プリンターサプライ、レシート用紙の消費量ってどのくらい?
さて、今回はレシート用紙の消費量の目安について書いてみたいと思います。
前のバイヤーセレクションではレシート用紙のえらびかたをご案内しましたが、
「いったい自分のお店はどのくらいのペースで消費するのだろう?」
「どのくらいストックしておけば安心なのだろう?」
と、お悩みになった方のために、補充に役立つ消費量の例を挙げてみたいと思います。
前回のおさらい
レシート用紙を買う時のポイント
- 紙の種類
- 保存期間のながさ
- サイズ
ここではあまり触れませんので、前回の記事をご覧くださいね
レシート用紙のえらびかた
レシート用紙は1か月でどのくらい減るのでしょうか?
レシート用紙は、用紙切れになったときにすぐ買えるものではありませんから、ある程度ストックしておかないと心配です。
しかし、買いすぎても保管場所も必要ですし。。。
そこで、以下はどの程度消費するのかを計算した結果です。
一般的な小売の場合
一日の平均ご購入客数(取引数) | 20件 |
レシート1枚あたりの消費量 | 15cm |
1日平均して20件のお客さまが商品を購入されると仮定します。また、レシート1枚あたりの長さは平均15cmとします。(最小限値平均です)
レシート用紙の消費量
20件 × 30営業日 × 0.15m = 月間 90m
月間90m × 12か月 =年間 1,080m
80mm × 80mm × 12mm 中保存レシート用紙 約18巻(1巻の紙長を 60m と仮定)
58mm × 40mm × 12mm 中保存レシート用紙 約64巻(1巻の紙長を 17m と仮定)
飲食店の場合
一日の平均ご購入客数(取引数) | 20件 |
レシート1枚あたりの消費量 | 15cm |
一日の平均注文数(オーダー数) | 200注文 |
テーブル伝票1枚(1テーブル)あたりの消費量 | 30cm |
半券(チビ券)1枚あたりの消費量 | 3cm |
1日平均して20件のお客さまが来店されると仮定します。1件あたり、10回の注文があると仮定します。
レシート用紙の消費量
20組 × 30営業日 × 0.15m = 月間 90m
月間90m × 12か月 =年間 1,080m
テーブル伝票の消費量
20組 × 30営業日 × 0.3m = 月間 180m
月間180m × 12か月 =年間 2,160m
半券(チビ券)の消費量
20組 × 10注文 × 30営業日 × 0.03m = 月間 180m
月間180m × 12か月 =年間 2,160mの消費量
合計=年間 5,400m
80mm × 80mm × 12mm 中保存紙 約18巻(1巻の紙長を 60m と仮定)
上記から
1年でレシート用紙が最低90巻必要となり、1か月分購入する場合は、80mmレシート用紙の場合 8巻が目安となります。
最適なストック数は?
上記から考えますと、店舗にストックするレシート用紙は
一般的な小売業の場合
80×80×12 中保存タイプ 1か月あたり=1店舗で 2巻~4巻
58×40×12 中保存タイプ 1か月あたり=1店舗で 5巻~8巻
飲食店の場合
80×80×12 中保存タイプ 1か月あたり=1店舗で 8巻~11巻
これはあくまで最低限を仮定して割り出しました。
記者の経験上、上げた数量の1.5倍~から2倍は常時使用していましたので、少し多めにすると繁忙期なども安心できるでしょうか。
(新人のトレーニングで使用したり、両替でドロアのみを開けてみたり、点検や精算で印字してみたりと、店舗にいますとレシートを出力する機会は実は多いのです)
あくまでも目安となりますが、いざという時にレシートが出せない状況は回避できるとおもいます。
常に意識しなくとも、必要数がわかれば無駄を省けるのではないでしょうか。
いかかでしょうか?ご購入の際の参考にして頂ければ幸いです。
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