DM-D30はTM-m30専用のため、TM-m30自体がAirレジ非対応の関係で実質使用不可。

    ※スマホ・タブレット代用は、スマレジがiPhone・iPad・Android対応、Airレジ・STORESレジはiOS端末のみ(STORESレジはiPad版アプリ限定)。

    ※SCD222UのAirレジ対応は、mC-Print3は「MCP31LB」、mC-Print2は「MCP21LB」のみが対象(mPOPは型番を問わず対応)。同じ機種名でも型番により非対応の場合があります。

    ※Squareは他社製の専用ディスプレイ機器に非対応。Square Stand等、自社ハードの画面を客側に向ける運用のみです。

    エアレジ カスタマーディスプレイの対応状況

    ポイント:DSP-A01だけでなく、対応型番のSCD222UもAirレジで使える

    「エアレジ カスタマーディスプレイ」で調べると、DSP-A01しか出てこない情報も見かけますが、スター精密のSCD222Uも、対応するレシートプリンターと組み合わせればAirレジで利用できます。

    ただし対応プリンターは型番が限定されており、mC-Print3は「MCP31LB」、mC-Print2は「MCP21LB」のみがAirレジ対応モデルです(mPOPは型番を問わず対応)。同じ「mC-Print3」という機種名でも、型番によってはAirレジで使えないため、購入前に商品ページで型番をご確認ください。

    機種・セット商品から選ぶ

    ポイント:どれもプリンター専用設計のため、他メーカーへの流用は不可

    スター精密mCシリーズは、プリンター・ドロア・カスタマーディスプレイをセット商品としてまとめて購入することもできます。いずれもスマレジ対応です。SCD222UはAirレジにも対応していますが、対応するのは「MCP31LB」等の対応型番のみのため、セット内のプリンターがAirレジ対応モデルかどうかは商品ページでご確認ください(Square・STORESレジは非対応)。機器を1つずつ選ぶ手間を省きたい場合の選択肢です。

    ※キャンペーン価格の2点は在庫限り終了のため、最新の販売状況は商品ページでご確認ください。

    プリンターがまだ決まっていない場合は「TM-m30はスマレジ・Squareで使える?各POSの対応一覧と選び方」「mPOPはSquareで使える?接続方法と互換性」で、お使いのPOSに合うプリンターから逆算するのがおすすめです。高額決済が多いクリニックやホテルの構成例は「クリニックのPOS周辺機器の選び方」「ホテルのPOS周辺機器選び」で解説しています。

    よくある質問

    Q. カスタマーディスプレイは必須ですか?

    いいえ、必須ではありません。無くても会計は成立します。会計の透明性を高めるためのオプション機器です。

    Q. DM-D30とSCD222Uは同じプリンターで使い回せますか?

    使い回せません。DM-D30はエプソン製TM-m30専用、SCD222Uはスター精密製mPOP・mC-Print専用で、メーカー・接続規格が異なります。

    Q. カスタマーディスプレイは先出しセンドバック保証の対象ですか?

    対象外です。対象機種はレシートプリンターやキャッシュドロア等が中心です。

    Q. Squareでカスタマーディスプレイは使えますか?

    他社製の専用ディスプレイ機器には非対応です。Square Stand等、自社ハードの画面を客側に向ける運用のみとなります。

    まとめ

    カスタマーディスプレイは、使っているレシートプリンターのメーカーで選ぶべき機種がほぼ決まります。エプソンならDM-D30、スター精密ならSCD222U、セイコーインスツルならDSP-A01です。Airレジで使えるのはDSP-A01に加え、対応型番限定のSCD222Uです。Square・STORESレジは専用機非対応という点だけ、購入前に押さえておきましょう。

    ▶︎この記事を書いた人

    STORESTORE編集部
    当店STORESTORE(ストアストア)は、オンラインショップ運営実績10年以上!
    スマレジ・Airレジ・Square・STORESレジなどに使用するタブレットPOS周辺機器のことならお任せください。

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  • 【もう迷わない】POS周辺機器の買い替えタイミングと寿命の見極め方

    【もう迷わない】POS周辺機器の買い替えタイミングと寿命の見極め方

    週末の混雑時間帯に、レシートプリンターが急に反応しなくなったら?
    「まだ動いているから」と後回しにしている機器ほど、一番忙しいタイミングで調子を崩しがちです。
    ガチャレジ(従来型のシンプルな電子レジスター)で営業している店舗も、レジトラブルによる会計待ち・販売機会の損失というリスクは同様に抱えています。

    結論

    ・タブレットPOSを使っている方 → 導入から3年を超えている場合は、プリンター・ドロアの型番と買い替え候補を今のうちに確認しておきましょう

    ・ガチャレジで運用している方 → タブレットPOS一式を新規導入するタイミングとして検討する価値があります

    ・タブレットPOS導入から3年以上経過している → バッテリー劣化・法定耐用年数の面で買い替え検討の目安に入っています

    ・直近数年だけでもインボイス・新紙幣・免税制度など、周辺機器の対応が必要になる制度改正が連続しています

    ・2027年には消費税1%への時限引き下げも予定されており、対応が必要になる可能性があります

    壊れてから注文すると、届くまでの数日間はレジが不安定な状態で営業することになります。壊れていない今のうちに、自店の型番と買い替え候補を把握しておくと、いざという時も慌てずに済みます。

    自店の機器、買い替えの目安をチェック

    ※これから新規にタブレットPOSを導入する方(ガチャレジからの乗り換え)は、このチェックは不要です。「代表的な周辺機器を紹介」へどうぞ。

    ポイント:当てはまる数が多いほど、見直しの優先度が上がります

    今のタブレットPOS・周辺機器を導入してから3年以上経っている

    バッテリーの減りが早い、充電してもすぐ切れる

    免税対応(2026年11月〜のリファンド方式)に不安がある

    2027年の消費税「1%」引き下げに、レジの税率設定変更で対応できるか不安がある

    今のプリンター・ドロアが今のPOSサービスの公式対応リストに載っているか確認したことがない

    2つ以上当てはまる場合は、まず気になる機器から個別の対応可否を確認することをおすすめします。カテゴリ別の詳しい選び方は、それぞれの機種解説記事もあわせてご覧ください。なぜこれらが目安になるのか、詳しい理由はこの後の制度改正の解説で説明します。

    なぜ今、周辺機器の見直しが必要なのか?(レジ周りの機器に影響する制度改正)

    ポイント:機器が壊れていなくても、制度側の変更でリプレイスが必要になることがあります

    ここ数年だけでも、レジ周りの機器に影響する制度改正が続いています。中でも影響の大きかったもの・これから影響が大きいものを整理しました。

    税制

    2019年10月:軽減税率(複数税率8%/10%)導入

    商品ごとに税率を判別してレシートに印字する処理が必須化。改修できない従来型レジから、低コストで即時対応できるタブレットPOSへ移行する店舗が増加しました。

    税制

    2021年4月:総額表示の完全義務化

    特例措置が終了し、レシート・値札・POP等での税込価格表示が完全に義務化されました。税抜表示のまま運用していたレジは、価格設定・表示ロジックの見直しが必要になりました。

    補助金

    2022年3月〜:IT導入補助金「デジタル化基盤導入枠」創設

    会計・受発注・決済・ECいずれかのソフトウェア導入と併せて、PC・タブレット・プリンター・スキャナー・POSレジ等のハードウェア購入費用も補助対象になりました(ハードウェア単体のみでの申請は対象外)。初期費用の負担が下がったことで、小規模店舗のタブレットPOS導入・リプレイスが後押しされました。※同制度は令和8年度より「デジタル化・AI導入補助金」に名称変更されています。

    通信セキュリティ

    2022年〜2026年:3G通信回線の順次停波(au→SoftBank→docomo)

    3G通信モジュールを内蔵したモバイル決済端末や、イベント・屋外利用向けのレジ端末が通信不可になっていきました。4G/5G対応機や、Wi-Fi・Bluetooth接続に切り替えた端末への差し替えが必要になっています。

    税制

    2023年10月:インボイス制度開始

    レシートに「適格請求書発行事業者番号(T+13桁)」や税率別の消費税額合計の印字が義務化。必要な項目を印字する機能を持たない老朽レジは、改修または買い替えでの対応が必要になりました。

    通貨インフラ

    2024年:新紙幣(新日本銀行券)発行

    20年ぶりの紙幣刷新により、レジの運用マニュアルや現金管理のやり方を見直す必要が生じ、対応を機に周辺機器を一新する店舗もありました。

    通信セキュリティ

    2025年3月:PCI DSS v4.0(クレジットカード業界セキュリティ基準)完全移行

    カード情報を扱う決済端末・POSシステムのセキュリティ要件が強化され、旧規格端末の認証期限切れに伴う物理的な差し替えが進行しています。

    ここからは、今後予定されている制度変更です
    インバウンド

    2026年11月:免税の事後還付(リファンド方式)へ移行

    店頭での購入時免税から、出国時に空港で還付を受ける方式へ制度が変わります。税額計算ロジックやレシート印字内容、データ送信フローの見直しが必要になるため、免税対応店舗では周辺機器の確認が必要です。

    税制

    2026年8月5日閣議決定/2027年4月〜:消費税「1%」への時限引き下げ

    飲食料品(外食・酒類を除く見通し)に適用されている軽減税率8%を、2027年4月1日から2029年3月末までの2年間限定で1%に引き下げる基本方針が閣議決定されました(法案は秋の臨時国会に提出予定・2026年8月時点で未成立)。第1波として2027年4月に8%→1%への設定変更、第2波として2029年4月に1%→8%への復元対応が必要になり、2段階の改修需要が発生する見通しです

    なぜ「3〜5年」で買い替えが必要なのか、知っておきたい理由

    ポイント:「壊れるまで使いたい」が本音でも、精密機器の組み合わせである以上、規格側の限界で強制的に買い替えるタイミングが来ます

    「まだ動いているのに買い替えるのはもったいない」というのが、現場の本音だと思います。ただタブレットPOSは、タブレット・プリンター・バーコードリーダーという複数の精密機器を組み合わせて使うシステムです。1台1台が壊れていなくても、規格やOSの限界によって「組み合わせとして動かなくなる」タイミングが3〜5年で訪れます。

    ① タブレット(親機)のOSサポート終了
    スマレジ・Airレジ等のPOSアプリは、セキュリティ維持のため、数世代前の古いiOS/iPadOSを対応OS対象外にしていきます。実際にAirレジは、iOS 15を2024年3月21日、iOS 16を2025年3月17日、iOS 17を2026年4月13日と、ほぼ1年に1回のペースで古いOSのサポートを打ち切っています。サポート対象外になったOSは「しばらく使える場合はあるが、不具合が出てもサポート対象外」という扱いです。iPad自体もハードウェアの世代によって対応できるiOSの上限が決まっているため、5〜6年使ったiPadは「これ以上OSを更新できない」状態になり、ある日POSアプリ側が対応OS外と判定して使えなくなる、という買い替えが発生します。
    出典:Airレジ公式FAQ(faq.airregi.jp)各iOSサポート終了のお知らせ

    ② USB Type-C化にともなう給電の注意点
    古いiPadから最新のiPad(USB Type-C)に買い替える際、周辺機器側の給電規格にも注意が必要です。USB Type-C(USB PD=USB Power Delivery規格)は機器ごとに対応する電力(ワット数)が異なり、給電側の出力ワット数がiPadの消費電力を下回ると、充電が追いつかず使用中に残量が減っていくことがあります。プリンター等の周辺機器を経由してiPadを充電する構成にしている場合は、新しいiPadに合わせて給電対応ワット数を確認しておくと安心です。
    出典:USB Power Delivery(USB PD)規格に基づく一般的な充電挙動

