今回の記事は、一部の方にとっては閲覧注意レベルの記事になってますので、現時点で察知した方はこれ以上スクロールしないことをおすすめします(笑)
この記事を書いてる私自身も、”彼ら”が現れるだけで悲鳴を上げて飛び跳ねてしまいます。
できれば、この記事を書くのも少し躊躇するくらいです。
ただ、少しでも皆さんに現実を知ってほしいというところから、この記事を書くことを決心いたしました。
もう、わかりましたよね?
そうです。レシートプリンターのゴキブリ(害虫)被害についての記事ですです。とくに冬場は要注意なんです。
たとえば、お店の営業が終了し、さて帰ろうとなったときにレシートプリンターの電源を切るのを忘れてしまったってなると、レシートプリンター内部は機械熱で暖かく、害虫が付け入る隙間もあり、照明も完璧で(いい感じで暗い)ゴキブリからするとそこは三つ星ホテルへと変貌します。
その三つ星ホテルの噂は、口コミでどんどん拡がり、お仲間がどんどん集まってきてしまいます。
想像するだけでもゾッとしますよね。。
彼らは集まってくるだけでは終わりません
害虫は集まってくるだけはございません。
生き物なので、今度はそこで用(糞)を足すようになります。これが一番厄介です。
厄介っていうのは衛生的にもそうなのですが、レシートプリンターのメイン基板などに用を足されてしまうと故障の原因にもなってしまいます。
実際に当社に送られてくるプリンターの故障ランキングは以下のようになってます。
- 1位 害虫被害
- 2位 湿気や水濡れ
- 3位 落下などの外的要因
堂々の1位となってます。。送られてきたダンボールには故障した製品と、害虫が同梱されてるといったこともあるので、担当者はビクビクしながら開封するくらいです。
害虫の被害に合わないためには
レシートプリンターは安いものではありません。
一台うん万円もする代物です。できれば、そのような事が原因で買い替えしなければいけないといった事態は避けたいものです。
害虫の被害に合わないためには、とにかく使用しないとき、営業が終了したときには、電源を切ることが大事です。
彼らは暖かいところを望むので、機械に熱を持たせないことがもっとも重要となってきます。
もっともっと完璧に防ぎたい!と方は、使用しないときはレシートプリンターごと害虫が発生しない場所へ移動して保管してください。
ただ、コンパクトなレシートプリンターならまだしも、大きいものであれば毎回移動させるのは大変なので、あまり現実的ではないですよね。
防虫のための設計考慮を施したレシートプリンター
そんな中、害虫被害を少しでも減らすべく、防虫設計が施されたレシートプリンターがスター精密から登場しました。
それは、ここ最近のバイヤーセレクションでも何回か取り上げている「mC-Print3」です。
-バイヤーセレクション過去記事-
コンパクトPOSレジプリンター頂上決戦!TM-m30 & mC-Print3徹底比較!
国内導入店舗30,000店!「スター精密 mPOP」の最新状況!
こちらの「mC-Print3」は、防虫のために次のような設計が施されてます。
- ・プリンターの外装ケースと、中のメイン基板の間にスポンジを挟み込み、基板の上に害虫が糞をできないようにし、ショートをさせない。
- ・できるだけ侵入できないように、密閉性を考慮。
ただ、あくまでも「防虫のための設計考慮」ということで完璧に侵入を防ぐことはできませんが、故障のリスクはかなり軽減されるかと思います。
スター精密さんは実際に、「mC-Print3」と害虫を密閉された空間に放置し、印刷作業を繰り返し、害虫にも餌を与え続けるといった実験を半年間繰り返し行いました。
その結果、「mC-Print3」は壊れることなくしっかりと機能したそうです。
いやー、素晴らしいですね。
“いいモノづくり”には普段目には見えないところで、こういった作り手さんの努力があるものなのですね。
いかがでしたでしょうか。
故障リスクがぐっと上がってしまう害虫被害。
未然に防ぐことができれば、防ぎたいですよね。
- 1.利用しないときは電源を落とす
- 2.利用しないときは面倒だが、プリンターを安全な場所に移動させる
- 3.防虫設計が施されたプリンターを選ぶ
これらすべて実施することができればほぼ完璧と思いますが、それはさすがに大変なので、どれかを実施するように心がければ、害虫による故障リスクはぐっと下がるのではないでしょうか?
バイヤーセレクション
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