現金を保管するキャッシュドロワー(金庫)は、頻繁に開閉するものですから実用性をしっかりキープしたいですよね。
今回はキャッシュドロワーをピックアップし選定のポイントをご紹介します。
キャッシュドロワー選びのポイント
ポイント1 レジと連動するか?
まずはレジと連動するかどうかがポイントです。
「DKD」のマークがついているものは、レジやレシートプリンターに接続可能です。レジやレシートプリンター側も「DKD」に対応している必要がありますので、そちらも注意が必要です。
「DKD」対応タイプであれば、お会計の際に、レシートが印刷されると同時にキャッシュドロワーがジャーンと自動で開くようにできます。
たとえば、PRP-250 というレシートプリンター(左写真:PRP-250背面)の場合は、写真右下の赤枠内の穴にキャッシュドロワー(右写真:EB-350背面)の線を繋ぎます。
「DKD」に対応していないものとしては、手提げ金庫のようなものがあります。レジと連動する必要がなければそれで充分です。
ポイント2 お札とコインの種類をいくつ分けられるか?
お札とコインがどれだけ分別できるかは、キャッシュドロワー選びの大きなポイントです。
日本の一般的な紙幣は、千円札、二千円札、五千円札、一万円札の4種類です。ただ二千円札はあまり見かけませんから、3種類が収納できれば問題ない店舗も多いかもしれません。
硬貨は、一円玉、五円玉、十円玉、五十円玉、百円玉、五百円玉の6種類です。
分類して収納した方が良いですが、完璧に分類するとなるとキャッシュドロワーが大型になってしまいます。つぎのポイントである、サイズとあわせて検討するのが良いでしょう。紙幣や硬貨を完璧に分類しなくても、運用上問題がないことはよくあります。
ポイント3 サイズ
キャッシュドロワーは、お客さんから見えないレジカウンターの棚に収納することが多いでしょう。レジカウンターの上に置く店舗はあまりないと思います。つまり、棚に収まるかどうかが大きなポイントとなります。
さいごにストア・ストアで取り扱っているキャッシュドロワーの各サイズ比較表を作ってみました。皆さんそれぞれのお店に最適なドロワーを見つけ出して下さいね。
キャッシュドロア(中) DMA-48ED3
4札8硬貨 405(W)×480(D)×112(H)mm 約7.5kg
DKD対応
- → セイコーエプソン製は奥行きが非常に長い点に注意。
- → よく選ばれているサイズです。
- → カラーはダークグレイと白があります。
キャッシュドロア(大) DLA-58ED3
4札6硬貨 440(W)×460(D)×117(H)mm 約8.5kg
DKD対応
- → セイコーエプソン製は奥行きが非常に長い点に注意。
- → 横幅もかなり大きいのでご注意ください。
- → カラーは白のみです。
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