飲食店にて、お客様からのご注文を厨房に伝える大切な役割を担うのがキッチンプリンターです。
長く付き合っていく機器ですから、セールスマンに勧められるがままではなく、ちゃんと吟味して選びたいですよね。
そこで今回は、当ストアで販売しているキッチンプリンター3機種(スター精密のFVP-10、EPSONのTM-T90KP、TM-T70)について、実際にお客様とやり取りをしているスマレジ営業担当に、キッチンプリンターの選び方を聞いてみました。
ポイントは「設置場所」と「用紙カット方式」
インタビュアー(以下「イ」):
それぞれのキッチンプリンターの違いや特徴などを教えてください。
スマレジ営業担当(以下「ス」):
スター精密のFVP-10は、汎用性が高いものの奥行きが意外とあり、電源ケーブルやLANケーブルは背面に接続するので、寸法の公表値より+5cm程の余裕を持たせないと設置ができない可能性があります。
ス:EPSONのTM-T90KPは、キッチンプリンター専用に設計されており、高さはあるものの奥行きはわずか148mm。さらに上部の電源スイッチはシリコンで覆われており、背面のケーブル接続部を覆うカバーも付いていたり、水や油に囲まれたキッチン事情にはぴったりのプリンターです。
ス:対してEPSONのTM-T70は、スター精密のFVP-10と同じく長方形の作りですが、用紙カット時に一番端を残してカットする方式(パーシャルカット)なので、大量の注文がくるとこんな事に、、、
メーカーは合わせた方が良い
イ:状況に応じて吟味が必要そうですね。営業の立場から選択する際の注意点はありますか?
ス:性能面で大きな違いは無く、結論から言うと、どれを選んでもちゃんと機能します。
ただし、注意してほしい点をしいて言うならばプリンターの出力エラー時です。
使用するシステムによっては店内の別プリンターからリトライできる機能があるんですが、この時の出力先がメーカーの異なるプリンターだと文字化けや動作不良を起こす場合があります。
ですから、複数台のプリンターを使用する場合、メーカーは揃えていただくことをおすすめします。
おすすめの組み合わせ
イ:揃えるといっても、店舗ごとに様々なケースが考えられます。具体的にはどのような組み合わせがいいのでしょうか?
ス:お客様によくご提案させていただく、2つのパターンがありますのでご説明します。
case1
ホール:FVP-10
キッチン:FVP-10
ス:レジでもキッチンでも場所と用途を選ばないオールラウンダーなのがスター精密のFVP-10。
がっしりとしたタフな作りですが、万が一にも不調があった場合は他の場所から持ってきて、ほとんど設定を変えることなく入れ替えることができます。きれいな平面なので他の機材と並べても収まりが良く、文句無しにおすすめです。
case2
ホール:TM-T70
キッチン:TM-T90KP
ス:EPSONのTM-T70はカット方式の都合上、キッチンプリンターにはあまり向いていませんが、スター精密のFVP-10に比べてコンパクトな作りです。
少しでもスペースを節約したい飲食店のレジ場にもすっぽり収まる寸法になっています。
そんなTM-T70とキッチン用途に設計されたTM-T90KPがベストな組み合わせです。
イ:使いやすさや汎用性、店舗のスペースなど優先事項によって組み合わせは決まってくるわけですね。
さて、いかがでしたか?
お料理はもちろん、せっかくですから機器にもこだわって、あなたの店舗に最適なキッチンプリンターを導入しましょう。
2017年6月8日
新商品 キッチン&レシートプリンター PriFlex GIANT 新登場
高機能でいて、低価格。今までの常識を覆すキッチンプリンターが新登場。ミニマムスタートを考えてる店舗も安心して導入できます。
詳しくは高機能・コンパクト・低価格。キッチン&レシートプリンター「PriFlex GIANT」をご覧ください。
キッチンプリンター TM-T90KP
スマレジ・ウェイター対応、LAN経由で動作するLAN経由で動作する中央一点切り残しカットに対応、キッチン専用プリンターです。
キッチン&レシートプリンター PriFlex GIANT (有線LANモデル)
有線LANタイププリンター。高性能、コンパクト、低価格を実現した、レシートプリンター。また、シンプルで飽きのこないデザインなのでお店の雰囲気を邪魔しません。
バイヤーセレクション
ストア・ストアのバイヤーがオススメする、こだわりの商品をご紹介。商品の比較や利用シーンコラムなど、店舗運営に役立つ記事を掲載していきます。