    ③ バッテリー劣化が招く「ピーク時の恐怖」
    モバイルプリンターやワイヤレスバーコードスキャナーに使われているリチウムイオンバッテリーは、充放電を繰り返すことで容量が徐々に低下していく消耗品です。低下の度合いはバッテリーの種類やメーカーによって差がありますが、数百回の充放電サイクルを重ねると劣化が目に見えて現れるのが一般的です。毎日の営業で充放電を繰り返す店舗用途では、家庭用途より早いペースでこの劣化が進みます。バッテリー残量が不安定になった機器は、Bluetooth接続が途切れやすくなったり、動作中に電源が落ちやすくなったりすることがあります。これが土日や繁忙期のピークタイムに起きると、レジの停止=売上に直結する機会損失になります
    出典:リチウムイオン電池の充放電サイクルと容量低下に関する一般的な知見

    ④ 法定耐用年数は「予防投資の踏み切りライン」
    ①〜③のような規格・劣化の限界がある一方で、「では具体的にいつ手を打つべきか」の客観的な目安になるのが、国税庁が公表している法定耐用年数です(根拠法令:減価償却資産の耐用年数等に関する省令)。

    資産区分 該当する機器の例 法定耐用年数
    電子計算機(パソコン) iPad・Androidタブレット・本部用PC 4年
    事務機器・金銭登録機 POS端末・レシートプリンター・キャッシュドロアー 5年
    通信機器 ルーター・ハンディ端末(通信用) 6年

    出典:国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」

    不安を抱えたまま使い続けて営業中にレジが止まる事態を招くより、経理上の価値がゼロ(償却済み)になったこのタイミングを、「営業を止めないための予防投資」に切り替える目安として活用するのが現実的です。

    ⑤ 制度改正・インフラ変更(軽減税率・総額表示義務化・IT導入補助金・3G停波・インボイス制度・新紙幣発行・PCI DSS v4.0の7つ)
    前の章で紹介したこれらの制度改正だけでも「3〜5年に1度は何らかの制度対応が必要になる」ことが分かります。ハードウェアが壊れていなくても、制度・規格側の変更でリプレイスを迫られる、という点もタブレットPOSに共通する構造です。

    理屈は分かりました。結局、何を買えばいいのかが知りたいんです!
    ▶︎ここからは実際の機種を紹介します。

    代表的な周辺機器を紹介

    ポイント:「新規導入」か「部分リプレイス」かで選び方が変わります

    ここからは実際の機器を紹介します。ただし、ガチャレジから新規に乗り換える場合と、既にタブレットPOSを使っていて部分的に買い替える場合とでは、必要なものが異なるため、2つに分けて紹介します。

    ①新規乗り換え(ガチャレジ→タブレットPOS)の方はこちら

    レシートプリンター・キャッシュドロア・カスタマーディスプレイ等がセットになった「レジフルセット」から検討すると、組み合わせの互換性で悩む手間が減ります。まずは以下の2つから選べば失敗しにくくなります。

    TM-m30フルセット 商品ページレジフルセットTM-m30フルセットレシートプリンター(TM-m30系)とキャッシュドロア等がセットになった構成。単品で組み合わせを選ぶ手間を減らせます。 mCシリーズフルセット 商品ページレジフルセットmCシリーズフルセットレシートプリンター(mC-Printシリーズ)とキャッシュドロア等がセットになった構成。Bluetooth/LAN/USBなど接続の選択肢も広い機種です。
    ②部分リプレイス(今のタブレットPOSはそのまま)の方はこちら

    壊れかけている・古くなった機器だけをピンポイントで交換します。今使っているPOSサービスとの対応可否、接続方式(Bluetooth/USB/LAN)の確認が必須です。まずは定番の単品4機種から検討してみてください。

    気になる機種があれば、まずは商品ページで在庫状況だけでも確認しておくと、実際に壊れてから慌てずに済みます。

    レシートプリンター mC-Print3レシートプリンターmC-Print3BluetoothLANUSB迷ったらこれを選べば安心な定番機種。複数のPOSに対応しているため、POSサービスを乗り換えてもプリンターを買い直さずに済む可能性が高い機種です。 レシートプリンター TM-m30 III-HレシートプリンターTM-m30 III-HUSB Type-C有線LANフルセット商品としての選択肢も豊富
    キャッシュドロア CD-A3336キャッシュドロアCD-A33366ピンモジュラーカラーをTM-m30シリーズに合わせられる、汎用性の高いキャッシュドロア バーコードリーダー SocketScan S740バーコードリーダーSocketScan S740BluetoothMRZ対応モデルありパスポート読み取りにも対応(一部モデルのみ)

    その他の候補・消耗品

    カテゴリ 機種 位置づけ
    バーコードリーダー BCR-POP mPOP/mC-Printシリーズ専用。TM-m30系には接続不可な点に注意
    カスタマーディスプレイ SCD222U 総額表示・軽減税率対応で、会計内容を顧客側にも表示したい店舗向け
    消耗品(ロール紙) 58×80×12 据え置き型プリンター(mC-Print3・TM-m30シリーズ)向け

    ロール紙は58×40×8等の小径タイプではなく、据え置き機に適合する58×80×12を使用してください(小径タイプはモバイルプリンター・決済端末専用規格)。

    FAQ

    Q. 今使っているプリンターは、別メーカーのタブレットPOSに乗り換えても使えますか?

    機種とPOSサービスの組み合わせによります。同じメーカーの機器でも、POSサービスごとに公式の対応リストが異なるため、乗り換え先のPOSサービスの公式対応機種一覧で個別に確認してください。

    Q. モバイルプリンターやバーコードリーダーのバッテリー劣化は、どうすれば気づけますか?

    「以前より充電の減りが早い」「満充電のはずなのに営業中に電源が落ちる」「Bluetooth接続が頻繁に切れる」といった症状が出たら、劣化が進んでいるサインです。リチウムイオンバッテリーは充放電を繰り返すごとに徐々に容量が低下する消耗品で、毎日使う店舗用途では数年で目に見えて劣化が現れます。

    Q. 法定耐用年数(5年など)を超えたら、その日から使えなくなるのですか?

    いいえ、法定耐用年数は税務上の減価償却期間であり、超えた瞬間に機器が壊れるわけではありません。ただしバッテリー劣化やOSサポート終了など物理的・規格的な限界と重なりやすい時期のため、本記事では「買い替え検討の目安」として扱っています。

    Q. 2026年11月から免税がリファンド方式(事後還付)に変わりますが、レジの何を確認すればいいですか?

    店頭で免税販売の税額計算・レシート印字を行っている場合、リファンド方式に対応した設定とデータ送信フローになっているか、利用中のPOSサービスに確認が必要です。免税対応を行っていない店舗は対応不要です。

    Q. ガチャレジからタブレットPOSに切り替える場合、最初に何を決めればいいですか?

    まずはPOSサービス(スマレジ・Airレジ・Square・STORESレジ等)を決め、そのPOSの公式対応リストに載っている機種の中からレシートプリンター・キャッシュドロアの組み合わせを選ぶ順番がおすすめです。

    まとめ

    タブレットPOSの周辺機器は、法定耐用年数や物理的な劣化に加え、直近だけでも複数の制度改正が続いているため、壊れていなくても「そろそろ見直すタイミング」が訪れやすい機器です。導入から3年を超えたら、まずは今使っている機器の状態と、直近の制度改正への対応状況を確認してみてください。

    ▶︎この記事を書いた人

    STORESTORE編集部
    当店STORESTORE(ストアストア)は、オンラインショップ運営実績10年以上!
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  • 【2段バーコード対応】書店のPOS周辺機器選び|iPadカメラで読めない理由

    【2段バーコード対応】書店のPOS周辺機器選び|iPadカメラで読めない理由

    開業に向けてPOSレジを選定中の新刊書店オーナーの方、今のレジをタブレット型に切り替えたい既存書店の方、文具や雑貨も一緒に扱う複合型書店の方へ。書店のレジ周りには、他の小売とは違う固有の壁があります。

    結論:こんな時は、これを選ぶ

    ・新刊メイン、スマレジで運用予定 → 書籍のバーコードはレジアプリのカメラ読み取りには非対応という仕様のため、バーコードリーダー『SocketScan S740』が起点になります

    「SocketScan S740」の商品ページを見る →

    ・書籍以外に文具・雑貨も扱う → 上記にレシートプリンター『TM-m30 III-H』キャッシュドロア『CD-A3336』を組み合わせて現金対応も一本化

    Airレジで運用したい → 書籍の2段バーコード読み取り機能はAirレジにもありますが、Airレジと直接接続できるバーコードリーダーはSocket Mobile社の「S720」「S700」「CHS」のみで、上記のSocketScan S740はAirレジの対応機種に含まれていません。Airレジで運用する場合はSocketScan S720をご用意ください

    SquareやSTORESレジを使いたい → どちらも「1商品につきバーコード1本」という登録の仕組みのため、ISBN側だけを商品バーコードとして登録すれば会計自体は可能です。ただし書籍の2段バーコードを自動連携させる専用機能は公式ヘルプに一切記載がなく、提供されていないと判断できます

    書店のレジ業務、何がそんなに特殊なのか

    ポイント:原因は「バーコードが2段構成である」という書籍特有のデータ構造にあります。

    書籍の裏表紙のバーコードは2段構成です。GS1 Japanの公式説明によると、上段は「978」から始まるISBN、下段は日本独自の図書分類コードと税抜き本体価格を表しており、この2つを合わせて「書籍JANコード」と呼びます。スマレジの公式ヘルプ・アプリのカメラ対応バーコード規格一覧のいずれにも、ISBNはiPadのカメラ読み取りに非対応と明記されており、外付けのバーコードリーダーが前提です。

    Airレジも同様に、上段・下段を順に読み取る専用のFAQページを用意しています。どちらも書籍専用の設定項目として正式に用意されている機能です。

    「じゃあ結局、何を買えばレジが組めるの?」次の章で、実際の機器の組み合わせを具体的に説明します。

    実際に揃える機器の組み合わせ

    ポイント:起点はバーコードリーダー。プリンターとドロアはセットで検討します。

    まず必要になるのがBluetooth接続のバーコードリーダーです。書籍JANコードは上段・下段の2回スキャンになるため、読み取り速度と持ちやすさが日々の会計時間に響きます。これにレシートプリンター・キャッシュドロア・専用のレシート用紙を合わせた下記4点が、書店レジの基本セットです。

    SocketScan S740 商品ページバーコードリーダー『SocketScan S740』書籍JANコードの上段・下段を読み取る起点になる機種です。Bluetooth接続。商品ページを見る →TM-m30 III-H 商品ページレシートプリンター『TM-m30 III-H』USB Type-Cケーブルで給電・通信可能。上部余白が最小2mmで、タイトルの長い書籍のレシートでも紙を無駄にしにくい機種です。商品ページを見る →CD-A3336 商品ページキャッシュドロア『CD-A3336』TM-m30シリーズとの組み合わせが前提の機種です。プリンターに接続すると会計時に自動で開閉します。商品ページを見る →レシートロール紙58x80x12 商品ページレシートロール紙『58x80x12』TM-m30・mC-Print3対応の据え置き機用サイズです。58x40x8等の小径ロールはモバイル・決済端末向け規格のため巻きが少なく不向きです。商品ページを見る →

    バーコードリーダー側とレジアプリ側、両方の設定が揃って初めて動きます。片方だけでは「未登録商品」と表示されるため、セットで確認してください。

    POS別・書籍バーコード対応表

    ポイント:書籍2段バーコードへの対応状況は、POSサービスごとに差があります。

    POSサービス 書籍2段バーコード対応 備考
    スマレジ ◯(公式ヘルプに設定方法あり iPadのカメラでは読み取り不可。バーコードリーダーが必須
    Airレジ ◯(公式FAQに設定方法あり Airレジと直接接続できるのはSocket Mobile社の「S720」「S700」「CHS」のみ。本記事のS740は対象外のため、Airレジで運用する場合はS720等をご用意ください
    Square ×(専用機能なし) 商品登録は「1商品=バーコード1本」の仕組み(GTIN登録)。2段バーコードを連携させる機能は公式ヘルプ・コミュニティのいずれにも記載なし
    STORESレジ ×(専用機能なし) 商品登録は「1商品=バーコード1本」の仕組み(GTIN登録)。バーコードスキャン自体が有料プラン限定で、2段バーコード連携の記載もなし
    「新刊書店の話はわかった、じゃあ古本屋はどうなの?」次は古本・雑貨併売のケースを見ていきます。

    古本・雑貨併売の場合の注意点

    ポイント:バーコードの構造自体は新刊も古本も同じです。

    古本(中古本)でも、ISBN・書籍JANコードの構造は新刊と同じでリーダー側の設定変更は不要です。ただし独自の値付けシールを貼る場合は、書籍JANコードとシールのどちらを商品登録に使うか事前に決めておく必要があります。文具や雑貨は通常のJANコード(1段)なので、書籍用の設定と干渉せず同じ機器・同じレジで一元管理できます。

    よくある質問

    Q. 古本の値付けシールを貼っている場合、バーコードはどちらを読み取らせればいいですか?

    スマレジ・Airレジの書籍2段バーコード機能は、書籍を1点ずつ商品登録する必要はなく、図書分類コード(Cコード)をカテゴリー・部門として登録しておくだけで、価格はバーコード下段から自動的に読み取られる仕組みです。値付けシールを貼る場合は、そのシールに記載された価格がバーコード下段の価格(新刊時の定価)と異なるケースがあるため、会計時にどちらの価格を優先するかをスタッフ間で事前に決めておいてください。

    Q. 雑誌のバーコードも同じ機器・同じ設定で読み取れますか?

    雑誌用バーコードは書籍JANコードとは別規格ですが、スマレジは書籍用バーコードの設定ページ内に、Airレジは定期刊行物コード(雑誌)専用のFAQページに、それぞれ設定手順が公式に用意されています。バーコードリーダー本体は共通のもので使えます。

    Q. SquareやSTORESレジで書店を運営する場合、バーコードリーダーの選び方は変わりますか?

    どちらもバーコードの読み取り自体は共通です。ただし書籍の2段バーコードを自動連携させる専用機能は公式ヘルプに記載がありません。ISBN側だけを登録すれば会計はできますが、価格・分類の自動反映は期待できません。

    Q. 文具や雑貨など、書籍以外の商品も同じレジ・同じバーコードリーダーで管理できますか?

    問題ありません。スマレジの場合、書籍対応の設定は「設定>販売設定>バーコード」で「書籍2段バーコード」を個別にONにするだけのスイッチで、通常の1段のJANコードの読み取りには影響しません。文具・雑貨のJANコードはこれまで通り読み取れるため、同じ機器・同じレジで一元管理できます。

    まとめ

    書店のレジ選びは、バーコードリーダーの手配を最初に済ませられるかどうかで決まります。プリンターやドロアは他業種とほぼ共通ですが、バーコードリーダーだけは書籍JANコードの2段読み取りに対応した機種を選ぶ必要があるので、そこだけ先に確定させておいてください。

    在庫のあるうちに手配しておくと、開業日や切り替え日を慌てずに迎えられます。

    ▶︎この記事を書いた人

    STORESTORE編集部
    当店STORESTORE(ストアストア)は、オンラインショップ運営実績10年以上!
    スマレジ・Airレジ・Square・STORESレジなどに使用するタブレットPOS周辺機器のことならお任せください。

    スマレジ・Airレジ・Squareなど、主要POSシステム対応の周辺機器の大口注文承ります。
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  • 【一体型で省スペース】生花店・お花屋さんのPOS周辺機器選び|対応表付

    【一体型で省スペース】生花店・お花屋さんのPOS周辺機器選び|対応表付

    ▶︎こんな方に向けた記事です。

    「レジ台を置いたらカウンターがいっぱいになった」という開業準備中の方
    「切り花以外に資材やギフト商品も増えてレジ入力が大変になってきた」という既存店舗のオーナー
    「母の日や配達のときだけ持ち運べるレジ周りが欲しい」という方

    お花屋さん(フラワーショップ)ならではのレジ周りの悩みに合わせて、周辺機器の選び方を整理しました。

    結論:お花屋さんのレジ周りは「置き場所」で選ぶのが近道です

    ・レジ周りのスペースが限られている → 一体型のレシートプリンター「mPOP CBI」

    ・切り花以外に資材・鉢植え・ギフト商品も多く扱う → 据え置き型プリンター+バーコードスキャナーの組み合わせ

    ・配達や母の日の出張販売がある → バッテリー内蔵のモバイルプリンター「SM-S210i」

    ・複数店舗や法人としてまとめて導入したい → 大口注文窓口へご相談ください

    「mPOP CBI」の商品ページを見る →

    「SM-S210i」の商品ページを見る →

    お花屋さんのレジ周りで多い悩み

    ポイント:省スペースと繁忙期の会計スピードが2大テーマです

    お花屋さんは路面店・テナント店ともに、レジ台に十分なスペースを確保しづらいケースが多い業態です。バケツや作業台、ラッピング資材の置き場所が優先され、レジ周辺機器にまわせるスペースは最小限になりがちです。

    加えて、母の日・お盆・彼岸・卒業式や入学式・年末年始など、時期によって来店が集中するタイミングがあります。そうした繁忙期はレジの回転が売上に直結するため、普段使う機器と繁忙期に増やす機器を分けて考えておくと動きやすくなります。

    うちの店、レジを置けるスペースがほんとに少ないんだよね。1台で全部済ませられる機器ってあるのかな?▶︎一体型のmPOPなら、プリンターとドロアを1台にまとめられます。

    省スペース重視なら一体型「mPOP」

    ポイント:レシートプリンターとキャッシュドロアが1台にまとまっています

    mPOP CBI」は、レシートプリンターとキャッシュドロアが一体になったスター精密製の機器です。カウンターに置く機器を1台にまとめられるため、作業スペースを優先したい小規模なお花屋さんとの相性が良い構成です。

    接続方式はBluetooth/USBの両対応で、ドロアは4紙幣6貨幣を収納できます。ACアダプターでの給電が前提のため、コンセントの位置は導入前に確認しておいてください。レシートロール紙は専用の58mm幅ロール紙を使用します。

    資材やギフト商品にJANコードがある場合は、mPOP専用のバーコードスキャナー「BCR-POP」を追加接続することもできます。ただしBCR-POPはmPOP・mC-Print2・mC-Print3専用で、後述のTM-m30シリーズには接続できません。組み合わせるプリンターに注意してください。

    母の日などの繁忙期に入ってからの導入だと設置・接続の確認まで手が回りにくくなるため、繁忙期前に用意しておくと当日慌てずに済みます。

    花以外にも鉢植えや雑貨が増えてきて、レジ入力がだんだん大変になってきた。もっと早く済ませる方法はあるのかな?▶︎バーコードスキャナーを組み合わせると入力の手間を減らせます。

    扱う品目が多い店は据え置き型+バーコード管理

    ポイント:資材・鉢植え・ギフト商品まで管理するなら分離型が向いています

    切り花に加えて、鉢植え・花瓶・ラッピング資材・ギフトの雑貨などSKU(在庫管理上の商品単位)が多い店舗では、据え置き型プリンターとバーコードスキャナーを組み合わせる構成もあります。バーコードで読み取れば、商品ごとの手入力を省けます。

    レシートプリンターは「TM-m30 III-H」、キャッシュドロアは「CD-A3336」の組み合わせが定番です。プリンターに接続すると会計時にドロアが自動で開閉するため、ドロア単体の開閉操作は不要です。TM-m30 III-HはUSB Type-Cケーブルでの給電・通信に対応しています。

    バーコードスキャナーには、Bluetooth接続の「SocketScan S740」が使えます。資材やギフト商品にJANコードが付いていれば、レジ入力の手打ちを減らせます。レシートロール紙は、TM-m30・mC-Print3どちらにも対応する58x80x12サイズを選んでください(決済端末用の小径ロール紙は巻径が小さく、据え置き型プリンターだと交換頻度が増えるため不向きです)。

    在庫状況は変動するため、導入を決めたら早めに商品ページで在庫を確認しておくと安心です。

    母の日は店の外で売ることもあるけど、コンセントがない場所でも使える機器ってあるのかな?▶︎バッテリー内蔵のモバイルプリンターなら屋外でも使えます。

    配達・出張販売にはモバイルプリンター

    ポイント:バッテリー内蔵なのでコンセントがない場所でも使えます

    配達時にその場で領収書を発行したい場合や、母の日・イベント会場での出張販売では、バッテリー内蔵のモバイルプリンター「SM-S210i」が使えます。Bluetooth/USB接続に対応し、巻径40mmのロール紙を使用するスター精密製のモバイルプリンターです。

    先ほどのmPOP CBIはACアダプターでの給電が前提のため、屋外での短時間利用には不向きです。普段のカウンター用とは別に、配達・出張用としてSM-S210iを1台備えておくと、繁忙期にレジを増やしたいときにも対応しやすくなります。

    繁忙期の追加台数は直前だと入荷が間に合わないこともあるため、早めの手配をおすすめします。

    POS別の対応表

    ポイント:Squareはドロア自動開閉に使う接続方式が限られます

    レジアプリ(POSレジ)ごとの対応状況をまとめました。◯は公式に接続ガイドが用意されている組み合わせ、△は端末や接続方式が限定される組み合わせです。

    POSレジ mPOP CBI SM-S210i
    スマレジ
    Airレジ ◯(Bluetooth/USBとも公式接続ガイドあり)
    Square △(Bluetooth接続はSquareスタンド・Squareリーダー(iOS)のみ対応。ドロアの自動開閉にはBluetooth接続が必要です △(Squareスタンド・Squareリーダー(iOS)のみ対応)
    STORESレジ ◯(有線・Bluetooth接続それぞれに専用の接続ガイドがあります) ◯(Bluetooth接続の専用ガイドがあります)

    Square・STORESレジをご利用の場合は、接続方式によって使える機能(特にドロアの自動開閉)が変わるため、購入前に上記の接続ガイドで型番と接続方式を確認しておくと安心です。

    のし・配送伝票はこれらの機器では対応できません

    ポイント:レシートプリンターの役割は会計レシートの発行までです

    お花屋さんならではの疑問として、「レシートプリンターでのし紙や配送伝票も印刷できないか」という相談をいただくことがあります。ここで紹介しているレシートプリンター(mPOP・TM-m30・SM-S210iいずれも)は、POSレジと連携して会計レシートを発行するための機器です。のし紙の印刷や宅配便の配送伝票発行には対応していません。

    のし対応や配送伝票の発行を効率化したい場合は、宅配会社が提供する伝票発行システムや、のし専用のテンプレート運用など、レジ周辺機器とは別の仕組みが必要になります。この記事では、あくまで会計まわりの機器選びに絞って解説しています。

    Q. 開業したばかりで設定に不安があります。難しいですか?

    各社とも接続手順の公式ガイドが用意されており、対応機種であれば端末側の案内に沿って設定を進められます。ただしSquare・STORESレジは対応機種や接続方式(Bluetooth/USB)が限られるため、購入前に組み合わせを確認しておくと安心です。

    Q. 切り花そのものにはバーコードが付いていませんが、バーコードスキャナーは必要ですか?

    切り花単体は個別スキャンなしで運用している店舗も多いですが、資材・ラッピング用品・鉢植え・ギフト商品などJANコード付きの商品を扱う場合は、バーコードスキャナーがあるとレジ入力や在庫管理の手間を減らせます。

    Q. 母の日など繁忙期だけ機器を増やすことはできますか?

    可能です。モバイルプリンターやバーコードスキャナーは単体でも購入できるため、繁忙期用に台数を追加してレジの回転を上げる運用ができます。5台以上かつ税抜10万円以上のご注文は、後述の大口注文窓口でも承っております。

    Q. 小さな店舗でコンセントの位置に制約があります。電源が必須の機器はありますか?

    mPOP CBIとTM-m30 III-HはACアダプターでの給電が前提です。コンセントの位置が確保しにくい場合は、バッテリー内蔵のSM-S210iであれば電源を気にせず設置場所を選べます。

    まとめ

    お花屋さんのレジ周りは、まず「置けるスペースがどれくらいあるか」で機器の方向性が決まります。カウンターが狭ければ一体型のmPOP、資材やギフト商品まで管理したいなら据え置き型+バーコードスキャナー、配達や出張販売があるならモバイルプリンター、という順番で検討してみてください。

    複数の組み合わせで迷う場合は、まず普段使いの1台を決めてから、繁忙期用の機器を後から追加していく進め方でも問題ありません。

    ▶︎この記事を書いた人

    STORESTORE編集部
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  • 【往診&物販対応】動物病院のPOS周辺機器選び|キャッシュレス構成

    【往診&物販対応】動物病院のPOS周辺機器選び|キャッシュレス構成

    結論:こんな時は、これを選ぶ

    ・自由診療で高額になりやすい治療費を、その場で飼い主さまに明細付きで伝えたい → 診療内容ごとに明細を発行できるレシートプリンターが有効です

    TM-m30 III-H「TM-m30 III-H」の商品ページを見る →

    ・現金でのお支払いにも対応したい → キャッシュドロアを追加します

    キャッシュドロア CD-A3336「CD-A3336」の商品ページを見る →

    ・往診・訪問診療先でもその場でレシートを発行したい → バッテリー内蔵のモバイルプリンター「MP-B20」が候補です

    MP-B20「MP-B20」の商品ページを見る →

    診療スタイル別の具体的な組み合わせは「動物病院タイプ別のおすすめ機器構成」でまとめています。

    複数院・複数拠点分の注文なら、5台以上かつ税抜10万円以上で大口注文の対象です。

    動物病院の会計、何が特有か

    ポイント:自由診療のため治療費の幅が大きく、高額な会計を短時間で済ませる必要があります。

    動物病院で行われる診療の多くは公的医療保険の対象外となる自由診療です。手術や入院、継続的な治療を伴うケースでは、治療内容に応じて会計金額の幅も大きくなります。

    体調を崩したペットを連れた飼い主さまは、できるだけ早く自宅で休ませてあげたいと考えているものです。会計にかかる時間そのものを短くする機器選びが求められます。

    受付・会計を獣医師や動物看護師が兼任する運営体制の場合、診療の合間の短い時間で会計を完結できる構成が現実的です。

    高額な治療費をレシートで明確に伝える

    ポイント:診療内容ごとの明細をレシートに発行できると、高額な会計でも説明がスムーズです。

    手術費や検査費用など、項目数の多い会計になりやすいのが動物病院の特徴です。診療内容ごとの明細をレシートに発行できる機種を選んでおくと、後日問い合わせがあった際の説明もスムーズです。

    据え置き型のレシートプリンター「TM-m30 III-H」は、IPX2の防滴性能がメーカー公式に確認されている機種です(多少の水滴を受けても内部に浸水しにくい等級で、水没や直接の水かけに耐えるものではありません)。USB Type-Cケーブル1本で給電と通信を兼ねられるため、配線もすっきりまとめられます。

    「うちは現金のお客さまも来るけど大丈夫かな?」▶︎次はキャッシュドロアの話です。

    現金対応が必要な場合のキャッシュドロア

    ポイント:現金でのお支払いに対応する場合は、キャッシュドロアを追加します。

    TM-m30 III-Hのようなプリンター単体の機種には、キャッシュドロアが内蔵されていません。現金でのお支払いにも対応する場合は、別体のキャッシュドロア「CD-A3336」をドロアキック端子で接続する構成になります。会計確定時に自動で開閉するため、別途配線工事などは不要です。

    STORESレジでキャッシュドロアの自動開閉を使う場合は、Bluetooth接続にしておく必要があります。無線LAN接続モデルや有線ケーブルでの接続は非対応ですSTORESレジ公式ヘルプより)。

    往診・訪問診療の会計はモバイルプリンターが便利

    ポイント:診察室を離れて訪問診療を行う動物病院では、バッテリー内蔵のモバイルプリンターが役立ちます。

    往診や訪問診療に対応する動物病院では、その場でレシートを発行できるかどうかも会計の重要なポイントです。バッテリー内蔵のモバイルプリンター「MP-B20」なら、診察室を離れた訪問先でもBluetooth接続でその場印字ができます。

    MP-B20「MP-B20」の商品ページを見る →

    MP-B20はスマレジ・Airレジ・コイニー、STORESレジでの対応が公式に確認できていますが、Squareの公式対応リストには掲載がありません。Squareでの利用を検討する場合は導入前に一度お問い合わせいただくと確実です。

    「薬やフードの販売もあるけど、バーコードは読めるのかな?」▶︎次は物販の話です。

    フード・サプリの物販にはバーコードリーダーが候補

    ポイント:処方食やサプリメントなど物販商品を扱う動物病院では、バーコードリーダーがあると会計がスムーズです。

    処方食やサプリメント、シャンプーなどの店販商品を扱っている場合、商品にバーコードが付いていれば、Bluetooth接続のバーコードスキャナー「SocketScan S740」で読み取り、手入力の手間を省けます。

    SocketScan S740「SocketScan S740」の商品ページを見る →

    据え置き型ではなく手に持って使うタイプなので、レジカウンターから離れた商品棚の前でも持ち運んで使えます

    「結局、うちの病院はどれを揃えればいいの?」▶︎ここまでの機器をタイプ別にまとめます。

    動物病院タイプ別のおすすめ機器構成

    ポイント:単体の機能だけでなく、診療スタイルに合わせて組み合わせることで会計の流れが完結します。

    ここまでご紹介した機器は単体でも使えますが、動物病院の診療スタイルによって必要な組み合わせが変わります。代表的な3つのパターンをご紹介します。

    基本セット

    パターン1|一人・少人数で運営する動物病院

    • 現金・キャッシュレスどちらの会計も1台のカウンターで完結
    • 受付担当がいなくても、診療の合間の短時間で会計できる
    拡張セット・往診対応

    パターン2|往診・訪問診療も行う動物病院

    • 院内も訪問先も同じ操作感で会計できる
    • 訪問先でその場印字が完結し、後日の請求作業が発生しない
    拡張セット・物販対応

    パターン3|処方食・サプリなどの物販も扱う動物病院

    • 診療費の会計と物販のレジ打ちを同じ端末・同じカウンターで処理できる
    • 手入力の手間が減り、レジ打ちミスも防ぎやすい

    対応POS一覧表

    ポイント:機種によって対応するPOSサービスが異なります。導入前に必ずご確認ください。

    STORE STOREはスマレジ・Airレジ・Square・STORESレジのいずれにも対応する周辺機器を取り扱っています。お使いのPOSサービスに応じて、選べる機種が変わる点にご注意ください。

    機器 スマレジ Airレジ Square STORESレジ
    据え置き型プリンター
    TM-m30 III-H
    ×
    公式対応リスト非掲載

    Bluetoothはターミナル/ハンディのみ非対応

    Bluetooth/USB対応(iPad版アプリのみ、LAN接続の案内なし)
    モバイルプリンター
    MP-B20

    公式対応リスト掲載

    公式対応リストに掲載なし・要問い合わせ

    Bluetooth接続の公式ガイドあり

    ◯=各社公式に接続方法の記載あり △=条件付きで対応 -=商品ページ上での記載が確認できないため要問い合わせ(2026年8月時点の各社公式情報に基づく。ご購入前に最新情報をご確認ください)

    キャッシュドロアはプリンターのドロアキック端子経由で動作するため、対応可否は接続するプリンターに準じます。STORESレジで自動開閉を使う場合はBluetooth接続が必須です。各社の公式ページはこちら:スマレジAirレジSquareSTORESレジ

    主な機種の商品ページ一覧

    ポイント:対応POSは前の一覧表の通りです。ここでは役割・接続方式・購入リンクをまとめます。

    機種 役割 接続方式 特記事項 構成パターン
    TM-m30 III-H 据え置き型レシートプリンター USB Type-C/LAN 防滴仕様。ドロア非内蔵 パターン1・2・3共通
    キャッシュドロア CD-A3336 現金収納・自動開閉 プリンターのドロアキック端子に接続 現金対応が必要な場合に追加 パターン1・2・3共通
    モバイルプリンター MP-B20 往診・訪問診療先での印字 Bluetooth/USB バッテリー内蔵 パターン2
    SocketScan S740 物販商品のバーコード読み取り Bluetooth 据え置き不要のハンディタイプ パターン3

    ※対応POSはTM-m30 III-H・MP-B20については前の一覧表を参照してください(2026年8月時点の各社公式情報に基づきます。購入前に各社の公式サイトでもご確認ください)。

    よくある質問

    Q. 動物病院で使う機器も先出しセンドバック保証の対象になりますか?

    対象機種であれば動物病院でのご利用でも保証の対象です。TM-m30シリーズやMP-B20は対象機種に含まれますが、キャッシュドロア単体やカスタマーディスプレイは対象外となっています。

    Q. 電子カルテとPOS周辺機器は連携できますか?

    レシートプリンターやキャッシュドロアといった周辺機器自体に電子カルテとの連携機能はありません。連携の可否はお使いのPOSサービスや電子カルテシステム側の対応状況によりますので、各システムの提供元にご確認ください。

    Q. 複数院・複数拠点分をまとめて注文できますか?

    5台以上かつ税抜10万円以上のご注文であれば大口注文の対象です。複数院分をまとめてご依頼いただくと、見積もり・納品の手間を1回にまとめられます。

    まとめ

    動物病院のレジ周辺機器選びは、自由診療による高額な会計と、現金・キャッシュレスの両対応をどう両立させるかがポイントになります。据え置き型のレシートプリンターとキャッシュドロアの組み合わせ(パターン1)を基本に、往診があればモバイルプリンター(パターン2)、物販があればバーコードリーダー(パターン3)を足していく形が現実的です。

    往診や訪問診療を行う場合はバッテリー内蔵のモバイルプリンター、フードやサプリの物販がある場合はバーコードリーダーも選択肢に入ります。導入するPOSサービスによって対応可否が変わるため、事前に対応表をご確認ください。

    ▶︎この記事を書いた人

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    スマレジ・Airレジ・Square対応!周辺機器のまとめ買い・選定相談

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  • 【実は全部同じじゃない】バーコードリーダーの種類と失敗しない選び方

    【実は全部同じじゃない】バーコードリーダーの種類と失敗しない選び方

    「そろそろ古いバーコードリーダーを買い替えたい」「新規開業でPOS周辺機器を一式揃えたい」「2026年11月からの免税リファンド制度改正に向けてパスポート読み取りにも対応したい」、そんな方へ。バーコードリーダーの基本と、実際に当店でよく選ばれている機種まで、まとめて解説します。

    この記事の結論

    バーコードリーダーは見た目が似ていても、読める範囲もつなぎ方もバラバラです。まずはここだけ押さえておけば選定で迷いません。

    すでにスマレジ・TM-m30シリーズをお使いの場合 → プリンター経由で追加できるL-46Xが候補になります。

    L-46X 商品ページL-46X の商品ページを見る →

    mPOP・mC-Printをお使いの場合 → 追加はBCR-POPひとつで完結します。

    BCR-POP 商品ページBCR-POP の商品ページを見る →

    スマホ画面のQRコード・クーポンも読みたい場合 → 「画像ごと読み取るタイプ」を選ぶのが正解です(次の章で解説)。

    目次

    バーコードリーダーとは何か

    ポイント:バーコードを光学的に読み取り、その情報をPOSレジへ送る機器のこと

    バーコードリーダーとは、商品や書類に印刷されたバーコードに光を当てて読み取り、数字や文字のデータに変換してPOSレジなどの上位機器へ送信する機器です。「バーコードスキャナー」や、表記を省略した「バーコードリーダ」と呼ばれることもありますが、指しているものは同じです。

    レジ本体に内蔵されているわけではなく、POSレジやレシートプリンターにつなぐ周辺機器として別売りで用意するのが一般的です。読み取ったデータはキーボードから入力したのと同じ形式で送られるため、多くの場合は特別な設定なしにレジアプリの入力欄へそのまま反映されます。

    会計時の商品スキャンだけでなく、棚卸しでの在庫確認や、免税対応時のパスポート読み取りなど、用途は会計以外にも広がっています。

    「バーコードリーダーって、どれも同じじゃないの?」▶︎ 実は読み取り方式によって、できることが結構違います。次の章で見分け方を確認しましょう。

    読み取り方式の種類(レーザー式・CCD式・イメージャー式)

    ポイント:画面上のバーコードも読みたいなら「イメージャー式」一択

    見た目はどれも似たようなハンディスキャナーですが、中身の光学部品によって「遠くから読めるか」「画面に映ったバーコードまで読めるか」が変わります。呼び方としては「レーザー式」「CCD式」「イメージャー式(カメラ式)」の3つに分かれます。

    レーザー式

    遠くから読める

    CCD式

    近づけて読む・安価

    イメージャー式

    画面のQRも読める

    方式 特徴 向いているケース
    レーザー式 赤いレーザー光で離れた位置からでも読み取れる。1次元専用の機種が多い 倉庫など広い空間での利用
    CCD式 バーコードに近づけて読み取る。比較的安価 店舗のレジなど決まった位置での利用
    イメージャー式(CMOSカメラ式) カメラでバーコード全体を画像として撮影して読み取る スマホ画面のバーコード・QRコードも読みたい場合

    現在店舗向けに販売されている機種の多くはイメージャー式で、紙に印刷されたバーコードだけでなく、スマートフォンのクーポン画面やデジタルチケットの読み取りにも対応できます。

    1次元コードと2次元コードの違い

    ポイント:QRコードを読みたいなら「2次元対応」の記載を確認する

    1次元バーコード(JANコードなど)は、横方向の線の太さと間隔だけで情報を表す形式で、店頭商品の値札や書籍のISBNコードなどで広く使われています。

    2次元コード(QRコードやPDF417など)は縦横に情報を持たせられるため、1次元より多くの文字数を記録できます。クーポンやチケット、パスポートのMRZ(機械読取部分)の読み取りなどにも使われています。

    すべてのバーコードリーダーが2次元コードに対応しているわけではなく、1次元専用の機種も数多く販売されています。導入前に「対応バーコードの種類」の記載を確認しておくと安心です。

    接続方式(Bluetooth・USB・有線)

    ポイント:レジ本体ではなくプリンター経由で接続するタイプもある

    接続方式は大きく分けて、USBケーブルで直接つなぐ「有線タイプ」と、Bluetoothでワイヤレス接続する「無線タイプ」があります。有線タイプは接続が安定しやすく、無線タイプはケーブルの取り回しを気にせず持ち歩けるのが特徴です。

    スター精密のmPOPやmC-Printシリーズでは、タブレット本体ではなくレシートプリンター側のUSBポートにバーコードリーダーを接続し、プリンター経由でタブレットへ情報を送る構成が採用されています。

    一方、Bluetooth接続のバーコードリーダーは、タブレットやスマートフォンと直接ペアリングして使うため、プリンターの機種を問わず単体で導入しやすいのが特徴です。当店ではSocketmobile社のSocketScan S720など、Bluetooth接続で1次元・2次元の両方に対応するモデルも取り扱っています。

    「結局、うちのお店にはどれが合うんだろう?」▶︎ ここまでの内容を踏まえて、選び方の判断軸を整理します。

    自分の店に合うのはどれ?選び方の判断軸

    ポイント:対応コード・接続方式・POS対応の3点から逆算する

    どのPOSサービスを使っているか、すでにプリンターを導入しているかによって、選ぶべき機種は変わります。mPOP・mC-Printシリーズをお使いの場合は専用のBCR-POPを追加するのがシンプルで、スマレジのTM-m30シリーズをお使いの場合はプリンター経由で接続するL-46Xが候補になります。他社製プリンターと組み合わせる場合や、プリンターを問わず単体で導入したい場合は、Bluetooth接続のモデルを検討するのが現実的です。

    導入前には、お使いのPOSサービスの公式対応機種一覧で動作確認が取れているかを必ず確認してください。免税対応でパスポート読み取りまで必要な場合は、少し事情が変わります。次の章でまとめました。

    「うちはインバウンド対応もしてるけど、関係あるかな?」▶︎ 免税店ならここは読み飛ばせません。次で具体的な機種まで紹介します。

    免税対応でパスポートも読み取りたい方へ

    ポイント:対応できるのは一部モデルのみ。2026年11月の制度改正前に確認を

    免税対応でパスポートの読み取りまで必要な場合、通常のバーコードリーダーでは対応できません。パスポート下部のMRZ(機械読取部分)を光学的に読み取れる、対応機種を選ぶ必要があります。

    S740は照射光の色によって対応が分かれ、白色照射のモデルのみMRZ読み取りに対応しています(赤色照射のモデルは非対応)。ICチップ(NFC)の読み取りや顔写真データの取得はできない点にも注意してください。

    2026年11月からは免税リファンド方式への制度改正も控えているため、対応レジ・対応機器の見直しは早めに済ませておくと安心です。詳しい制度の変更点はインバウンド免税対応の記事にまとめています。

    よくある質問

    Q. バーコードリーダーとバーコードスキャナーは違うものですか?

    A. 同じ機器を指す呼び方の違いです。国内では「バーコードリーダー」、メーカーによっては「バーコードスキャナー」と呼ばれることが多いですが、機能に違いはありません。

    Q. バーコードリーダーだけ単体で買えば、どのPOSレジでも使えますか?

    A. 機種によります。USB接続でキーボード入力と同じ形式でデータを送るタイプは多くのPOSレジで使える一方、BCR-POPやL-46Xのようにプリンター経由で接続する専用設計の機種もあります。お使いのPOSサービス・プリンターの対応機種一覧で確認してください。

    Q. QRコードも読み取れますか?

    A. 機種によります。1次元専用のレーザー式・CCD式の機種ではQRコードは読み取れません。2次元コードに対応するには、イメージャー式(カメラ式)の機種を選ぶ必要があります。

    Q. パスポートの読み取りにも使えますか?

    A. 一部の機種のみ対応しています。すべてのバーコードリーダーがパスポートのMRZ(機械読取部分)を読み取れるわけではないため、免税対応で導入する場合は対応機種かどうかを個別に確認する必要があります。

    まとめ

    バーコードリーダーは、バーコードを光学的に読み取ってPOSレジに情報を送る機器です。読み取り方式(レーザー式・CCD式・イメージャー式)や対応コード、接続方式(有線・Bluetooth)によって選ぶべき機種は変わるため、まずはお使いのPOSレジ・プリンターとの組み合わせを確認してから選ぶのが遠回りしないコツです。

    ▶︎この記事を書いた人

    STORESTORE編集部
    当店STORESTORE(ストアストア)は、オンラインショップ運営実績10年以上!
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  • 【一人サロン向け】ネイルサロンのPOS周辺機器選び|省スペース省配線

    【一人サロン向け】ネイルサロンのPOS周辺機器選び|省スペース省配線

    結論:こんな時は、これを選ぶ

    ・一人で受付から施術まで対応している → 省スペースなプリンター単体を導入

    「SM-S210i」の商品ページを見る →

    ・現金でのお支払いにも対応したい → キャッシュドロアを追加

    「DMA-48ED3」の商品ページを見る →

    ・スタッフ複数名で受付カウンターをまとめて美しく整えたい → プリンター・ドロア一体型(mPOP等)が候補です。美容室向けの解説記事で詳しく紹介しています。

    複数店舗を運営している場合、5台以上かつ税抜10万円以上なら大口注文の対象です。

    ネイルサロンのレジ、何が特有か

    ポイント:一人で受付から施術まで担うケースが多く、会計にかけられる時間はごく短くなります。

    ネイルサロンには、ネイリストが一人で開業・運営するケースも多く見られます。レンタルサロンや自宅の一室など、限られたスペースで営業する形も一般的です。

    ジェルネイルの施術には、オフ(前回のジェルの除去)を含めると1時間半〜2時間程度かかることが一般的です。その間、ネイリストの手は施術道具やジェルで塞がっており、レジを操作できるのは来店直後と会計時のごくわずかな時間に限られます。

    受付担当を別に置けないからこそ、機器そのものが「操作に迷わない」「場所を取らない」ことが重要になります

    受付を持たない働き方に合う機器構成

    ポイント:据え置きの一体型よりも、まず省スペースなプリンター単体から検討できます。

    スタッフが複数名在籍するサロンでは、プリンターとキャッシュドロアが一体になった機器でカウンターをまとめて整える方法が有力です。この構成については、当店の美容室向けの解説記事で詳しく紹介しています。

    一方、一人で運営するネイルサロンや、レンタルサロン・自宅の一室のようにレジ台を置くカウンター自体がない環境では、まず「SM-S210i」のような省スペースなモバイルプリンター単体から検討する方法があります。バッテリー内蔵で、iPadやiPhoneとBluetoothで接続するだけで使えます。

    キャッシュドロアが必要かどうかは、現金でのお支払いに対応するかどうかで決めれば十分です。次の章で説明します。

    「うちは現金のお客さまもいるけど、それでも大丈夫かな?」▶︎次はキャッシュドロアの話です。

    現金対応が必要な場合のキャッシュドロア

    ポイント:現金でのお支払いに対応する場合は、キャッシュドロアを追加します。

    SM-S210iのようなプリンター単体の機種には、キャッシュドロアが内蔵されていません。現金でのお支払いにも対応する場合は、別体のキャッシュドロア「DMA-48ED3」をドロアキック端子で接続する構成になります。会計確定時に自動で開閉するため、別途配線工事などは不要です。

    STORESレジでキャッシュドロアの自動開閉を使う場合は、Bluetooth接続にしておく必要があります。無線LAN接続モデルや有線ケーブルでの接続は非対応ですSTORESレジ公式ヘルプより)。

    物販のご案内はタブレット画面でも完結します

    ポイント:陳列棚のスペースがなくても、物販の案内自体はできます。

    ネイルオイルやハンドクリームなど、店販商品を扱うネイルサロンは少なくありません。ただし、レンタルサロンや自宅の一室では、商品を並べる棚のスペースを確保しにくい場合もあります。

    棚を置くスペースがない場合でも、会計に使うタブレット画面で商品写真を見せながら注文を受ける方法であれば、省スペースのまま物販の案内自体は可能です。レジアプリの会計画面に商品を登録しておけば、案内から会計までを同じ画面で完結できます。

    「結局どのPOSアプリなら使えるの?」▶︎対応表で確認しましょう。

    対応POS一覧表

    ポイント:機種によって対応するPOSサービスが異なります。導入前に必ずご確認ください。

    STORE STOREはスマレジ・Airレジ・Square・STORESレジのいずれにも対応する周辺機器を取り扱っています。お使いのPOSサービスに応じて、選べる機種が変わる点にご注意ください。

    機器 スマレジ Airレジ Square STORESレジ
    モバイルプリンター
    SM-S210i

    公式対応リスト掲載

    スタンド/リーダーiOSのみ

    専用接続ガイドあり
    キャッシュドロア
    DMA-48ED3

    自動開閉はBluetooth必須

    ◯=各社公式に接続方法の記載あり △=条件付きで対応(2026年8月時点の各社公式情報に基づく。ご購入前に最新情報をご確認ください)

    各社の公式ページはこちら:スマレジスマレジ(SM-S210i接続)Airレジ(SM-S210i接続)Square(キャッシュドロア対応)STORESレジ(対応周辺機器)

    主な機種の商品ページ一覧

    ポイント:対応POSは前の一覧表の通りです。ここでは役割・接続方式・購入リンクをまとめます。

    機種 役割 接続方式 特記事項
    SM-S210i モバイルプリンター(単体) Bluetooth/USB バッテリー内蔵。ドロア非内蔵
    キャッシュドロア DMA-48ED3 現金収納・自動開閉 プリンターのドロアキック端子に接続 現金対応が必要な場合に追加

    ※対応POSは前の一覧表を参照してください(2026年8月時点の各社公式情報に基づきます。購入前に各社の公式サイトでもご確認ください)。

    よくある質問

    Q. SM-S210iとmPOP、どちらを選べばいいですか?

    一人で運営していてカウンター自体を置かない場合はSM-S210iのような単体プリンターが、スタッフ複数名で受付をまとめて整えたい場合はプリンター・ドロア一体型のmPOPが候補です。後者については美容室向けの解説記事もご覧ください。

    Q. 予約サイトの情報とレジを連携させることはできますか?

    POSサービスによって連携の形が異なります。スマレジは拡張アプリ「LTV-Salon」(プレミアムプラスプラン以上対象)でホットペッパービューティー等の外部予約サイトを一元管理できます。Squareは自社の「Square予約」、STORESレジは自社の「STORES予約」とそれぞれ同一基盤で連携できます。Airレジは外部予約サイトとの自動連携の公式対応がなく、予約内容を見ながら手動で会計する運用が基本です(2026年8月時点。料金体系は各社異なり変更される場合もあるため、導入前にご確認ください)。

    Q. 複数店舗分をまとめて注文できますか?

    5台以上かつ税抜10万円以上のご注文であれば大口注文の対象です。複数店舗分をまとめてご依頼いただくと、見積もり・納品の手間を1回にまとめられます。

    まとめ

    ネイルサロンのレジ選びでまず考えたいのは、一人で受付から施術まで担う働き方に合う省スペースな機器です。カウンター自体を置かない環境なら、プリンター単体のSM-S210iから検討できます。

    現金対応が必要な場合はキャッシュドロアを追加し、物販の案内は棚がなくてもタブレット画面で完結できます。スタッフ複数名で受付をまとめて整えたい場合は、一体型のmPOPも選択肢です。

    ▶︎この記事を書いた人

    STORESTORE編集部
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  • 【集配・預かり対応】クリーニング店のPOS周辺機器選び|タグ管理効率化

    【集配・預かり対応】クリーニング店のPOS周辺機器選び|タグ管理効率化

    結論:こんな時は、これを選ぶ

    ・受付カウンターを1台でまとめたい → プリンター・ドロア一体型を導入

    「mPOP CBI」の商品ページを見る →

    ・レジ台数が多く、据え置きでしっかり組みたい → 据え置き型レシートプリンターを導入

    「mC-Print3」の商品ページを見る →

    ・集配や外交営業でもその場でレシートを発行したい → モバイルプリンターを導入

    「MP-B20」の商品ページを見る →

    ・タグ・預かり品の管理を手入力からバーコードに変えたい → 使える機種はお使いのPOSサービスによって異なります(後述の対応表で解説)

    複数店舗を運営している場合、5台以上かつ税抜10万円以上なら大口注文の対象です。

    クリーニング店のレジ、何が特有か

    ポイント:手書きのタグ管理では、預かり品と伝票の照合ミスが起きやすくなります。

    クリーニング店の受付では、預かった衣類とお客さまの伝票・タグを、引き渡しまで正しく結びつけ続ける必要があります。手書きのタグ運用では、受付スタッフが書いた番号と、工場から戻ってきた品物のタグ番号が一致しないトラブルが起きることがあります。

    レジ側でタグ番号をバーコード発行・スキャンする運用にすると、この照合を人の目に頼らず機械的に行えます。

    受付窓口と、店舗外での集配・営業とでは、必要な機器の形が変わります。店舗の受付は固定されたカウンターがある一方、外交営業や集配は電源も配線もない場所で会計することになるため、「据え置き・省スペース重視の窓口機器」と「電池駆動で持ち運べる機器」を分けて考えるのが選び方の土台になります。

    預り証とレシートプリンターの役割

    ポイント:預り証はレジ側のレシートプリンターがまとめて発行します。

    預り証・引換券の発行は、すでに多くの店舗で実務上の基本になっているかと思います。ここでのポイントは、その預り証をレジ側でどう発行するかです。

    レシートプリンターは、この預り証・引換券・会計時のレシートをまとめて発行する役割を担います。据え置き型のプリンター(mC-Print3等)を使う場合は、キャッシュドロア・バーコードスキャナーを別体で接続する構成に、プリンター・ドロア一体型(mPOP CBI等)を使う場合は、1台に集約した省スペースな構成になります。カウンターが狭い店舗や、受付窓口を増やしたくない店舗では一体型が扱いやすい選択です。

    法人顧客(ホテル・飲食店等の営業用リネン)を取引先に持つ場合、適格請求書(インボイス)の発行を求められる場面があります。この対応自体はPOSレジ側の設定ではなく、会計処理・請求書発行の運用に関わる部分のため、導入前にお使いのPOSサービス側のインボイス対応状況を確認しておくと安心です。

    「預り証、うちの店でも今のままでいいのかな?」▶︎次は現金まわりの機器を見ていきます。

    現金対応:キャッシュドロアの選び方

    ポイント:現金でのお支払いに対応できる必要があるため、キャッシュドロアは基本装備です。

    預かり時・引き渡し時どちらの会計でも、現金でのお支払いに対応できる必要があります。キャッシュドロアは、レシートプリンターのドロアキック端子に接続しておけば、会計確定時に自動で開閉します。別途配線工事などは不要です。

    据え置き型(mC-Print3等)なら別体のキャッシュドロア「mJ-Drawer」を接続し、一体型(mPOP CBI)ならドロアが本体に内蔵されているため、別途用意する必要はありません。mC-Print3はスター精密製のため、EPSON製ドロア(DMA-48ED3等)とは電気信号が異なり組み合わせられません。同じくスター精密製のmJ-Drawerを選んでください。

    STORESレジでキャッシュドロアの自動開閉を使う場合は、Bluetooth接続にしておく必要があります。LAN・USB接続では自動開閉が動作しません。導入時の接続方式選びで気をつけてください。

    集配・外交営業のモバイル会計

    ポイント:店舗外での会計には、電源不要で持ち運べる機器を選びます。

    法人向けの集配や、訪問による外交営業を行う場合、店舗のレジとは別に持ち運べる会計機器が必要になります。モバイルプリンター「MP-B20」は本体重量約180g・Bluetooth接続で、タブレットやスマートフォンとワイヤレスで接続できます。充電はUSBケーブルのため、専用の充電器を別に持ち歩く必要もありません。

    タグ・伝票のバーコードを外出先でも読み取りたい場合、バーコードスキャナーの選び方に注意が必要です。スター精密製の「BCR-POP」はプリンター(mPOPやmC-Printシリーズ)へのUSB接続が前提の機種で、タブレットに単体で直接接続する使い方は想定されていません。後継機種にあたる「BSH-20U」も同様にプリンター経由のUSB接続です。

    BCR-POP(BCR-POP1)はメーカー(スター精密)が2026年6月30日をもって販売を終了しており、在庫限りの取り扱いです。後継機種として「BSH-20U(USB接続)」「BSH-20B(Bluetooth接続)」が案内されています(スター精密公式サイトより)。

    「うちのPOSサービスだとどの組み合わせが正解?」▶︎対応POSを一覧表で確認しましょう。

    対応POS一覧表

    ポイント:機種によって対応するPOSサービスが異なります。導入前に必ずご確認ください。

    STORE STOREはスマレジ・Airレジ・Square・STORESレジのいずれにも対応する周辺機器を取り扱っています。お使いのPOSサービスに応じて、選べる機種が変わる点にご注意ください。

    機器 スマレジ Airレジ Square STORESレジ
    一体型
    mPOP CBI

    BT・USB

    BTはスタンド/レジスター/リーダーiOSのみ

    自動開閉はBT必須
    据え置き型
    mC-Print3

    BT・USB

    Ethernet・USBのみ

    BT・USB
    モバイルプリンター
    MP-B20

    当店で公式確認できず

    iPad版アプリのみ対応(iPhone版は非対応)
    バーコードスキャナー
    BCR-POP(在庫限り)/BSH-20U(後継)

    BCR-POP+mPOPのみ

    公式情報なし

    BSH-20Uのみ
    キャッシュドロア
    mJ-Drawer

    BT・USB

    Ethernet・USBのみ

    自動開閉はBT必須

    ◯=各社公式に接続方法の記載あり △=条件付きで対応 ✕=当店で公式の記載を確認できず(2026年8月時点の各社公式情報に基づく。ご購入前に最新情報をご確認ください)

    ※STORESレジでバーコードスキャナーを接続する場合、iPad版アプリでの利用に限られ、かつ有料プラン(スタンダードプラン以上)が必要です(STORESレジ公式ヘルプより)。

    主な機種の商品ページ一覧

    ポイント:対応POSは前の一覧表の通りです。ここでは役割・接続方式・購入リンクをまとめます。

    機種 役割 接続方式 特記事項
    mPOP CBI プリンター・ドロア一体型 Bluetooth/USB 受付窓口用。省スペース
    mC-Print3 据え置き型レシートプリンター Bluetooth/LAN/USB 複数レジを並べる店舗向け。キャッシュドロア・スキャナーは別体接続
    MP-B20 モバイルプリンター Bluetooth 集配・外交営業用。約180g
    BCR-POP バーコードスキャナー USB(プリンター経由) 2026年6月にメーカー販売終了・在庫限り。mPOP・mC-Print2・mC-Print3専用
    BSH-20U(後継機) バーコードスキャナー USB(プリンター経由) BCR-POPの後継
    キャッシュドロア mJ-Drawer 現金収納・自動開閉 プリンターのドロアキック端子に接続 別体型。スター精密製プリンター(mC-Print3等)専用

    ※対応POSは前の一覧表を参照してください(2026年8月時点の各社公式情報に基づきます。購入前に各社の公式サイトでもご確認ください)。

    よくある質問

    Q. 他のPOSサービスに乗り換えても、今使っている機器はそのまま使えますか?

    機器がお使いの新しいPOSサービスの対応リストに載っていれば、そのまま使える場合があります。ただし対応状況は本記事の一覧表の通りサービスごとに異なるため、乗り換え前に新しいPOSサービス側の対応機種一覧を必ずご確認ください。

    Q. レシートロール紙は店舗用とモバイル用で共通ですか?

    mC-Print3・mPOP等の据え置き型プリンターには58x80x12サイズ、モバイルプリンター「MP-B20」には58x40x8サイズと、機種によって適したロール紙のサイズが異なります。据え置き機に小径のロール紙を使うと巻径不足で交換頻度が増えるため、機種に合わせて選んでください。

    Q. 複数店舗分をまとめて注文できますか?

    5台以上かつ税抜10万円以上のご注文であれば大口注文の対象です。複数店舗分をまとめてご依頼いただくと、見積もり・納品の手間を1回にまとめられます。

    まとめ

    クリーニング店のレジ選びで押さえておきたいのは、受付窓口用の機器と、集配・外交営業用の機器では必要な形が違うという点です。窓口はプリンター・ドロア一体型でまとめて省スペースに、店舗外での会計はモバイルプリンターで対応します。

    タグ管理をバーコード化したい場合は、お使いのPOSサービスによって選べる機種が変わります。BCR-POPは在庫限りのため、新規導入では後継機種の対応状況を確認してから選んでください。

    機器と合わせて、消耗品も切らさないよう導入時にまとめて手配しておくと運用開始後にあわてずに済みます。据え置き型(mPOP CBI・mC-Print3)にはレシートロール紙(58×80×12)、モバイルプリンター「MP-B20」にはレシートロール紙(58×40×8)を使用してください。

    ▶︎この記事を書いた人

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  • 【対応POSで機種が変わる】調剤薬局のPOSレジ周辺機器の選び方

    【対応POSで機種が変わる】調剤薬局のPOSレジ周辺機器の選び方

    結論:こんな時は、これを選ぶ

    ・複数レジ・据え置きでしっかり運用したい → Bluetooth/LAN/USB対応のレシートプリンターを導入

    「mC-Print3」の商品ページを見る →

    ・レセコンが発行する会計バーコードを読み取りたい → 使えるスキャナーはお使いのPOSサービスによって異なります(後述の「レセコンの会計バーコードをそのままレジで読み取る」で解説)

    ・カウンターが狭く配線もすっきりさせたい → プリンター一体型モデルで省スペース化

    「mPOP CBI」の商品ページを見る →

    複数店舗を運営している場合、5台以上かつ税抜10万円以上なら大口注文の対象です。

    調剤薬局のレジ、他業種と何が違うのか

    ポイント:保険調剤の会計とOTC医薬品の物販会計が、同じ窓口で発生します。

    調剤薬局の会計窓口では、保険調剤(レセプト請求が絡む会計)とOTC医薬品・衛生用品などの物販会計が、同じレジで混在して発生します。保険調剤そのものの計算・請求はレセコン(レセプトコンピュータ)という専用システムが担っており、スマレジのような一般的なタブレットPOSレジとは役割が別物です。

    つまりPOSレジ側に求められるのは「レセコンの代わりに計算をする」ことではなく、レセコンが確定させた金額をそのまま受け取り、現金・キャッシュレスの会計処理を担うことです。「レセコンと連携できるPOSレジ」を探そうとすると、この前提を取り違えて機器選びの方向がずれるので注意してください。

    レセコンの会計バーコードをそのままレジで読み取る

    ポイント:金額入りバーコードを読み取れば、手入力を1回減らせます。

    多くのレセコンは、会計確定時に金額情報を埋め込んだバーコードを発行できます。このバーコードをPOSレジ側のバーコードスキャナーで読み取れば、スタッフが金額を見ながら手打ちし直す工程を省けます。

    スマレジには、商品ごとの登録価格ではなくバーコードに埋め込まれた価格情報をそのまま読み取る「NON-PLU」という機能があります(公式ヘルプでは、配送料や量り売りのように会計ごとに金額が変わる商品向けの機能として案内されています)。レセコンの金額バーコードのように、都度金額が変わる性質のバーコードもこの仕組みで扱えます。Airレジにも同様の機能があり、公式サイトではレセコンが発行するNON-PLUバーコードを読み取ってスムーズに会計できると案内されています。

    バーコードには、コンビニなどでよく見る「JANコード」以外にも、業務用途で使われるいくつかの書式(規格)があります。レセコンが発行する金額バーコードも、JANコードとは異なる書式が使われているケースがあり、スキャナー側がその書式に対応していないと、そもそも読み取ってもらえません。

    スター精密製のバーコードスキャナー「BCR-POP1」は、2026年6月30日をもってメーカーが販売を終了しており、在庫限りの販売となっています。後継として、同社の「BSH-20U(USB接続)」「BSH-20B(Bluetooth接続)」シリーズが案内されています(スター精密公式サイトより)。

    機器ごとの対応POSは、下の一覧表にまとめました(記事全体で繰り返し出てくる内容はここに集約しています)。

    機器 スマレジ Airレジ Square STORESレジ
    レシートプリンター
    mC-Print3

    BT・USB

    Ethernet・USBのみ

    BT・USB
    バーコードスキャナー
    BCR-POP1(在庫限り)/BSH-20U(後継)

    BCR-POP1+mPOPのみ

    公式情報なし

    BSH-20Uのみ
    キャッシュドロア
    mJ-Drawer

    BT・USB

    Ethernet・USBのみ

    自動開閉はBT必須
    カスタマーディスプレイ
    SCD222U

    未確認

    未確認
    一体型
    mPOP CBI

    BT・USB

    BTはスタンド/レジスター/リーダーiOSのみ

    ◯=各社公式に接続方法の記載あり △=条件付きで対応 ✕=当店で公式の記載を確認できず(2026年8月時点の各社公式情報に基づく。ご購入前に最新情報をご確認ください)

    Airレジで、BCR-POP1の在庫終了後もバーコードでの会計連携を続けたい場合は、Airレジが直接接続を公式サポートしているSocket Mobile社のバーコードリーダー(S700・S720・CHS)が選択肢になります。ただしUPC-Aコードや一部の書式は事前に機器側の設定が必要で、Airレジ側でもNON-PLU利用の設定・商品コードの設定を別途行う必要があります(S700・CHSは1次元専用、S720は2次元読み取りに対応したハードウェアですが、Airレジでは1次元での運用のみとなります)。

    ※調剤レセコンとの連携そのものは、レセコン側がNSIPS®(エヌシップス)という規格に対応しているかどうかで決まりますスマレジ公式サイトより)。導入前に、お使いのレセコンがNSIPS対応かどうかをレセコンベンダーへご確認ください。

    「うちのレセコンでも本当に読み取れるのかな?」▶︎次は現金まわりの機器を見ていきます。

    現金対応:キャッシュドロアの選び方

    ポイント:現金でのお支払いにも対応できる必要があるため、キャッシュドロアは基本装備です。

    窓口負担分の会計は、保険調剤・OTCどちらの会計でも現金でのお支払いに対応できる必要があります。キャッシュドロアは、レシートプリンターのドロアキック端子に接続しておけば、会計確定時に自動で開閉します。別途配線工事などは不要です。

    据え置き型プリンター(mC-Print3等)と組み合わせる場合は別体のキャッシュドロア「mJ-Drawer」を、一体型モデル(mPOP CBI等)を選ぶ場合はドロアが本体に内蔵されているため、別途用意する必要はありません。mC-Print3はスター精密製のため、EPSON製ドロア(DMA-48ED3等)とは電気信号が異なり組み合わせられません。同じくスター精密製のmJ-Drawerを選んでください。

    窓口では、保険適用分とOTC医薬品分で金額が分かれて見えることがあります。カスタマーディスプレイ「SCD222U」をmC-Print3・mPOPに接続しておくと、会計金額を患者さま側の画面にも表示でき、口頭確認の手間を減らせます。スマレジ・Airレジはいずれも公式に接続方法を案内していますが、Square・STORESレジについては当店で公式ガイドを確認できていません。

    据え置き型と一体型、どちらを選ぶか

    ポイント:カウンターの広さと、レジ台数で選び方が変わります。

    プリンター・ドロア・スキャナーがそれぞれ別の機器として独立している据え置き型と、プリンターとドロアが1台にまとまっている一体型があります。カウンターの広さと将来的な拡張のしやすさで選び方が変わります。

    据え置き型(mC-Print3+キャッシュドロア)

    プリンター・ドロア・スキャナーを別々の機器として設置します。複数台のレジを並べる薬局や、故障時に1台だけ交換したい薬局に向いています。接続方式もBluetooth・LAN・USBから選べます。

    一体型(mPOP CBI)

    プリンターとドロアが1つの筐体にまとまっています。カウンターが狭い薬局や、配線をできるだけ見せたくない受付での設置に向いています。バーコードスキャナーを追加する場合は、お使いのPOSサービスに応じた機種を選んでください(次の見出しで解説)。

    スマレジをお使いなら、プリンター・ドロア・カスタマーディスプレイが1つの型番でまとまった「mCシリーズ POSレジフルセット」という選択肢もあります(スマレジ対応、iPadは別途必要)。3点を個別に選ぶ手間を省きたい場合はこちらが近道です。Airレジ・Square・STORESレジでの利用については、このセット商品のページに対応の記載がないため、個別に機種を選ぶ方法をおすすめします。

    「うちの薬局はどっちが向いてるんだろう?」▶︎導入前に確認しておきたい点を整理します。

    導入前に確認しておきたいこと

    ポイント:レセコンとの連携可否、対応POS、領収書の記載事項の3点です。

    1.レセコンがNSIPS対応かどうか

    対応していない場合、金額バーコードの発行自体ができない可能性があるため、レセコンベンダーへ事前確認をおすすめします。

    2.使っているPOSサービスへの対応

    機器ごとの対応状況は前の見出しの一覧表にまとめています。プリンター・ドロアはほぼ全POSで対応していますが、バーコードスキャナーとカスタマーディスプレイはPOSによって対応が分かれるので、表で確認してから購入してください。

    3.領収書・レシートの記載事項

    保険調剤の領収証には、通常のレシートとは別の記載ルールが関わる場合があります。これはPOSレジ側の設定というより、レセコン・会計システム側の仕様に依存する部分が大きいため、既に使っているレセコンベンダーに確認しておくと安心です。

    複数店舗を運営している場合、5台以上かつ税抜10万円以上であれば大口注文の対象です。まとめて機種を揃えたい場合は、まとめて見積もりを依頼した方が手間も費用も抑えやすくなります。

    「結局どれを組み合わせればいいんだろう?」▶︎最後に機種ごとの対応をまとめて比較します。

    主な機種の商品ページ一覧

    ポイント:対応POSは前の一覧表の通りです。ここでは各機種の役割・接続方式・購入リンクをまとめます。

    機種 役割 接続方式 特記事項
    mC-Print3 据え置き型レシートプリンター Bluetooth/LAN/USB バーコードスキャナー・キャッシュドロアの接続先になる
    BCR-POP バーコードスキャナー USB(プリンター経由) 2026年6月30日にメーカー販売終了・在庫限り。mC-Print3・mC-Print2・mPOP専用(TM-m30系には接続不可)
    BSH-20U(後継機) バーコードスキャナー USB(プリンター経由) BCR-POP1の後継
    キャッシュドロア mJ-Drawer 現金収納・自動開閉 プリンターのドロアキック端子に接続 別体型。スター精密製プリンター(mC-Print3等)専用
    SCD222U カスタマーディスプレイ USB(プリンター経由) 任意。会計金額を患者さま側にも表示
    mPOP CBI プリンター・ドロア一体型 Bluetooth/USB 省スペース

    ※対応POSは前の一覧表を参照してください(2026年8月時点の各社公式情報に基づきます。購入前に各社の公式サイトでもご確認ください)。

    よくある質問

    Q. 保険調剤とOTC医薬品を同じレジで会計できますか?

    POSレジは受け取った金額を現金・キャッシュレスで処理する機器なので、会計の種類によって使い分ける必要はありません。保険点数の計算やレセプト請求はレセコン側の役割で、POSレジはその結果を受け取って会計処理をする、という役割分担になります。

    Q. レセコンとPOSレジを直接連携できますか?

    レセコンがNSIPS®対応であれば、スマレジと連携可能です(スマレジ公式サイトより)。Airレジも、レセコンが発行するNON-PLUバーコードを読み取ることで会計と連携できると公式サイトで案内されています(Airレジ公式サイトより)。Square・STORESレジについては、同様の公式案内を当店で確認できていません。導入を検討する場合は、各POSサービスとレセコンベンダーの双方に直接お問い合わせください。

    Q. BCR-POPは今も購入できますか?

    スター精密は2026年6月30日をもってBCR-POP1の販売を終了しており、在庫限りの販売です。後継機種として「BSH-20U(USB)」「BSH-20B(Bluetooth)」が案内されています。スマレジ・STORESレジは後継機種の公式接続ガイドがありますが、Airレジ・Squareでは後継機種の公式ガイドを確認できていません。

    Q. 複数店舗分をまとめて注文できますか?

    5台以上かつ税抜10万円以上のご注文であれば大口注文の対象です。複数店舗分をまとめてご依頼いただくと、見積もり・納品の手間を1回にまとめられます。

    まとめ

    調剤薬局のレジ選びでまず押さえておきたいのは、「レセコンと連携できるPOSレジ」を探すことではなく、レセコンが確定させた金額をそのまま受け取り、現金・キャッシュレスの会計処理をこなせる周辺機器一式を揃えることです。

    据え置きでしっかり組むならmC-Print3+キャッシュドロア、カウンターが狭ければmPOP CBIでまとめる。バーコードスキャナーはBCR-POPが在庫限りのため、お使いのPOSサービスに応じた機種(スマレジ・STORESレジはBSH-20U、Airレジは在庫のあるうちのBCR-POP+mPOPまたはSocket Mobile)を選んでください。

    機器と合わせて、レシートロール紙(58×80×12)のような消耗品も切らさないよう、導入時にまとめて手配しておくと運用開始後にあわてずに済みます。

    ▶︎この記事を書いた人

    STORESTORE編集部
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  • 【レシート用と別物?】キッチンプリンターとは?仕組み・選び方・対応機種

    【レシート用と別物?】キッチンプリンターとは?仕組み・選び方・対応機種

    結論:こんな時は、これを選ぶ

    ・スマレジ以外(Airレジ・Square等)でも使いたい → 汎用LAN対応レシートプリンターをキッチン用に兼用

    「mC-Print3」の商品ページを見る →

    ・伝票をとにかく厨房に飛ばしたいだけ → キッチンプリンター専用機(対応はスマレジ・ウエイターのみ)

    「TM-T90KP」の商品ページを見る →

    ・レジ本体の設置場所からすでに離れた厨房がある → 接続方式は有線LANが基本(Bluetoothの専用キッチンプリンターは現状ラインアップなし)

    キッチンプリンターとは何か

    ポイント:レジ本体とは別に厨房へ置く、注文伝票専用の印字機です。

    キッチンプリンターは、お客様に渡すレシートとは別に、厨房側に注文内容を自動で印字するための専用プリンターです。レジで注文を入力すると、会計を待たずにその場で厨房へ「キッチン伝票」が飛びます(Airレジ オーダーの公式ヘルプでもこの呼び方が使われています)。

    飲食店で「オーダーを厨房に口頭で伝える」「伝票を手で運ぶ」という工程を機械化する役割を持ち、複数のホールスタッフが同時に注文を取る店舗ほど効果が大きくなります。

    レシートプリンターとの違い

    ポイント:印字トリガーと設置場所が根本的に違います。

    レシートプリンターは会計が確定した瞬間にレシートを出す機器で、基本的にレジ本体のそばに設置します。一方キッチンプリンターは注文が入力された瞬間に伝票を出す機器で、レジから離れた厨房に設置します。

    1台で兼用することも技術的には可能ですが、レジ横とキッチンの両方で伝票を同時に出したい場合は、印字トリガーが異なる(会計時/注文入力時)ため、2台体制(レジ用+キッチン用)にする必要があります。

    接続方式は基本、有線LAN

    ポイント:レジから離れた場所に置くので、Bluetoothより有線LANが主流です。

    レシートプリンターにはBluetooth接続のモデルも多くありますが、キッチンプリンター専用機は基本的に有線LAN接続です。レジ端末とプリンターの距離が離れていても、店舗のネットワークにつながっていれば安定して伝票を送信できるためです。

    Bluetoothは通信距離の目安が10m程度です(EPSON公式のTM-m30接続マニュアルで「プリンターがコンピューターから10m以上離れていないことを確認してください」と案内されており、mC-Print3のBluetoothもClass2仕様で同程度の距離が目安になります)。レジからキッチンまでの距離がこれを超える店舗では、そもそもBluetoothが選択肢に挙がりにくく、現状スマレジの対応表でもキッチンプリンター専用機は有線LANモデルが中心になっています。

    導入が向いている店舗・向いていないケース

    ポイント:ホールと厨房が離れている、注文を口頭で伝えきれない店舗ほど効果があります。

    向いているのは、ホールスタッフが複数人いて同時に注文を取る店舗、厨房が客席から離れていて口頭で伝えづらい店舗、フードデリバリーやテイクアウト注文が入り交じる店舗です。注文の聞き間違い・伝え忘れを機械的に防げます。

    逆に、カウンター越しにその場で注文を受けて即座に調理するような小規模店(キッチンカーなど)では、レジ本体と調理場所がそもそも近いため、キッチンプリンターを別途置く必要性は薄くなります。

    「うちの店に本当に必要なのかな?」▶︎次で選ぶときのチェックポイントを整理します。

    選び方のポイント

    ポイント:POS対応・複数台運用時の注意・耐油対策の3点を確認してください。

    1点目は使っているPOSサービスへの対応です。POSごとに、キッチン伝票を出す仕組みが異なります。

    スマレジ・ウエイター

    キッチンプリンター専用機(TM-T90KP等)が公式に対応しています。

    Airレジ

    レジ本体とは別の「Airレジ オーダー」というサービスに「キッチンプリンタープラン」があり、カテゴリー別・注文エリア別にキッチン伝票を自動振り分けできる公式機能があります。導入にはAirレジ オーダーの契約が必要です。

    Square

    「オーダーエントリーシステム」が公式にキッチン伝票(オーダーシート)印刷に対応しています。厨房設置向けにはStar精密社がmC-Printシリーズを推奨しており(一部モデルは防水性能なしのため非推奨としています)、対応プリンター一覧で確認できます。

    STORESレジ

    レシートプリンターとしての対応機種一覧は公開されていますが、カテゴリー別にキッチン伝票を自動振り分ける専用機能については、当店で確認した範囲では公式ヘルプに記載が見当たりません。導入予定の場合は運営元への個別確認をおすすめします。

    キッチンプリンター専用機(TM-T90KP・PriFlex GIANT LANモデル)自体は現状スマレジ・スマレジウエイターでの対応が中心のため、Airレジ・Squareで運用する場合は、各サービスのオーダー機能に対応したLAN接続の汎用レシートプリンター(mC-Print3・TM-m30など)をキッチン用に兼用するのが確実です。

    2点目は複数台での同時利用です。機種によっては3台以上の端末から同時に注文データを送ると印字エラーになる場合があるとメーカー側が案内しています。ピーク帯にホールスタッフが集中して端末を使う店舗は、この点をあらかじめ確認しておくと安心です。

    3点目は設置環境への配慮です。厨房は水や油が飛びやすい環境のため、スプラッシュカバーが付属する機種を選ぶ、または設置場所を油はねの少ない位置にするといった対策が有効です。

    「結局どれを選べばいいんだろう?」▶︎最後に機種ごとの対応POSを一覧で比較します。

    主な機種と対応POS一覧

    ポイント:専用機はスマレジ系、他POSとの併用は汎用LANプリンターが無難です。

    機種 接続方式 対応紙幅 対応POS 特記事項
    TM-T90KP 有線LAN(無線は別売オプション) 80mm スマレジ・ウエイター 短冊伝票対応・中央一点残しカット
    PriFlex GIANT(LANモデル) 有線LAN 80mm/58mm(選択可) スマレジ・スマレジウエイター スプラッシュカバー標準・キッチンベル内蔵・現在品切れ中
    mC-Print3 Bluetooth/LAN/USB 58mm スマレジ・Airレジ・Square(Ethernet/USB接続のみ)・STORESレジ レジ用・キッチン用を1機種で兼用しやすい
    TM-m30 III-H Bluetooth/LAN/USB 58mm/80mm(選択可) スマレジ(Airレジは非対応) 紙幅を80mm設定にすればキッチン伝票にも対応

    ※対応POSは2026年7月時点の各社公式情報に基づきます。PriFlex GIANT(LANモデル)は在庫状況が変動するため、購入前に商品ページでご確認ください。

    キッチンプリンター用のロール紙は、80mm幅の中でも外径が異なる種類があります。TM-T90KP・mC-Print3・TM-m30向けにはレシート用紙(80×80×12)、キッチンプリンター専用サイズとしてはレシートロール紙(80×70×12)が用意されています。設置している機種の取扱説明書で対応サイズを確認してから注文してください

    よくある質問

    Q. キッチンプリンターとレシートプリンターは兼用できますか?

    機種によっては兼用できます。mC-Print3やTM-m30のようなLAN対応の据え置き型レシートプリンターは、設置場所とPOS側の設定次第でキッチン伝票の出力にも使えます。ただし専用機(TM-T90KPなど)に比べると、短冊伝票への対応やキッチンベルなど厨房向けの機能は限定的です。

    Q. Bluetoothで使えるキッチンプリンターはありますか?

    現状、STORE STOREで取り扱っているキッチンプリンター専用機は有線LANモデルが中心です。レジからキッチンまでの距離がある環境では、通信距離に限りがあるBluetoothよりも有線LANの方が安定します。

    Q. Airレジ・Square・STORESレジでもキッチンプリンターは使えますか?

    POSごとに仕組みが違います。スマレジ・ウエイターはキッチンプリンター専用機(TM-T90KP等)が公式対応、Airレジは「Airレジ オーダー」の「キッチンプリンタープラン」で伝票の自動振り分けが可能、Squareは「オーダーエントリーシステム」が公式にキッチン伝票(オーダーシート)印刷に対応しています。STORESレジは、キッチン伝票の自動振り分け機能について当店で確認した範囲では公式ヘルプに記載が見当たらないため、運営元への個別確認をおすすめします。Airレジ・Squareで運用する場合、専用機よりもmC-Print3のような汎用のLAN対応レシートプリンターを流用する方が選択肢が広がります。

    Q. 1台のPOSで複数台のキッチンプリンターに送信できますか?

    機種によります。同時に3台以上の端末からプリンターへ注文データを送ると印字エラーになる場合があるとメーカー側が案内しているケースもあるため、複数系統への出し分けを検討する場合は導入前に販売店へ確認してください。

    まとめ

    キッチンプリンターは、レジのそばで使うレシートプリンターとは役割が別の機器です。注文が入った瞬間に厨房へ伝票を飛ばす仕組みなので、ホールと厨房が離れている店舗ほど導入効果が出ます。

    専用機を選ぶならスマレジ系のPOS対応を、他のPOSと組み合わせるなら汎用LANプリンターの兼用を、という基準で選べば選定を誤りにくくなります。

    ▶︎この記事を書いた人

    STORESTORE編集部
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